• 28 Feb
    • オペラ・ホフマン物語/新国立劇場

      ホフマン物語/新国立劇場1階14列ひさしぶりのおらがむらでオペラです。フィリップアルローのホフマン物語は、2003年プロダクションで4度目の上演。15年経ってるし、わりと保守的なプロダクションだけど、舞台の色彩、照明はうつくしいし、このころはまだお金がかけられたんだなぁという豪華さもあるそんなの。最大限の敬意を表して観劇したいんだが…。なんだかもうここんとこ毎度おらがむらは…よくないねぇ。ずいぶん血の通っていない公演でした。初日だからというのは織り込み済みですからね…。舵取りがいないんだろうなぁー。ずいぶんコミュニケーションが取れてないようにみえてしまう。『ホフマン物語』ってなんですかね。オペラってなんですかね。段取りグダグダなままってナメられてんだよね…あーあ。って、感じてしまったことに悲しくなるので、また自分的によくない。観劇体験はひとそれぞれであってそれが正しいから、今日とても良かったと思ったならそれでいいし、そういうひとが、こんなネガティブ星人みてしまったらごめんなさいって謝る。わたしにとっては、もしかしたら、主張がない点では、プロが国立劇場に乗ってるのに、自主公演や発表会にも及ばんかもしれんよね。だいたい国立劇場が、オペラ公演を打つのに、見た目よしとか歌手の顔を撒き餌にすんなよ。スター街道?そんなのどうでもいいわ。押しつけがましいわ。美しい顔が観たいならテレビでイケメン眺めてるわ。顔じゃないし、声だけじゃないし、歌なんじゃないの?歌心じゃないの?どうしたら歌心って伝わってくるんだっけ。今日のメゾは体調悪いけど歌いますでも、ニーベルハイムから召喚されたひとのってても、ただ立って歌ってるお大根でもしょうがないとしてさもうもうもうなんなのぉーー!心がねぇよ。ちぐはぐ。この劇場の作り手にオペラ愛はあるのだろうか。悲しくなってくる。日本の国立劇場の不甲斐なさはどうでもいいんだが。幕ごとに少しずつ減っていく客席。だんだん冷めていく拍手。悲しいことだなぁ。ホフマン物語は大好きなだけに、こういうのに出会うとツラい。だいぶツラい。お家帰ってカーセンの極上のホフマン物語の映像みながら思い出しながら、オペラってなんだっけ?劇場の夢なんだよー夢でいてくれよー。しかもあれは映像では微塵もその良さを見せてくれないすばらしいプロダクション。幕が開いて、舟歌の場の衝撃はすごかった。あれは初見を映像にしてはいけないの。たぶん、シネマオペラに行く位なら観ないほうがいいほどの劇場愛。そういうのーー。監督がピットから振り返って、客席降りしてるジュリエッタのJe te l'abandonne!のとこでクスって笑ってるの。ジョルダン萌えるな。洒脱でかっこいくてオトナで楽しくてっていうのやってよぉー。ちくしょーめー。インテンダントを出せぇーーあっいないんだったw完全蛇足だけど、そういえば、どっかの雑誌に初めてでも安心観劇スタイルみたいなの載せて、30万円のワンピースとかで、そんなのみんな雑誌の世界だとわかってるのに、新国立劇場の広報が言葉足らずにやっちまって軽く炎上してたねー。そういうズレた感覚の職場なんだろうな。一部のオペラスキーには大ブーイングの招聘歌手に日本語で台詞いわせるこうもりもさ、自らぺらぺら日本語しゃべってくれる歌手はいいけどさ、どうも言わされてる感があったりして、そんなの望んでねぇーし、それが嫌で、あのこうもりは行けなくなってしまったなぁ。わかってんのかなぁあの劇場はそういうの。

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  • 25 Feb
    • 二月花形歌舞伎/博多座

      二月花形歌舞伎/博多座去年2月松竹座の松也の知盛がとても印象的で、もう1度観たいと思いながらもかなわなかったので、博多座!知盛!やってくれるの!行くーーー!!!あたし、もはや舞台の松也だいすきだな。スーツにちょんまげなのに格好いいんだよ。お染のごちそう役みたいにでてきた船頭松也の着流しの男の色気ったら!着流しの腹からお尻のどんっと後ろ姿にたっぷりな肉付きぃー男ー!うぉぉー。肉厚最高!たっぷりした男っぷり。合掌。知盛の渡海屋主人の品のありすぎないギラつきかたにも胸熱だし。台詞のよさ、艶やかな声、充実の役作り。どきんとしちゃうわねー。松也の知盛、お七義経で、2人の間にピリっとしたものが流れてよかった。松也、お七にオファーしてくれてありがとう!!松也の知盛は向こう20〜30年こういうものが観られるんだなーとおもうと嬉しい。お歌舞伎は30年がかりで同じ役を30回観たりするロングスパンリピートものすなー。あとすけのつぼねを…あぁお七がやればいいじゃねーか。碇知盛で1点どうしても納得がいかないというかなんでかわからないというかえええー?っておもったのが、岩場に上っていく途中で、わたしの席からは、安徳帝に晴れやかに手を振ったようにみえたこと。親戚のおじさんかよ?!あんた親戚のおじさんだけどそのひと天皇だから!という点であって、ねぇなんで?恨みがなくなったというのはよーくわかったけど、いきなりハートフル…。ちがうだろーっ去年もそうなってたのかな…そこまでの芝居に押されて覚えてないけど…こういう直球で人間的な温かさをもったとももりんって初めてのタイプ。天皇にこんな投げかけありえないとおもうが、公式の場じゃないとすればぎりぎりなくはないのかもしれない。渡海屋で仮面親子として共に過ごしたことを考えれば情や愛着がわいてしかるべきではあるが。また、すけのつぼね自害のとこで「こちのひと」を連発していて、全くこのふたり、できてるように見えないふたりだなだったんだけど、実は男女の仲だったの…?え?てゆうかすけのつぼねも知盛より位がたかいでないの?だめだよね。だけど堪らなく魅力的だったんだよね。松也の知盛。これみて、ふっと、あああこのひと三役完演する気まんまんだ、たぶん真逆の別れを権太でやるんだなんてことをおもっちまったんですね。えんざぶろうさんが「音羽屋は写実的」って書いていて、確かに、長刀や矢をなめるのもやらないし、もちろん仏倒れもやらない。澤瀉屋は型だわなーと思った次第。リアルな鑑賞の手引きたすかりますー。渡海屋大物浦の上演記録をながめてて、1回きりのひとがこんだけいるなか、去年の2月にやってまた今年の2月にやれるだけ充実してるしみごたえあるしもっと観たい知盛だったな。2時間あっという間。全体見えてるなーあんだけの熱演しても迫ってくるし、歪さが少ない。…また松也好き💖を深めてまった。いつ権太やるんかねぇ。まだ格好良すぎると思うけど、いまの勢いだとこのひときっとやりこなしちゃう。楽しみ楽しみー。コクーンの吉三て4年前くらいのはなしか。うーんあの印象から4年程度でこんなとこくるとは…。この間に松也に何が起きたの…?お七の七役はいろんな可能性を持ってて面白かった。お七の廃退美がさしこまれるのたまらんよなー。気のふれたおみっちゃん(だっけ?)でどーして松也にいさんを久松さんと間違って迫るアレ無いのぉぉーーー(違)しかし、150分長かった。そりゃ現インテリおもだかやの旦那は最後の30分だけにしちゃうよって。でもお染の七役の上演記録に猿翁がやった3時間というのがあった。なげえな。容赦ねぇな。そうそう女方がみんなきれいかかわいいになってしまって、ああゆうブサ恐ろしいのまただれかやってほしいな。来月の松也は滝の白糸。観たことないけど鏡花もんなので、エロくないのになんだかざっくりエロそうであってほしい。ああと、さいごに、磯異人館の橋之助くんすごくがんばっていい芝居してたよね。ぜひともまっとうな立役に成長してください。だいたいお出かけ観劇は土曜にするんだけど、今回は、切符頼むとき、もしかして2月の土曜は…とおもって土曜にしなくて大正解であったよ。土曜だったらもんのすごい心の波風たったにちがいない。で!そんな月水土で部活動だと思って回りまくった髑髏城season月をおえた翌日早朝にプレスリリースがありまして、松也!マクベス役!!!メタルマクベスでぐるぐる劇場出るってよ!きゃーーーきゃーーーー!やばーーーい!!やばいやばい松也やばいぐるぐるやばい!鳥の千穐楽ぐるぐる劇場内でばっりばりの歌舞伎役者オーラを放っているのをおみかけして(ご立派)、あなたも新感線出たらいいのに…歌舞伎NEXTには出てなかったんだよね…だけどきっといいよね…いまだよね…でも着流しじゃクッソ決まりすぎてシャレにならなくなってそれじゃあんまり面白くなよねって妄想したー。着流しじゃないのきたー!出てほしかったー!髑髏の後、どっかなんか1本、松也入んないかなって思ってた!!!歌えるし台詞も芝居も抜群にうまいし濃いしでかいしヤバイもうやばさしかない。ありがとう新感線さん…このタイミングで松也に声かけてくれてて( ;∀;)楽しみ。エロくて格好良くてやばい松也楽しみにしてる。松也にいさんはいま脂乗り切ってクッソ格好いいとこなのよーーステージアラウンドはいろいろいわれてるけどさ、まわりなんもないとか劇場寒いとかみづらいとか(たしかにみづらい)トイレ列すごいとか平成N村座を経験しているかぶきちたちにはたいしたことない問題だわよー。まわるのもたいがいだいじょうぶなはず。わたしはむしろ気持ちいい。(このひはトラブル続きでなんとか福岡に上陸しいの、すみませんすみませんすみません続きになったのでいろいろひみつだが、祝メタルマクベスで、いちおう記録はのこしておきました。チャンチャン)

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  • 24 Feb
    • ミヤギ能オセロー~夢幻の愛~/静岡芸術劇場

      ミヤギ能オセロー~夢幻の愛~/静岡芸術劇場今日はSPACのミヤギ能オテロ―に行ってきました。先週まで毎週末楽しく楽しく豊洲でまわっておりまして、今週末はなにみますー?博多座おかわりでも、歌舞伎座でも、ローエングリンでもよかったんですが、どれも自分で自分の想像がついてしまったんですわ。マハーバーラタ・ナラ王の冒険はみにいったひとから話は聞いていて、そんなうちに歌舞伎座でマハーバーラタ戦記がかかって宮城さんという演出家は、普段どんな芝居をかけているのか気になってたし、この料理の味は…っていうのは春に行けたらと思っているしで、新しいことしたかったし、静岡に行ってみました。印象が渋滞してしまって(20回観たもんとはちがうので…)交通整理まで。言葉のアピールがすごく多いなぁ。ムーバーとスピーカーに分かれていて、ムーバーも時々台詞を言う。ムーバーの衣装には女性は日本語でシルバーのプリントショールにはカタカナで単語が書かれている。男性は上半身日本語(しかも肩に乗っかってたりする)、下半身英語でオテロのセリフが綴ってある。全員書いてあること、位置はバラバラ(バックステージツアーで衣装さんが一人ずつ手作業なる旨の解説)スピーカーの台詞に難しい内容語彙があるわけではないのだけど、同じ内容を言葉を変えて、追いかけっこのように台詞を言ってて、その上、舞台に日本語、英語で字幕は出てるし(日本語は一部)、監督の達筆な映像でるしで言葉の密度が濃い。そこに打楽器系の演奏が入るので、なんだか劇場体験として、ふとした隙間を感じられないというか逃げ場がないような。全部埋め尽くされる。聴いてないようで聴いてるようで聴いてないようでやっぱ聴いてたくらいというのができない。鑑賞後にその言葉を思い出すようにの意図のようなのだが、情報過多で消化不良になって、なんかこう、なんも出てこないわたくし…。キプロス島でオテロによって命果てたデズデーモナの魂魄がとどまっていて、巡礼の僧にそのいきさつを語り最後は浄化される能形式の模様。舞台は黒い光沢のうえに檜板の能舞台が拵えてあって、海に浮かぶ島の様子。冒頭、デズデーモナが所作台から海へ降りて、ぴょんとまた舞台にもどってくるのが、このひと、もうひとではないんだな、がすぐわかる所作ついてました。間狂言からイアーゴの陰謀が語られていくんですけど、そこわらっていいのか、あえて笑わせてないのかーどっちー。オテロとデズデーモナが惹かれていくのもわかるんですけど、あれ?これで魂魄が留まってる…の?殺された時が一番近づいたし、わたしも一番の愛の瞬間はそこだとは思うんだけど。デズデーモナもう運命だと思ってんじゃないの…あれ?という根本の謎に出会ってしまったオペラ脳。いやおもわぬ魂魄の留まり方をしてしまったということなんだろうか…。魂魄なんてそんなふとした瞬間的なんかもな…そうだな。オテロの手のアイディアは、禍々しくて美加理さんの表現力も強くて、殺されるけど愛ですねーと納得させられましたわ。だいぶサイズ感がでかいんですけど舞台ですから。よく練られているんだけど決め手にかけるというか西洋の神とはソリがあわない気がしてしまったよ。もっとも西洋の神ではないのかもしれないが、そんなのいなくていいのかもしんないが、既成概念にとらわれてるといえばそうだけど、神様の居所がよくわからなくなってしまった。舞台奥に波上にセットされた5,000個(て言ってたとおもう)の新聞紙でつくったつるし雛は、三途の川を表してるとのこと。三途の川かーうーん。あああとハンカチが、いちごのハンカチってなっててなんでいちごなんだろう?いちご…?え?静岡だから(そんなとこ…?)正義の象徴?悪に染まらないなの?そうなのそうすると、また神様混乱してくるわー。10月のマハーバーラタ戦記のスケール感と劇場幅的に、お歌舞伎とは親和性があったっていうのは感じたし、自分で確かめられた。シェイクスピア劇、オテロと親和性があったかは謎。能は1,2度しかみたことがないので、そっちは不明。監督が会場時にドア前でいらっしゃいませー楽しんでくださいって声かけてて、開演前にも舞台前で監督から気軽に楽しんでくださいっていう前説があり、終演すると、またお見送りしていて、自分がやりたいことをやるために巻き込むってすごいなーっていうことなのかなぁそれとも劇場文化の使命ということなのかなーということを思ったりした。あと劇場を通期で観てもらうこと前提なんだろうなーということも感じたわ。いろんな劇場行くけど、アウェイ感がわりと残ったなぁ。人の感じは悪くないのになんとなく。オタクが集まってるとこって空気感が楽なんだけど、なんだかそうじゃない。富士山が見えてるとまた違うのかもしれないなぁ(ガスってうっすーらでした)、箱の強制力がおおきくてあと客席数に対してスタッフの数がめっちゃ多かった。大箱もののわたくしなんだ…。芝居を観るアンサーって…いるんだっけ?べつにいらないのか。ふとしたときに思えばいいのかなー。ごちゃごちゃ考えながら、ようかんぱん食べつつ、こだまで帰りました。

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  • 21 Feb
    • 髑髏城の七人season月及び下弦の月まとめのようなもの2

      上限文字数に達し、保存できないとエラーがでたんで、エントリ分けました。髑髏城の七人season月及び下弦の月まとめのようなもの1はこちら。(ようやくおおむね完成だよーん 2018.4.3)下弦ロスー?なんねーよ!あたしそういうの幾度も乗り越えたから!なんておもってたんですけど、いま4月になって下弦の月観たいです。羽野太夫に会いたいし、霧丸が成長するのみたいし、でんでんででん!ってでてくる天魔王さまおがみたいし、無界屋で笑ってる蘭兵衛に震えたいし、兵庫ー!やっちゃえーって盛り上がりたい。みんな、いたのに、いなくなってしまった。記憶の中のものになってしまった。夢の跡ですわね。修羅天魔、最初のうちはうっほーいだったんですけどね、デラックス弁当であることには間違いないんですけどね、新作ならではの粗さもあるし、4度目ではっきり、あたし…下弦の月が大好きじゃん…って気づいたのよ。いや大好きだと思ってたけど。大好きじゃなかったらあんな通わんけど。下弦の月の1幕終わりの無界屋から髑髏城に移っていくシーン。すばらしかった。脚本の完成度としてもすばらしかったし、修羅天魔で沙霧ちゃんがいってる「仲間と一緒に1つのものを作る騒々しさと厄介さと楽しさと」(戯曲本P.67)の、あれ。あれが下弦の月には詰っていた。この台詞で、あたしは下弦の月の楽しさに戻ってしまうのね。それを通り過ぎた修羅天魔を観たら、切なくなっちゃうじゃないか!くぅー。―――――(3月初めくらいのある日)細かいの書くと言いつつ最後に観た2月17日から2週間経ったわ。ずしゃーーーっと書いてあるものはあるんだ。だけど、もうさ、時間がたつほどに、思い出すと悲しみで、それを読み返せない。楽しかったねぇー下弦の月。髑髏のお城に帰りたいのに帰る道がないんだけど。いいのよ、それで、次に行かなくちゃなんないから。≪ガールズ&荒武者隊≫ガールズは羽野太夫に、荒武者隊は木村兵庫にしっかりついていっててきちんといきがあっててよかったね。期間後半、おきりを応援するのとかかわいかったし。荒武者隊は兵庫のおっとう大事にしてたし。アネキ、アニキと交流がよかったですわ。わたしが今回一番好きな場面は、1幕終わりの太夫のお歌から蘭兵衛がお城に行くところだったの。兵庫と太夫がお酒酌み交わしてて、太夫が歌いに行って兵庫がひとりで飲んでて、ガールズと荒武者隊がわちゃわちゃてってて楽しそうで、踊りだすと、ペアのいないガールズが兵庫誘いに行くっていうとこねー。無界屋2階から霧丸が物思いに眺めていて、蘭兵衛が襖あけてでてきてね。霧丸があ!って降りて追いかけてくの。楽しくて、ちょっと物悲しくていい場面。ありがとうございました。≪髑髏党≫天魔王ガールズ…え、2人いるの…おおぉぉ。華でした。天魔王さままじめだからあんまり侍らせ感なかったね。せっかくならもっとやってもよかったよねw生駒潔癖コーナー笑デコルテな衣装かわいかったのぅ。霧丸にかみつかれる剣布とかありましたねぇ。鉄機兵はいろんなことしはじめてておもしろかった。水車小屋で兵庫と小競り合いしてるとか、スケボー隊たのしかったです。≪いん平≫ずるい…もう名前がずるい。ありがとう。いやぁぁぁーーダンスも猿になって下手に移動して階段上るのもシルエットがカマキリになってるのもだいじょぶだっぺか?って言っちゃうだいじょぶだっぺかっぷりも。こういう変なおじさんがささえてるのよね新感線。上弦の仁平もかなりいいかんじだったので選び難いー(なにを?)っておもってたわー。だいじにしてください、へんなおじさん。≪中村贋鉄齋≫ずーっと丁寧にやってると思いきや後半の後半、気が付いたら自由枠になってたわ。なんかかわいかった。偉い人に怒られちゃう。待ってーステファニーっていう日があったんだよ。≪千葉狸穴/家康≫この人の家康大好き。どしーんとしててゆるがない。大詰めの笑い飛ばすとこも、二度と顔を見せるでない!もあたたかかった。ああゆう気持ちでわたしもみてた。若者に付き合っていいお芝居をありがとう。≪伊達渡京≫この人最初は裏切りメガネ男をよくトレースしてて、だんだんだんだんオリジナルにおもしろくなってったよね。ちょっと外してる感じなのにむちゃくちゃ間合いがいいし。霧丸といいコンビをやってくれて、笑いをさすタイミングもくれて、もう勝手におがんでた。ありがたうありがたう。最高にぶっ飛んでた1月31日ソワレは忘れませんwそして本丸にはいれないわたしの心…宮野くんのラジオきいてやっぱりねーって思ったり。廣瀬くんの3月14日の髑髏城振り返るブログが本当に素晴らしくってあぁやっぱりそうだったんだねーそっかそっかぁーありがとう、だからわたしも大好きになっちゃったんだなって。だからさ絶対全部板の上に乗るのよ。やってきたもんが。客席はそれ観えるし感じるんだよね。観てるほうも同じ気持ちだったよ。ありがたいね。あーまた切なくなっちゃうけど進まなきゃね!---≪松岡霧丸≫素晴らしかったねぇー。ステージプレゼンスが最高ねー。体のキレがいいし、見栄えもいい、愛嬌もあるし、パワーもあるし、努力もする、そして理屈じゃない何かも持ってるなぁー。あたし、大好きだよね、こういうひと。どこで身につけたんですか?っていう芝居すんの。表情がすごくいい。目の前で、「お前の刃は明日に向かってるんだろ!だったらオレは助ける」ってやられた日は、ここを配券してくれたチケット大明神に魂をささげようと思ったワ。後期わたしの中では彼が真ん中に立ってました。正月にNYで、おそらく今、世界一のステージであろうハミルトン観てきて、その直後にみても彼はよかったんだよな。物足りなさを感じなかった。それって相当だとおもう。若いからどんな仕事を選択していくのかどんな仕事に出会っていくのかわかりませんから必ずいい仕事に出会いますようにと祈ってるっていうか事務所の営業さんがんばってーー。だけどこんなこ、作り手がほっとかないわー。次の出演予定はよー。≪木村兵庫≫まんま兵庫さんでした。田舎武者で、いきがってて、でも格好良くて、最高だったでしょー。子分を思う気持ちも、無界屋の自称用心棒も、ほんとにいい感じで、太夫にちゃんと惚れてるのに、なんだか蘭兵衛をちゃんと立ててるんだよ。んまー。髑髏城に行くとこと、わたしが観た中で1回だけ大詰めでも、太夫の手を取ってエスコートしてるの震えたよね。またカテコでは、最初に兵庫に戻ってるのをみせてくれて、立ち位置測るのうめーな。ほんとにいい兵庫でしたわ。回し蹴りステキでした。≪羽野太夫≫かわいかったなーよかったー。無界屋の女主人。極楽太夫がこの人じゃなかったらこんなに通いませんでした!最初観たとき、羽野晶紀にでれったLINEを方々に送ったわ。オリジナルキャストが古典の舞台にのるってふつう体験できんのです。どうかとおもったんです。が、威力がすごかったなー。すべてが極楽太夫。この人のもんなんだな。かわいらしさ、きっぷのよさ、おんなっぷりのよさね。揚巻さんってこんなだろうっておもったんだ。これ歌舞伎役者に現代の歌舞伎だっていわれたのわかるわ。羽野太夫はもってるもんが深いし、深くなったんだろうし、それでいてちゃんと明るいの。こういう大人がいて、安心したよね。ほんとうに救いの里だった。救われた。みんな救われたよー。蘭との関係をどうするのかすごく気になるとこだったけど、最後まで見せてくれなかったのが素晴らしいなーと。これ、あえて見せなかったんだとおもうんだ。ちゃんと絆はある。恋なのか、愛なのか、仲間なのか、どれだかわかんない、くーそれ最高ね。なのに兵庫にほんのり芽生えた恋心みたいなのをかんじたのもまたムフフでした。あの兵庫さんにああこられたらそうしますよねー女ですものー。いい女でした!≪廣瀬蘭兵衛/蘭丸≫このひとねー興味深かった。すごく素直な人。蘭がはまり役すぎて、ずっと無界屋と髑髏城往復しててほしいとおもった。だけどちゃんとはまるように努力したんだよね。ステキだなー。すごい美人。なのに近くで観るとめちゃくちゃ男で、なのに美人で近づいてきてわぁぁーってびっくりした。背は大きくて、顔もちいさくはない美人でこれめっちゃ舞台で有利。まーとにかくそこにいる存在がなんだか罪深い。無界屋でたのしそうに馴染んでいる蘭兵衛ってほんとに罪深いわー。「だいじょうぶ、太夫を心配させるようなことはしないよっ(フワっ)」うそつけーーーww最初は影が薄いと思ったんだけどふわっとしすぎて気づかなかったんだよ。あたしが。蘭兵衛さんのふわっとした佇まいにずいぶん騙されていたわね。蘭丸については12月はフェミニンに感じていたのに、1月に入ってからだんだん男になってきて、2月の最終回むっちゃマスキュランな男になってたね…どした?1月入ってからだんだんやばさが増してきてそんな時間かかったら公演おわっちゃいますけどー!楽しいなーてんまおう!て自らいうとかひどすぎて、毎回、蘭兵衛!ひどすぎるよー!って太夫になってたあたし。3月14日のエントリはもうもうありがとうね。こんなラブレターをば。夢のような公演期間ってあるんだよね。同じ釜の飯を食った仲間はどんなにぶつかっても大事だし、座長の元でおしごとした日々は永遠なんだよねぇ…。板の上のもんがすべて。やってるほうも人と人だから、関係性でよくもわるくもなるし、繋がりに心動かされて人が集まるんだよな。だから、下弦の月が大好きになったんだなーととはいえで、ブログ読みながら答え合わせをするような気持ちになりました。こんだけ素直に言葉にしてくれたら、観に行ったほうもうれしいもんです。ありがとう。またどこかでお会いしたいね。≪鈴木天魔王≫はじめましてこんにちは。あなた誰ですか?!?!あなたどこで何してた人ですか?!っておもったよー。そもそもいろいろな世界に疎いわてくしですが、びっくりしましたわ。お上手で。しかも自分が観たことないような濃度とスタイルの芝居するのよ。だけどお上手なの。リピートしまくったら毎回舞台で周りの調子で調整してくるの。はー。これはね。気配りすごい。最初のうちはとてもぴりぴりしてたし緊迫してたけど、でもそれが結構心地よかった。表情がすんごいついてるんだけどうるさくない。的確なんだな。台詞のまわし方も声をじゃらつかせるのもいいタイミング。このひとすんごい努力してここまできたんだろうなーとおもったよ。顔はキレイだけどその他はコレといったガツンとした特徴があるわけじゃない。1こずつ、信頼されるシゴトしてきたんだなぁ。劇団にいたわけでも、いわゆる教育を受けた感じもしないけど、叩き上げでここまで役者になるひとがいるんだなぁ。こういう職人系役者になると、ふつう手堅い脇に配されるような気もするんだが、2.5次元のスター。お客さんもついてる。芝居は上手。新しいなぁー。折をみてなにか観に行ってみようと思っている。いわゆる2.5次元モノで育った役者さんは、観たこともないし周りに観る人もいないし存じ上げませんでした。今回下弦髑髏は、2.5次元舞台の経験者が多いようでしたが、知らん世界で舞台モノが底上げされてたんだなーという印象。またさ、ちょっと脱線するけど、たぶんすずきひろきくんとか、廣瀬くんについてるファンの御嬢さんたちって、めちゃくちゃ観劇マナーがいいのね。オペラの上げ下げ以外、微動だにしてないんじゃね?って。普段おカブキのヒドイのになれてるから感動しちゃったわ。観るほうの熱気、気持ちっていうのも舞台に必ず反映されるよね。ここに新感線の舞台がばっちーんとぶつかったのってすごいたのしかった。ジワがおきたのわすれないもん。こういう若い子(若くない子もいていいけど)が、こんだけ観劇慣れしてるって、ええことだなーって、2.5次元界隈の皆さんに、なんだか感謝もした。いろんなパターンがあるとは思うんだけど、観劇道というのはつながっておるので、舞台モノにはまると、いろいろ観に行く人が少なからず登場するわけで、おカブキやオペラハウスにいずれきてくれるかもしれないわけでしょ。もしくはそれがつまんなくなって、廃れたとしても、それにとってかわる楽しい舞台がどこかでつくられるわけでしょ。観劇人口が増えれば増えるほど、今後の観劇ライフ安泰ー。わーい。ちなみに髑髏城もいいけど、こういうのガチでいいなーとおもった方には、ワーグナーものをおすすめしとく。世界最強のガチ商品ですからー。年に一度聖地でイブニングドレスやタキシード着て、高純度ヲタ集会が開かれたりするよ。バイロイトで待ってるー。いろいろ舞台が観られると、世界は楽しいんだな、これ。今回、異ジャンル役者の大集合みたいになってたとこもあるんでしょ。好きな役者について新感線みにきて楽しかったっていうひともいるわけで、好きな人について外に出ていくと、それはそれで楽しい世界があったりする。あたしはそうやってくっついて楽しい世界をみせてもらって、ついぞ、大好きな役者が、わりと若くして亡くなってしまい、来月観られない現実に直面しないように、日本で舞台を観るのを一時やめてしまったのですわ。でも結局何か観たくて、自らオペラ行き初めて、すごいたのしくて、世界に出て行って、すんごいのが広がっていて、また、こころがひろくなって(?)、日本でも観られるようになった感じ。観劇たのしいが手許にのこったんだなぁ。だいぶはなしとんだけど、こういう新しい役者さんに出会えてまたたのしいなとおもっているところ。髑髏城の七人の下弦は本当にステキな出会いの連続でした。≪宮野捨之介≫このひとねーがんばったよぉ。いやみんな頑張ったんだけど、わたしがいうのもなんですけども。新感線の看板背負って、限界を超えてすっからかんになってたよね。最初はばばーんと明るさや熱量をだして底抜けの明るさを感じてたんだけど、だんだん現実になって、何かを模索し始めて、どういうわけだか前期後半2幕、天魔王最期から大詰めまで、捨さん闇落ち状態になってたり12/23、ニヒルなキャラに性格いっきにかわちゃったり12/25、後期はライヴュに向けて、1回演技プラン安定したんだけど、また2月入って落ち気味になってたり。いや、わかるけどさー明るく振舞いながらおちるのもわかるよーなんとかがんばってー役作りなのー?役作りでもあるけどなんか違う香りもしてるよねー。んもーこのひと、そういうめんどくさいことも含めてよかったんだよね。おまけに他人のめんどくさいことにもとことん付き合ってあげられそうな優しさがあるよね。祝がんてつさい復帰公演で元気になってよかったな!って明るくカラッと言ったのが印象的で、このひといいひとだな一緒に仕事したいなって思った笑。そういうのが魅力なんだろうなー。宮野くんは本業俳優じゃなくて、マルチタレント的声優なんでしょ。違う畑からやってくるのは刺激があって、刺激的。印象は初日に思ったことはあまり変わらなかったけど受け入れられるところがたくさんあったな。1幕の捨さんは明るくて派手ででもなんか持ってて本当に良かったんだよ。浮世の義理も昔の縁も(ブレス無し) 三途の川にすてのすけだって台詞はダークにいってて、そのあとの明るい捨さんと対比になってた。この人の本当の声ってリリックで軽いほうのなんだろうなー。きっと女の子口説いたりする台詞はすっごく甘くていいんじゃないの。そこを影もあって男がでかい捨之介にしたい!っていう感じで作ってたんだろうな。宮野くんは見得きるのが勢いあってばばーんとしてたねぇ。だからどうにも見せ方的には所作の雑味も目立ってしまうんだけども、あーたのライブじゃないんだよっ!っておもったりもしたけれど、刀を傘に納めるのは、ずーっとそのタイミングなのか…だったのが、2月に入ってから納めて、手を払って音に合わせるでよくなりました。そのあとちゃらーく無界屋ガールズと絡むのがきまってたんで、女子との絡みはもっとみたかった。沙霧版もよかったかもしんないけど、女衒って感じじゃないし、沙霧にちょっかい出しすぎて、鬱陶しいんだよおっさん!言われて傷ついて鬱陶しそうだから、助け合うジャックナイフ霧丸でよかったとおもう。天と役を分けた捨は2幕の出番が少ない故に難所続きになるのね。2幕出端から蘭に斬られるとこまでは、沙霧から霧丸になったことで、難所中の難所になってしまった。沙霧は捨さんに斬りかかって、なんで避けないんだ!ふざけるな!っていうあの捨さんの大きさでこのあと捨さんが暫く登場できない場面にも印象を残せるんだけど、今回、結局、1幕無界屋で霧丸にお説教する延長になったわけで、それであの長く捨之介がでてこない場をつなげられるか?いやちょっと難しかったし、技術的なものもあるし、気が付いたら技名を叫んでいる主人公…だったよね?な違和感がややあった気がしなくもない。天魔王最期から、髑髏城を行きて抜け出すとこも、全力で生きたからーボロボロになってる感を出したかったのかもしれないけど、舞台の上はリアルでなくていいのよ。リアルさを見せればええのよ。台詞が粗くなって全部同じリズムになっちゃってて、その語調だけが印象に残って、そうすると言葉と感情がーわーそこなーーー。大詰めで家康さんにこの首渡せばっていうのもこれをどう演技するかで全然変わっちまう超難所でしたね…。わたしは12月9日にやった芝居が一番好きでした。またこれが、今回のキーのひとつだったのかもしんなくて、気になって気になってしょうがないのは、キリのキリで、霧「すてのすけー金はー?」のあと、捨「いらねぇよ、その金はお前のもんだ、すきにしろぃ」霧「だったらオレは城を作る!あんたの城だー!」ってめっちゃ霧丸ピンスポ状態芝居締めるぜ状態になっててさ。あれれ?そういえば、前回までは、好きにしろぃのあとに沙「なんでなんにもほしがらないのー」捨「オレは…捨之介だから…!だけどその捨之介って名も捨之介だ!新しい名前を探す旅に出るよ!お前が救ってくれたこの首にふさわしい名前をな!」のめっちゃ晴れやかな捨さん、沙霧との一連のやりとりがなくなった…これぇぇぇーなんで…。捨てるってのは簡単じゃねぇなとか言ってる場合じゃないわよーお願いだからちゃんと新しい名前探す旅に出て。またお前死ぬ気かよぉーちょっとさーてなるからー。まぁあれ捨さんと沙霧でなんだかそかはかとなくお互い照れ隠しみたいな雰囲気になるのがたまらないけど(サダヲだもの)、男同士でカットされたんかね。だから霧丸にバトンが繋がれたら感出ちゃったのかね。そういうわけで、松岡霧丸くん立派にまとめ上げました。舞台に立つと姿がいいのーこの子は本当にすごいできる。表情もいいし動きも綺麗だし声のドライブ感も大変よろしい。いろいろあったけれど、それでも千穐楽をあきらめられたかって、下弦の月はめちゃめちゃ愛したけれどもね、この子については、絶対にもっといい役がくるしできるとおもったから最後の霧丸に会いたいとはおもわんかった。新しい霧丸の役をあんだけにしたのはすごいこと。次のもっともっといい役でお会いしましょう!…7年後だったらちょうど年恰好的にもいいじゃないかねー。お客を呼べる役者になって、名乗りを上げているのを観たいわねー。この子にやってほしいなぁ捨之介。

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    • 髑髏城の七人season月及び下弦の月まとめのようなもの1

      髑髏城の七人season月及び下弦の月、千穐楽おめでとうございます。新感線公式さーんこんなん2幕上演中にあげといたら、みんな泣いちゃうでしょー!(2018/2/21 16時閲覧 公式ツイ画面スクショしました)大きな実がなりましたね。ほんとうに楽しませていただきました。今晩は豊洲界隈であそこよかったよね…うん…(黙りあう)あれめっちゃかっこよかったよね…うん…(黙りあう)あのときさ、こうだったよね…うん…(黙りあう)もう…会えないんだね…(黙りあう)やめてぇぇーーやめろよぉぉーーーって傷心している乙女たちがいるんでしょうね。(それ、9月1日、夏の終わりのわたくしたち)今回は煎餅まきにはいかないきっといかないたぶんいかないと決めていて、勝手に温め育てた下弦の月愛に、やっぱりどこかで見届けたい気持ちもあったわ。捨・天・蘭のどれかにずぶったひとは、キャラの救いようのなさにもっともがいているはず。わたしより髑髏城に苦しんでいる人が行ったほうがいいと思ったし(夏の日の恋、経験済…)、自分の周りでおシゴト苦しんでる人がいて、ここまで2か月半、時に平日ソワレもほいほい浮世の義理を捨之介して登城した日々を思って請け負うことにしたし、さいごにお声掛けいただいて、わぁぁーーってなったけど、みんないろんなご縁で支え合ってるから。関東荒野からちょっぴり離れたところから心の中で月を見上げましたよ。髑髏城の七人ってなんでこんなにいいんだろうねぇ。キャラ立ちしてて、いい脚本で、だけどけっこうガチ受け商品なのに、普遍性もあって、苦悩もあって、たのしいよねぇー。ステアラ1年ぐるぐるしまくってすごい動員したろうし、普及して、リピーターも増えたろうし(ここに)、7年に一度とか言わずにもうちょっと短いスパンでかかんないかな。捨も天も蘭もやりたい役者がたくさんいるでしょ。いろいろ観たいよ。あたし ルートヴィヒⅡだったりしたら、「余はこの金で髑髏劇場をつくる!ぬしにぴったりの劇場だ!」ってやるから…あ…あいつ…ついでに髑髏城築城しちゃうな。まぁね、演出チームが同じもんばっかでへたってくるか。今回、演出チームが上弦に稽古付けて、それを上弦から下弦につたえたってなんかで読んだけどさ、観客的には問題なかとよ。あたし下弦大好きになったし。これ、今後、歌舞伎方式で演じたことある人が伝える方式ができるじゃん。(ってそれはゆるさないわよね…演出家が健在ですし)で、わたしの下弦の月最終回2月17日のエントリで【1】2018年2月17日下弦の月(公演回数61本目)【2】season月≪下弦の月≫前期後期通して【3】2チーム制の試みとseason月【4】髑髏城の七人というお芝居なんて章立てして、裏目次つけて、思い出をまとめ始めたものの、ろ、ろんぶん…ろんぶん…?…って苦しみ始めて、この章立ては論文の亡霊だ!論文は消えたんだ!俺たちは修了して自由になったんだ!なったなった。髑髏学位は要らんわ。下弦の月は髑髏城でぐるぐるしたいということで出てる誰かが好きでもなくむしろ知らない状態で行ってみたらばーあらまー!たのしい!なもんでした。そら座組がよくて、芝居がよくてあたたかくて勢いがあってノリが良くて楽しくてそしてノスタルジーもちょっと感じられたらな。いい舞台だよ。みんな見事にはまり役でしたねぇー。実年齢と役をあわせる必要は少しもないけど、ここまで当てはまって決まると気持ちがいいわ。捨、天、蘭の3人が、実年齢のままもしくは年齢差構成そのまま演じていて、違和感がなくて、大人になりきれないのがね。あたしがこの年齢ゾーンにいるから、実感としてわかるけどもどかしいからやめてーってなりつつ、揃うとふっと戻っちゃう瞬間に共感してたんかもしんないな。この関東荒野の小屋も髑髏城も今を生きる追憶なのよ。同じ舞台は二度とない、そんな生き物に惹かれて劇場通いをしているわけだが、2ヶ月半コンスタントに観続けると、一回性の中に変遷が見られて、ついでに自分の気持ちの変遷だったりもして、それも楽しいもんでした。一応お正月挟んで、前期後期に分かれてました。正月明けたから、ぱきっと芝居が変わるもんじゃないが波や深まり方は前半後半感じるものはあったわね。------------------------------------細かくて長い感想はそのうち下に残すはず------------------------------------やっぱりうっほーいって回ってた8月、season月のキャストが発表されたとき、わたしいろいろ疎いもんで、なにがなんだか、だれがだれだか、特に下弦の月は、羽野晶紀以外わからねでした。だけど、あの上弦下弦の勢揃い拵え写真見比べて、下弦の捨之介、やる気に満ちたいい顔してんなーいくならこっちかねぇとうっすら思ってました。ああゆう写真って、お稽古する前だし、役がどうこうはまだない状態だけども、今後の舞台の出来がちゃんとあらわれるよね。新感線さんは写真盛り盛りで最早絵だけど、表情はちゃんととらえてる。下弦は11月に機材トラブルで上演できなくて、あら、かわいそうにということがあって12月の1週目に登城して、あぁこれは…この座はいいわー。兵庫かっけええ、捨さん熱くて大きくて濃いし、天魔王さま激うまいし、羽野太夫の愛につつまれるあたたかいお芝居。新感線さんは商業ベースでいろんなタレントさん使って、目的を優先させているのはすばらしいのよね。世界中の大箱公演が好きなわたくしとしては共感しつつ、やっぱり妥協線をさぐりつつ、感じのよさとか肚のすわりのよさとか板に乗る一定レベルに達しててほしいんだわ。じゃないと、わたしがたのしくないの。下弦の月は、モンスターもいないかわりに、チームワークが良くて、全員がきれいに許容範囲にのったうえでのお芝居だったのよ。だから髑髏城をみんなで生き抜く主張をすごく感じたわ。穴もないしバランスいいし熱量もあるし噛みあったー。初日のほうに行くのは、よかったらリピートしたいのもあるけど、何をみせたいかがストレートなんだな。稽古場からもってきた、お客さんにみせたいものの主張があるかないか。確かに馴染んでない部分もたくさんあるだろうけど、いいのそんなの。( 一定レベルに達さないとそもそもこれが実現しなかったりな… )木戸銭とってるプロなんだから、だんだん良くなっていくのなんて当たり前で、そんな学芸会みたいなこと言うんじゃないのー。そこでかかってる舞台になんらかの主張があるか。自分にとっていいものか、好きかどうかは、初めのうちでももうだいたい決まるのね。上弦、下弦、両方とも観に行って、上弦は後半もう1回みてもいいかなーとおもいつつ、切符にゆとりがあるわけじゃないし、もっと行きたい人が行けばいいんだよ、わたしじゃないとおもってやめたんだ。上弦もおなじく愛せたらよかったよね…。偏愛した貴様如きが何を言うだけど、気持ちはほんとうにそうなんだよ。上弦ラスト福士捨の公演終了シール貼るおさしん、いい顔してたね。あんな心もとない顔してポスター映ってたのにー。どちらも盛況のうちに千穐楽となってよかったです。2チーム制にして同じ台本とはいえ演出・音楽は違うとこもあったし、わたしにとってのアンサーがみつけられなくて上弦は1回でおわっちゃったけど、上弦好きな人は上弦に通ったんでしょうし、両方行く人もいたでしょうし、みんな需要がイロイロでおもしろいなー。どうせ円盤髑髏5巻セットで買わされるんでしょうから、出たら上弦も観てみようと思う。ダブルキャストじゃなくて2チーム制にしてまったくちがう空気感の、2つのお芝居ができたの興味深かったね。廣瀬くんの楽前日のブログ(毎度、感受性と表現が最高ね)に『明日は上弦の生活感のなくなった楽屋』ってなことが書いてあってなんだかじんわりしてしまったり。これはさびしい…。こういうのまたやってほしいけど、どうなんだろうね?衣装道具は全部2セット必要だから、上手ロビーが狭くなってたね。役者的には、人間国宝のおじーちゃんならこれでもいいけどね。1日おきに拘束されるわけだしさ。仕事が多種の人は、1日おきに別の仕事ができていいのか?今回、どちらにも体調不良でキャスト交換の助っ人があらわれたり。これはとってもいいこと。日本は舞台に穴、言語道断!何があっても出るの是!みたいにしてて、なんだか違和感あるんだわ。あんまりムリしないでくれたらいいよね。NYは役者が週何本以上舞台に立っちゃいけないルールがあったりオペラ歌手はわりとキャンセルがふつうだし、体調以外でも、到達点に達したら(飽きたら)、公演期間中に降りる人とかもいるし。レパートリー制じゃないとむずかしいとはいえ、芸に対して自分の体を大切にしてもいいよね。学生のころに新感線はときどき観に行ってて、でも髑髏のお城の年には当たってなくって、そのあとも歌舞伎は好きだが、コーライ屋は別にーだったんで、そんなかんじでずいぶん時がたっておりましたわ。髑髏城がなにかしらないで、7月にまわる劇場見学に行ったら気が付いたらたくさん回ってたんです。コワーイ髑髏城…。season鳥は骨の髄まで阿部捨にとちくるって、阿部捨が好きすぎて死にそうになってたんですわ。ほんとうにさよならしたくなかった。だけど千穐楽を迎えると捨之介さんとはさようならだ…もう会えない…最後に会いたい永遠の捨之介さん…阿部捨さん…さようならーうわーん…って9月1日に盛大にお別れしてきたんですわ。もう二度とあんな思いはしたくねぇけど、またあんな思いをしたいね。season鳥はseason鳥を愛したってゆうか結局最後はひたすら阿部捨之介を愛しまくったんでした。まさか冬にそれ以上回ることになるとは思いませんでした…。客席が回る反則技の外連と、そこにある土と草木のかおり、たぶんエグザクトリー現代最高傑作髑髏城の七人に骨の髄まで役者阿部サダヲが立つをみてしまったもんで、ビフォー鳥髑髏、アフター鳥髑髏になりましたよ。そいで過去毎週福岡に飛んだアレでさえ、(まーあれはモロに人柱が立ってしまった感があって)ショーの出来とキャラ祭りすぎる本を疑問に思い始めてしまったんだな。いい舞台にはなったと思うんだけど、もちろん愛もあるんだけど、そうなったときにやってほしかったことが、すごく上手くやれたばっかりに、いまいち実現しなくて、熱量が上がりきらなかったところに下弦の月がぶっこまれまして、あぁぁぁーあるじゃんかーこういうの!下弦の月は気がついたら随分愛してましたわ。ここで今みんなで生きる、座のエネルギーが素晴らしかったです。宮野捨さん、おつかれさまでした。この人が座長じゃなかったら勢いと熱さとかこういう雰囲気の良さはでなかったんだろうなー。すばらしい座をひっぱったなぁーほんとうにナイスファイトでした。この先もっともっといい仕事すんだろうなっ。そいじゃ帰りに豊洲でぐるぐるするかねーで千穐楽付近まで2か月半、毎週毎週、こんないい舞台をたくさん観られて、思い残すことなく自分的最高でしめくくれて、すごくありがたいです。この上演にかかわった製作スタッフ、キャスト、ウラの皆さんもオモテの皆さんもみんなみんなありがとう。必ずまたお会いしたいです。思い返すと胸いっぱいでどうしたらいいのかわからないね…今週末はもう豊洲に行けないの…本当にいい座!またこのチームでやってほしい!けど、みんなが活躍してたらそれでいい!楽しかった!都心からすぐなのになんもない豊洲の市場前、関東荒野のステージアラウンドで髑髏城の七人がかかったのがど真ん中だよな。小屋が生きたもんなぁ。劇場周りは何も無いし劇場の座席は観づらいけど、いい芝居がかかるってそういうことじゃないのよね…。向こうに大都会を見渡す劇場風景がすごく好き。こんな不便不便といわれながらもワクワクするような楽しげなハコで働いてたら、終演して、朝まで飲んで語らって、朝日浴びて海沿いてくてく歩いて、ぐるぐる劇場おはよー!今日もよろしく―!って超早入りで、おーここのベンチで寝るよ!そして起きたらイイシゴトする!って妄想しながら、開演前、劇場通路のベンチに座ってたヨ。(そんなことはね、そういう良き時代じゃありませんからねー)2020年東京オリンピックを前に、ここは解体され、更地になって、選手村が建って、あぁなくなってしまった…夢じゃなかったけど、劇場の夢だったんだって噛みしめに市場前にいっちゃったりするよねぇ。―――――細かくて長いの時系列がゆがんでいるけどまぁいいとして。※HTMLタグで4万字こえて保存できないとエラーがでたんで、エントリ分けました。 まとめのようなもの2はこちら。2018年4月3日につづきをまとめました。

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  • 17 Feb
    • 劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月20回目/ステージアラウンド東京

      劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月20回目/ステージアラウンド東京6列下弦の月、土曜日週末の最終公演です。最高に楽しい回でした。最高だったんで、今日を私の下弦の月最終回とすることにしました。12月2日から2か月半、ほんとうにありがとうございます!今日のエントリはまとめにはいるんで以下4章立てですよ。熱いうちに書くから重複すんのも、要確認もたくさんでますが、とりあえず。【1】2018年2月17日下弦の月(公演回数61本目)【2】season月≪下弦の月≫前期後期通して【3】2チーム制の試みとseason月【4】髑髏城の七人というお芝居※で、いこうとおもったんだけど今日のところは【1】で力尽きたわ千穐楽おわったらつらつらまたやろうかね。【1】2018年2月17日下弦の月(公演回数61本目)これまでの19回分の観劇は全部宝だけど、今日は、笑ったし泣いたし楽しかったし、本当に素敵な公演でした。下弦20回目の観劇、最高でしたわ!14時マチネ1回公演は、わたし、月ではこれがはじめてだったのよね。ソワレにたくさん行ってたもんで、いつもの開演時間に終演して(14時開演18時終演)、充実感とともにまた気持ち的に始まれそうな清々さ。わたし的最高の回になったから、気持ちよく笑って、ここでseason月のわたしのラストにすることにしたの。楽しかった!ありがとうございました😊もうそもそも今回は煎餅まきにはいかないことにしていて、はて、どの辺で終わりにしようか1月後半からぼんやり考えておりました。最高だと思える回がきたらーが理想といっても、結局楽しいから行きたくなっちゃうわけで、それでもなんとなく2月10日か12日をXデーにしてたんですわ。なのに10日が名残惜しいムード満開の間合いでここを最後にしなくても…で、12日が霧丸~~~ってなっちゃって、いやそらちがうだろ!ってわたしの中の捨之介さんがダメだすもんだから、14日いったのよ。ただ、この日ってなんとなくお題目が『下弦、春の蘭祭り』だったし(よいのです、愛ですから)、芝居自体もここへきてなんだか苦しくなっちゃって、死に場所探してるのに、さまよってる状態じゃん、命の捨て所わかんなくなっちゃったよ、あたし。そのまま7年間苦しむんか…髑髏城…。なんてめっちゃ苦しみながら(ほんとめんどくさい星人ねぇ…)17日に行ってまいりましたの。どこで思いはじめたか忘れたんだが(要ログさかのぼり)下弦の月は、オトナになりきれない髑髏で、それがもどかしさ懐かしさ心地よさを生んでて好きだなーと。すごくいい雰囲気だったの。いい芝居だったの。今日の天魔王最期の場、宮野捨と鈴木天が昔に戻ってガチでケンカしてたんだよね…言葉尻の回し方に長年の親しさが感じられたわ。若かったらなおさら、あいつのやりかた気にくわねぇとか、お互い、殿に仕えてなかったらあんなやつ!とかイライラしながら、それぶつけ合って言い合って傷つけあっちゃう若気の至り的間柄だったんだろうなー。ふたりが昔に戻ったみたいじゃないかー!(昔を知らんけどー!)いいなぁーこれ!下弦の月は、オトナになりきれないオトナたちでここまできたんだなぁ…😢それにふわっとマイペースに罪深い廣瀬蘭入れた3人って、それぞれ大人になってるのに大人になりたくない部分が髑髏城に集結してそこにハイライト。役と役者が重なり合って、人間の感情が色鮮やかに、時にむき出しに、有機的に絡み合う回にここで出会えて本当に嬉しいねぇ。ここまで過去ログ読んでる方はわてくしが宮野捨さんを好意的に思ってるといいながら随所で辛いなとお思いでしょうが、その通りなんですよ。このひととても目立つタイプなもんで、いいとこもよくないとこもすごく目立つんだわ。1幕のちゃらくて明るい感じとかすごくいいし、(所作の雑味は個性と言う名の仕方ないにせよ)うまくやってるし、この捨さんともオサラバかって、名残惜しくなるくらいに好きなのだわよ。2幕になると出番がそんな多くない代わりに難所が次々現れるもんで、演技の技術と若干の心の波風かもだと思うんだが、意味を持たせて言えば場に対して独善的に聴こえて目の前に相手がいるんだよーそこに掛けあえー!っていうのがさ、(たぶん)疲れてくると余計目立ってたんだけどもそういうのが…今日の天魔王さまへの呼びかけには親しみがあったの。そうだよ!宮野氏!それー!いつもすずひろ氏に話しかけるようにして(て…普段知らんけど)、そこの昔の天魔王さまに話せばいいんだよ!!こんなふうにできるじゃねーかよぉ。家康さんに迫るのも最初の頃の気迫を感じた。なかなかよろしい捨之介さんだったんじゃないのっ!すずひろ先生は、いつでも、的確な芝居をしてきますもんで、彼の天魔王さまも、おもいっきり昔に戻っていたな。そんなのは殿じゃなーい!って蘭も(捨も)好きじゃなかったのね。わかるわー。貴様ごときにこの俺が?ってすっげームカついてたし、だまれだまれぇぇーとかむっちゃダダこねてたわー。捨さんとこういうガチな喧嘩別れ(最期まで)になってイライラしたまま落ちてったのね。感情むき出しでおもしろかったな。このひと、そーう♡ここが石垣山とかいうひとになるとは…w捨さんと蘭が自由タイプの芝居するから、毎回調整役になってて、この人がいなかったらこんなに芝居がまとまんなかった疑惑の殿の3人チーム。廣瀬蘭ここへきてさらにマスキュランでキュンとしてしまったわ。あなたこんな人でしたっけ?!登場の髑髏党斬るの、すでに楽しいなぁーモードで笑ってますけど…ええ…。そういう後半への伏線あったっけ??こっから??でも美人…男美人。ハンサムじゃないの美人。なのにふわっとそこにいて馴染みやすいタイプなんだな。みんなにほっとけないって好かれちゃうタイプの蘭なんだなぁ(まんま疑惑)。だけど赴くままだから、捨、天、蘭の3人のキャラが立ってしっかりバランスが取れちゃった。無界屋襲撃は、ほんとうに太夫可愛そうなのにさ、このひとが、刀で自分の指切って血見て邪悪な薔薇の花びらとばして、リップノイズ付きで指舐めて斬りかかっていくとかひどすぎて、ひどすぎて廣瀬蘭~~ひどいよ~~って夢中になっちゃう。羽野太夫の台詞の端々尊かったねぇ。笑いながら、重たい感情のせてたー。蘭とはどんな関係なんだろうか?というのが、最後まで、あえてみせてくれない「女」だったわねぇ。すてき。恋でも愛でも愛着でもなくて、いっしょになれない運命だけが確かだったのね。いっしょに笑いあえるのに、いっしょになれないの辛すぎる。廣瀬蘭が太夫ハグしながら、だいじょうぶとかぬかしやがって、霧丸を月見の用意に連れてくの、泣いてて、たまらなくかなしいねぇ。兵庫と幸せになってくれよぉ。それで、ちゃんと、兵庫いい仕事した。髑髏城行くとこから、兵庫が手を取ってくれるんだよなー。羽野太夫と木村兵庫大好き。ほんと好き。(ってはじめると、下弦全て大好きに着地するんだが)1幕の無界屋の顔見世のあとにさ、「お前はその金でどうすんの?」「綺麗になる」で、もう大詰の「この金で綺麗になれ」思いだして兵庫ぉー泣。まっすぐすぎるー兵庫ー!早くも胸が詰まりそうになるとかね笑。最初に観た鳥兵庫はヅラのこぶ付きおっさんだったし、つぎはつるんのおっさんだったし(ゴメン1回だから…)、木村兵庫を最初に観たとき、えええー、兵庫ってこんなにかっこよくていいの?!あっちはワルガキだったし(ゴメン1回だから…)、極楽太夫がふつうに惚れちゃいそうなの出てきたーっておもったよね。本日の無界屋1幕、木村兵庫のアドリブで、はにゅーさんの金、うのさんの銀メダルを知る観客一同。今日はにゅーさんの演技が14時からだったからね、木村兵庫速報。そこはかとないおもいっきり共有感wずらのーとみよう!アニメのほうな!俺をいじるな!なぁーライト!今はすてのすけって名乗ってる(あれ?風の贋鉄部屋…)ずらのーとって書くとヅラになっちゃうのかな?の宮野捨の投げかけに、頭押さえるしぐさで笑ってる廣瀬蘭。アドリブも楽しすぎだし、芝居もあたたかくて、今日すごくよかったねぇ。楽しいが溢れて、1幕から泣きながら、登場人物がつながってからみあって生きてる…下弦チーム最高泣。そしてそもそもお上手なとこに伸び代枠を十分に発揮した松岡霧丸、むっちゃ男前で、かっこえかったのよ…。三途の川から這い上がったシルエット大賞あげます。後半もっと台詞のトーン落としてたねぇ。捨に、ダメだぁ!叱りつけてかっこよかった。ええわー。捨さんが霧丸に叱ったみたいのだったよね。救い合ったな。家康さんにすごまれてデコから脳天で台詞受け止めてたわ。それであの見事な身のこなしでしょー。2幕捨さんと逃げるぞって髑髏党が襲撃しに時に、華麗に回転しつつ一段高いとこに上がって構える美しさってば。なんなのカテコで頭引っ張られてるみたいな軸のぶれない1回転ジャンピングスピンwねぇ、早く可愛いおじさんになって。じゃないと困るのよ、あたしが。20歳とか気分的にびっくりするから。今も書いてて、ええーはたちぃぃーってびっくりしてるから。子供の時からおじさん好きだったから、アイドルとか好きじゃなかったからさ。まぁ年齢考えなくても大いに気に入るタイプなんだが。そこそこの大きさわかるお席で観ると、やっぱり捨さんとはいいバランス。(前すぎるとあたしのバランス感覚が失われる)この捨さんにいい子キャスティングしたね。宮野捨さんは外見大きくて中身は優しい。松岡霧は愛くるしいサイズ感で中身は強い。最高に被ってない。もね、ひとりで蘭のこと知らせに無界屋にいけそうなくらい強いじゃん。だから、れの5と水車小屋のとこと合わせて、クッション的に楽しい笑いを入れてくれた伊達さんにめちゃくちゃ感謝しておる。お城から逃げるとこふたりでおバカ可愛い感じにやってくれてありがたう。思い出したいけど思い出して終わらせたくない気持ちもあったのにここまでつらつらとりとめなく書いちまったわ。なにこれ、下弦の月、終わってない感じがしてきた。(いや、わたしはおわったよ)たのしかったねー。次回は、【2】season月≪下弦の月≫前期後期通して12月2日から基本毎週土曜日(休演の12月30日以外)豊洲通ったねぇー初日チケット0枚からの20枚、羽野晶紀以外知らんかったのにっなんでこうなったぁぁーーーてゆう思い出をば、たぶん。髑髏カフェから劇場に移動してきた杵とうさぎ面そこに写ってるカラフル東京タワーは金メダルおめでとバージョンだったらしい

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  • 14 Feb
    • 劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月19回目/ステージアラウンド東京 

      劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月19回目/ステージアラウンド東京14列うっかり下弦ソワレしてきたわ。もうなにがなんだかわからなくなってきたヨ…。深まってるのは確かだけど、体感的にまえにペースが戻った。もう終わってしまうけれど最初に戻りたい感じがした…みんなでお稽古場からはじめたい…(乱入)下弦の月1月まで、ひたすらめっちゃたのしかったじゃん。なんでここへきて拗ら続けてんのー、あたし。そして拗らせてるとこにこういう回ださないでー。髑髏城ってほんとコワイ…今日は宮野くん、ここんとこでいちばんよかったじゃないか。捨さんおおむね台詞のリズムと芝居が雑になってると前回のように霧丸ワーイ✨うほーいで観られるんだが、大詰めまでなんとか丁寧に仕上げて、笑いながら寂しげに佇んでると、止めに行った天魔王に自死された…救えなかった…死なせちゃった…つらいつらいつらい…だけどオレ真ん中だから受け止める。ええーやめてそういうの。びーびー泣いてると、主張が激しいんだよ…めんどくせぇ野郎だなぁで済むんですけど、うけとめる大人の男版だと、カタルシスがないじゃんこのぉぉーーなにそれいまさら。またさ、今日の天魔王さまの悲壮感が盛り盛りだったんですわ。天に投げキスするのも必死過ぎて、天への執着がとても純粋でした。それを宮野捨が、「お前は天じゃねぇ!雨雲だ!」ひぃぃぃー言っちゃったぁぁーすっげー傷つけた。天魔王さんの悲しみが衝動的で、ふたりで思いっきり傷つけあったな。生き残った捨さんがそれを受け止めて、無界屋のみんなが拾ってくれた命さえ捨てようとして、死場探したのに死ねなかった、なにこの悲劇だけ残して終わるのー。天魔王さまの芝居に捨さんが答えたなぁ。今回のseason月というか(上弦1回しか見てないから)下弦の月のほうは、あんまり殿の存在ないよね。殿への信仰はうすいよねぇ。捨さんは殿とあまり接してなかった疑惑でなんだか他人事だし(霧丸に安土城の話するくだりとか)、天魔王は殿を飛び越して天を愛してしまっているし(天である殿、殿である天でもあったりするんだが)、蘭は殿の遺骨に絡みまくってたけど、たぶんあのひといろんなとこで愛されすぎて執着なさそうだし。(ハピバでしたっ!太夫、あいつにチョコの1つあげとけw)捨さん、天魔王さま、蘭が、殿を介さなくても独立したキャラクターになってて、その3人が元仲間だけど微妙に噛みあってないの。今日みたいに同じ時間を生きたであろう純粋な3人が、時を経ても純粋なまま傷つけ合うとか悲劇しかないねぇ。カタルシスもないのねぇ。霧丸みたいに、あいつ見守るしかなくなるわねー。(うん、城つくってやるの)ここへきてどーしたらええのか気持ちの整理がつかないよ。あたしみてたの、毎回すげーたのしく、毎回いろいろちがったんだな。チーム無界屋でみられるときと、ヒーロー霧丸でみられるときと、髑髏党及び捨でみちゃうのとで、印象も話もちがくてでもひとつのものがたりで、月の満ち欠けとおんなじってかー。史上最高阿部捨さんのみせてくれるもんは、会って極楽遊んで地獄的に、入れば最高に幸せで最高に辛いだったが(ただしすごい切符の死闘)、下弦の月は行きはヨイヨイ帰りは怖いなんか…どっち引くかわかんない若干の行き先不明ってなんだここへきて…そういうの芝居的にどうなんだよ!どっちひくってなんだよ!宮野捨、安定供給してくれよーっ技術的にはアレなとこもあるんだが、こういう日が飛び出すのはやっぱり持ってる人ではあるんだなとおもうわぁ。

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  • 12 Feb
    • 劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月18回目/ステージアラウンド東京

      劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月18回目/ステージアラウンド東京3列前回、おもいもよらないたくさんの名残惜しいで観てしまったんで、何かがリセットされて、たのしい気持ち満載で観劇してきたわ。下弦の月たのしいなぁーほんとうにありがたいな。今日はかような間合いの噛みしめちゃう感じがあったのかなかったのかもうよくわからないヨ。こんな終盤で、こんな前のほうで拝めるとはおもわんかったので、ボーナスステージでしたコレ。ほんとうにありがたい。またさ、近くで観ると、廣瀬くんのような美しい顔がこっち向かって来るとそりゃ、うわぁぁぁーーておもうわね。無界屋の主人の顔してるときがほんとうに優しげで声まで優しげで、無界屋にいるオレと無界屋にいないオレでずいぶんかえてて、オラ、そわそわしちゃうよ。おっとうが乗り込んできて、ガールズがキャーってやってるとき、ガールズに大丈夫?って声かけたり、荒武者隊と絡んでたり、あぁぁぁこんなに雰囲気よくしてる分、後半ほんとうに外道…。行かなきゃよかったのにー髑髏城なんかさー。彼の蘭はほんとうにいいね。天は邪悪モードで投げキスしてて、これは初めて見るタイプだわぁー。捨さんの剣で自死するとき、捨さんめっちゃにらんでた。キライだよね、そうだよね、わかるー。兵庫さんはとってもイイオトコ!格好いい。むちゃくちゃ格好いい。いん平さんはそのふんどし周りがめちゃくちゃ気になる。緊迫した場面でたゆんとしたふんどしめっちゃ気になる。好きwで。なにがどうボーナスステージかというと。松岡霧丸かっこよかった…どかんと真ん中きちゃった…百人斬りの身のこなしの鮮やかさにだんまりの美しさにシルエットの決まり方に大詰めのセリフのかっこよさ。気持ちいいな。お芝居が楽しい。工夫したんだねがすごくわかるし、伊達渡京まるぱくりセリフ回しとかしちゃうし、それがとても愛嬌たっぷりで、かっこええ。見栄えがいいうえに、セリフもいいし、表情もいいのね。真ん中の子だなぁ。脳内きりーまるーかっけーコールが巻き起こってしまいやばいわ。カテコで愛くるしいの出てきてびっくりするの、若けぇ!髑髏城の七人って、【起】天魔王に一族皆殺しにされた築城集団熊木衆の超若長・霧丸くんが天魔王(髑髏党)に追われ、復讐に燃えつつ、【承】逃げ込んだ無界屋で出会う、兵庫の一本気な心、太夫の愛情と信念、捨の熱さ、大人の一所懸命な生き方とあたたかさに助けられながら心を取り戻し、【転1】そんな中、優しかった無界屋旦那蘭が天魔王にケリ付けに行くのに遭遇し、なんで?!ってなりつつ復讐心もありつつ髑髏城について行ったら、【転2】蘭が闇落ちしてて、やっぱり天魔王このぉーー!で天魔王にいじめられ、城の中で助けに来てくれた捨さんに、復讐はいけねぇ!って諭され、改め、外道野郎蘭に襲われる無界屋ピンチを察して渡京といっしょに駆けつけたけど、間に合わなくって、【転3】今度は間に合わせる!捨之介いまいく髑髏城で待ってろーーって、みんなも動かされていっしょに捨さんを助けに行ったら、なんだかんだ天魔王に決着つけて、【結】俺はまた城を作る!いい仕事すんぞー!みてろー捨之介ー!という話だっけ…?あれ?霧丸むっちゃきれいなヒーロー。しかもどこかで観たことあるような、うっすらこうあってほしいヒーローみのあるヒーロー。…わたしの脳内ちょっとまて…。いやいや…あれ…天魔王は…霧丸が倒したんじゃ無い。捨さんといろいろあったんだわ。霧丸、がんてつさいに仮面拾って!って指示して自分はぼろぼろの捨さん背負ってたしかにたくましかったけど…wなんかさ、真ん中にきちゃったついでに霧丸が天魔王たおした気分になっちゃった。すっかりそんな脳内環境になってもうてな。松岡霧丸は役をちゃんと成長させたどころか、役のスケールもいちだんと大きくしたんだけど、あたし、あまりにかっこええーうまいーうっほーいの脳内祭りになって、かように錯覚しちゃったから💦そろそろ役者のおおきさが役におさまんなくなってるのかもなこれ。わたすの脳内がネジ外れて気味でもあるんだけど、この子の力はすげぇーなーここまであがっちゃうんか。脳内環境がおかしくなったんでこれを機会にここでフィナーレしようという気持ちと、もうちょっとお霧を見届けるかという気持ちが戦いを始めてしまって混乱してきている。以下混乱の様子をソフトにしたもんですので、千穐楽まで走る!!って決めてるかたは、自己責任でよろすく…。わたしの思い出記録ですから…。6回目に観た前期おわりのほう12月23日の決着がついたなぁ…わたしの中で…そしてこうきたか…公演終盤、観ながら主役が交代する変が起きちゃったわぁ。前期終盤に、すでにこの子は助け合う技術を持ってるし、助けてるし、たいしたもんだなーっておもったそれが、後期にかけてたのしかったんだけど、次のステージにきちゃったんかな。しっかり役を大きくして、きっちり芝居をして、見た目に決してはみ出してるわけじゃない。観てるこっちが感じるエネルギー的なとこで、どうにも成長スピードとステージプレゼンスのが役に収まんないほど強力になっちゃってるな。真ん中やる子真ん中になっちゃう子の生命力を抑えきれなくてる。こういうものを持ってるひとはほんとうにほんとうに稀有。芝居の中でちゃんと立ち位置をはかりながら(またこれがすごい…)存在感をだしてきた。これはあがるねー。楽しいね。それに対する捨さんがどんどんめんどくさい野郎になってしまって、捨&霧のバランスがかわってきてしまったなぁ。捨さんはあくまでこの芝居では真ん中にいなくちゃいけないから。さいごは真ん中に満たされたいというか。だから、がんばってくれよぉーボロボロの先に何にあるものをなんか見せろよーっておもってたんだけど、しゅるっと霧丸が真ん中のようにみてしまったからねーねー捨さん、助けてもらってよかったねどころか、引き続きつらそうなんだけど、だいじょうぶ?芝居的にはなんとなく手詰まりじゃね…?そっかだから大詰なんだけども。自分的にはここでおわり…おわりか…それでもええかね。って。楽しいのには変わりはないんだけど、髑髏党チームも無界のさとチームもとてもいいんだけど、大詰だなぁ。真ん中のひとがすっからかんになって(これは真ん中的良くある現象でしょうけど)そこにのこったのがめんどくさいやつでそれ以上がなくなってしもたような。公演期間半分くらいまで最初持ってた明るさとスケールはどこいったのーけえってこーいとおもいつつも、周りの芝居の充実っぷりにたいして真ん中がそうなってしまってどこに集約するかの全体バランスがどうしたらいいのかわからなくなってきた。ここまでいいチームにできたのは真ん中のおかげではあるとおもうけれど、演技や板の上に乗る技術が、どうにも明らかになってしまっている。こっちの場面はいいけれど、ここはよくないがはっきりしてきている。当初感じた台詞の問題が最後まで払拭できんかった。憶測の範囲ですが、リアルにボロボロになってるんじゃ。役の上でも役じゃなくてもここへきて一段と苦しんでるんだろうなぁ。最初は勢いでやってしまえたものが、期間が進むにつれ現実になってるんだろうけど、その苦しさ伝えんでええわーやめてけろー巻き込むなー。ていうとこでとりあえずごちゃごちゃにまとめときますかねー。霧丸がこんなにやってくれたから、ここでおわりでもええな、とおもいつつ、手詰まり感の先にあるもんをちょっと見てみたい気もしてしまっている。やだなーなんだかんだやや拗らせてるじゃんねー

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  • 10 Feb
    • 劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月17回目/ステージアラウンド東京

      劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月17回目/ステージアラウンド東京15列下弦ソワレ💀🏯1週間ぶりです。1週間観ないうちに、すごい盛ってる終演のびてる台詞噛みしめてるー。まだあるからっ名残惜しむの早いからぁー😭客席もっ!客席がっ!3連休で2公演日だからこのへんでおわる人も多いのであろうな。すっごいリピーターが多いのであろうな。思ったよりも早く、もっとやっててほしいのにおわっちゃう!やだー!モードの日が来ていて、ほとばしる下弦の月愛の炸裂ぶりを感じました。こういうのやられると、寂しくなっちゃうから困るんだよぉもぉ。あたし、こっそり噛みしめながらみようとおもったのに出来なくなっちゃったじゃん。まぁよいのですそれも愛ですから。というわけで以下、輪をかけて思い出の読み物です。天空のズララピュタとか、飛行石ごっことか、がんてつさいのヅラがラピュタなのとか、アイドル荒武者隊がおにぎり落としたのとか、かわいいエピソードはたくさんレポあがってるでしょうから、思い出はそちらで拝見させてもらいます。---わたし、12月初めから2か月超、いち観客として(…そうそう誰のキャストのファンでもなくてな)、充実した下弦の月のお芝居をかっこいいーかわいいーたのしいーを連発しながら、役の詰め方とか、バランスのとり方とか、座の中での立ち位置とか、さらにあれこれずいぶん楽しませていただいたから、大詰めの高笑いする家康さんみたいな心持ちになってるんだわ。オジサマに「はじめていいかー?」なんて聞かれちゃいけませんよっ、もーしかたねーなー!こうなったら全開でいくのね。きっとキャストが全体的に若いからこうなっちゃうんだな。観に来てる人も若い子が多いからこうなっちゃうんだな。しかもみんながこれに出たくて、一生懸命やって、ここまでいいものができて、手ごたえがあって尚更ね。その各所たっぷり目の間合いで来ちゃったの?!わーwww全体的にそうなってるーーーどうすんのーって、そしたら2幕及び最後のほう、かつてない速いテンポで台詞回ししめてきたのよ。さすが…我らがてんまおうさま。蘭との最後の、務めご苦労までのあたりの一連、いつものしっかり聴かせるより、今日はテンポとキレよく言ってるようでした。しかも最期の場まで怒り気味の天魔王さまでした。周りとバランスとってるのう。毎回空気読んだお芝居してて、毎回違うテイストを入れてあんな形相で芝居つけながら、正解の範疇に納める手堅い役者。驚くねー。空気読みすぎって…ほんとにwそれは彼の武器だけど、もっと自由になるとこ観てみたいなー。彼と張れる役者をぶつけるのがなかなか難しいんかもな。というか、もしや、大御所とは芝居したことないんだろうかね。おっきい役者に乗っかって胸借りて感電しながら芝居するとかね。若いのにこういう役割を背負わされてしまってー。この先に別の機会を楽しみにしても良いかしらね!宮野捨さんは、当初とは印象が変わってきて、大詰めまで明るくて大きくて潔かったのに、12月から1月半ばのプラン変更を経て、安定してきたら優しさと弱さをより感じるようになって、なんだかややめんどくさいやつになっちゃった( ´_ゝ`)最初からその要素も持ってたんだろうけど、残ったのがここだった。もう出すもんがないとこまで来てるんだろうな。座長って大変…それをまたこの座がみんなで支えているのがこの公演のすばらしさのひとつであるけれど。松岡霧丸くんは、前期最後に思ったようにブレずにあがってくる子ね。捨さんの「よせよせ柄じゃねえよ!」のときすっごくいい顔して捨さんに向けて笑ってて、あまりにいい顔するもんで、先月からそこに定点カメラなんですけども、今日は次の台詞の少しの間で、やる!決めたって聴こえてくるような、きりりーーっと凛々しい男の顔して「もう決めたんだ!」って言ったもんだからあてくしまた椅子の上でひっくり返りそうになったわ。見事な幕切れ。この子はさーいいなぁ。できる。役になれる。だって、あんだけいい顔で笑ったままで「もう決めたんだ!」明るく言っても十分でしょ。なのに、その前に、台詞の裏付けをきっちり表現してきた。台詞が深まる。決意固いっ。格好いいなー。お見事。鳥は最後の最後まで阿部捨の新しい捨之介役が上がり続けてどんどん捨之介になっててサダヲ(47)すげーおじさんすっげー!で今回それを松岡くん(20)が、新しい霧丸役で近いことをやってくれてる感覚でいる。(そして奇しくも同じサイズ感。)とても楽しい。派手なアクションを勢いよく丁寧にこなしてて、飛び蹴りは静止してみえるし、百人斬りはあんだけ機敏なのにスローモーションがかかっているように見えてるよ、わたしには。なのにそれだけじゃなくて、そこもだけどそこじゃなくって、ちゃんと役を演じていて、霧丸役を大きくしてきましたなー。劇中で役を成長させる面白さが存分に表現されてたし、大きな男になったよねぇ。太夫色々ありがとうって自分から手広げてハグ待ちするのとかさー、ここんとこ、兵庫が引き剥がしにくるのがリアルな感じになってきたもん。霧丸役と本人とがクロスオーバーしたステキな成長を観客にも観せてくれて本当にありがとう。最近上がった撮影レポのおさしん見ると、すごいキュートなのに、もういま一段と男になってるよね。もうちょっと観たいと同時に次が観たいね。いい台本の真ん中。もちろんサダヲおじさんとは役者人生の時間と場所が違うわけで、だからこそ、いまより明るい気持ちで観られるんだなー。いい役、いい芝居、いい仕事に出会うことを心から祈っておるよ。ポニテおじさんで拗らせたものをポニテおにいちゃんで取り戻していて、観劇冥利、髑髏城冥利につきるのぅ。ありがとう愛くるしいサイズ感種族。湿っぽいのまだやめよーよーなんておもいつつすっげー自分でも名残惜しい感出しちゃったけど、観劇まだしますわ。もう少し厄介になるからいい芝居してね!随分チケット戦線厳しくなってきたようですね。公演が2日にいっぺんだから感覚狂うけど往時はこの辺から大変だったな…。今回ずぶったみなさんが納得できる観劇の日を迎えられますように…。season月で観劇日に雨降ったのはじめてかも。そして番外編【阿部サダヲ&阿部捨之介さん的ヨタ話・長いしどうでもいいヨ】あなたの髑髏城はどこから?わたしは鳥からーで今まで、阿部捨、松山捨、福士捨、宮野捨(映像で古田捨もね)を拝見しましたわ。生で観ていたら古田捨さんはだいぶ好きになったとおもうんだ。幕切れの沙霧に待ってーっていわれて歩調を緩めてじゃれながら去っていく後姿ね。うっわー男。あぁ古田の役だったって心底思ったわ。そんな観劇的男の趣味をしているもんでちっとくらいイケメンでもなんともおもいませんことよな嗜好なんですわ。ここへきて、season月も終わるんだな、たくさん楽しかったな、あたしは鳥で拗らせきったからもう大丈夫だーなんて思ってたら、すりかわって謎の拗らせっぷりを発揮し始めて、阿部捨さんに会いてぇなーってなっちゃってる。あれ?厳しい表情から、ふわっと笑って、ガラじゃねぇよ!って新しい名前を探しに羽ばたいていった自由な心。それを表現するに十分な、粋な芝居にキュンとなる間合い、闊達で豊かな台詞回しの芝居馬鹿。最高に幸せで最高に辛いというわたし史上最高にアンビバレンツな状況に陥れた阿部捨さんにまた会いたくなってまった。これ、千穐楽というものがやってくるよー以外にうっすら心当たりがあってな、2週間前に、ニンゲン御破算の再演が発表され、ニンゲン御破算が再演されるのは去年から情報出てて、ええーあれやるんだぁー今さら再演ねぇ…思い出しちゃうよね…なんて若干もにょってたら、主演、阿部サダヲ。は?お、お、おじさんがやった同じ役をサダヲがやるですって…しぇぇぇぇーー。いや、サダヲさん大人のひとだから当然だけど…。そんなことあるの?そんなことどうして起こるの?サダヲはレパートリーのない世界の人だから、団七も吉三もやらんけど、それがかなしいけど、でもいいんだ、サダヲさんだもんっていってたの。えええええーーーここでこうなって、え?ものすごい動揺&動揺に付随する大ダメージを負ったわたくし。鳥のとき、どうしてもサダヲさんのまっすぐな芝居っぷりが同じ歳の頃だったおじさんを彷彿とさせるものがあって、たまらなくなって、ニンゲン御破算のパンフレットでサダヲとおじさんが一緒に写ってるお稽古写真眺めて、いっしょにやってたね、骨の髄まで役者がふたりそろって…なんていうことだろうね、ここへきてなぜ髑髏城でめぐりあわさっちゃったんだろうねって、めそめそ泣いてたんですわ。これさ、阿部捨をみた松尾スズキが、なんかこういうことをおもっちゃって、きっとサダヲさんで平成30年6月のスケジュールはきまってたんだろうけど、あ、ニンゲン御破算再演しよう、って思っちゃってたりなんかしたら、あたし、さらにしんじゃう案件なんだけど(激しい妄想&妄想に動揺)髑髏城がすきなひとは、きっとさ、それぞれナンバーワン捨之介が心の中に住んでるのよね。あたし永遠に阿部捨なんだわ。7年後?55歳の捨之介?そら無理だろ!生きてここを抜け出せないなぁ…。あたしが(笑)

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  • 03 Feb
    • 劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月16回目/ステージアラウンド東京

      劇団新感線 髑髏城の七人 Season月 下弦の月16回目/ステージアラウンド東京14列2月のぐるぐる城。下弦ソワレ。節分髑髏です。下弦はすごいことおきてるなー。こんだけのとこにきてまだまだ各人がチャレンジしていて、そうすると何が起こるかも本人たちがよくわかっていて、得意なところはのびのびと、いいところは刺激し合って、たりないところはお互いに補って盛り上げてる。こういうタイプの上がり方ってわたし、初めてみる。すごいなー。チームの結束がよく表れているのが、無界屋襲撃後の髑髏城に行く決起の場。ここの場面が芝居としてほんとうによくなった。このチームを大好きになってしまったのはここなんだな。霧丸が捨さんを助けに行きたい気持ちは一族皆殺しにされた恨みとの決別、それに動かされる子分を失った兵庫の共感と男気、またしても生き地獄を味わってしまった太夫の悲しみと信念、うっかり動かされてしまった渡京のコミカルなあたたかさ、見守り協力してくれるやっぱりなにか過去があるであろう贋鉄齋。(それから陰から飛び出してついてくる、いてもたってもいられなくなったいん平さん…!やっぱ親子w)お互いが共感して、共鳴し合って、働きかけて、結束して、俺たちの力みせてやろぉじゃねーかって、ねー。先陣切る兵庫さんとここのみんなに、ついに客席から本ちゃん拍手起きたよ、こりゃ起こるよ。いい場面。みんながいい場面にした。木村兵庫さん、盛り上げてくれるいい役者だな。客席をもまきこむペースを作れるってすばらしいね。後半もひっぱってくれてる。おまけに兵庫さん、今日は、髑髏城ついて下手にはけてくとこで、太夫の手を掴んで引っ張ってたんですわよおくさん!しゅてきー男ー✨ひゅー✨おちついてーーってゆうとこも大好き。(あ今日は大詰めでは太夫の手をひいてなかったです)1幕無界屋、捨さんの「たいした街だよ実際」の台詞のあとに、兵庫さんから、だよなそうだろ!ってアンサーのように、捨さんと腕クロスのガッツがはいったのね。これ、やや空間をつかみきれてない台詞だったのに、兵庫さんがマイムで答えることで、場がしまったわ。こういうことができるんだなー。木村くんたいしたもんだわー。本日のずらは、太夫にならずらいベートを侵害されてもいい!豆撒かれてもいい!ってわけわかんないこと言ってたんですけど、皆さん福が来ますようにーって節分でまとめて去って行きました。また鈴つけちゃうでいちゃこいてましたね…廣瀬蘭よ…罪を犯している…笑いながら鈴つけるだけなのに…。もうほんとやめなさいよーもーって太夫に返されてた。オリジナルキャストが新しい役者に混ざっていまなお輝いてるって素晴らしいね。羽野太夫のきゃぴっとふわっと愛らしいさまが至芸になってるありがたさよ。このひともまだまだ芝居を良くしようとしていて、台詞の工夫も多いし、ガールズとさらに息のあった無界屋を作っている。合掌。あ…今日の労働ソング、ホトリミだったんだよ…ひゃってなったよ…(わたしの青春、いまだ歌われててよかった)霧丸はこのこできるなーと感じはじめた6週間前よりも、4週間前よりも、2週間前よりも確実に台詞が真ん中にきている。今日は伊達さんのように台詞まわしで表現かえてるとこが、大坂城絵図面の掛け合いの場だけじゃなく増えてて、生き残るしかないあんたの血がそう言ってんだよーも大詰めの金500枚どっかのお侍さんがーも言い回しにコミカルさがあっていいぞいいぞー!隣の渡京おじさんから技を盗め盗めーかわいいなー。得物逆手持ちして構えた姿の決まってること決まってることー。動いてもかっこいんだな。衣装の見た目もあるけど、上腕がちょっと長いのかもしんないな。上腕から前腕へのラインも美しいし。腕の長さは動きに余韻が出るからいいよね。また表情もきっちり男前でかっこいんだこれー。この子は丁寧だし勢いもあるし、いいねー。松岡霧丸ーきりまるーー捨さんの柄じゃねぇよ!に、いい顔して思いっきり笑ってかえしたーーっておわる大詰。そうそう、1幕終盤、千葉じろえもんさんがおきりと無界屋2階個室にいるとこで、あそこの岩山燃えてるぞーみてごらん野焼きかなーきれいだなーってがんてつ庵爆破きっとみてるwそんな感じだと思って、1人でにやけてた。プロジェクションマッピングもこっち回ってんのに、スクリーンの絵は定点とかあってどうなってるのよくできてるなー。髑髏城前の殺陣の序盤で、廣瀬蘭の長刃がぶっ飛ぶアクシデントがあったの。大勢に影響なくこなしてたけど、長いのとんじゃったーーーってこころの声が聞こえるようでしたわ。目で追いつつ探しつつ長いのなしで行く!って判断まで1秒くらいの出来事でしたわ。びっくりするわね…お互い…w鈴木天魔王さんは、1幕冒頭で少年のようだったんですよ!今日から俺がーがまるで少年の台詞でした。見た目通りの華奢な雰囲気。そうかー8年前は少年なんだ…8年経っても中身は少年だったね…。最期の自刃するとこで、捨さんと対峙し少し見上げて、たっぷり間合いを取ったんですよ。背景からの照明を印象付けて、捨さんと天と2人がより真っ白な存在としてそこにいました。あぁうまいなー捨さんと自分の8年前をいっしょに見せちゃった。もうさ宮野捨さんて、敵方役にこんなまでしてもらえるって、もうどんな愛されてのよ!どんだけ現世で前世で高い徳を積んだのよ!ほんとたのむよぉぉー。鈴木天さんは役を持ってるなー芝居の幅すげぇー。殺陣は身体表現が器用そうでないのがちらちら見えてるけどそれでもうまくこなしていて、この人は努力されたんでしょうね。今日の少年のような声を聴くと、どんな役がこの人の当たり役なんだろうかねーきっと天魔王様じゃないんだろうけどこんなにうまくやっている。割とフラットなんだろなー。いまも天、蘭、捨のトライアングルをきっちり保てるし。興味深いわー。それで舞台の芯をやったらどんなか気になるねー。このひとがいちばん色々見えないんだわ中身が!どんな思惑でどんな芝居をしたいのか見えにくいのに正解くる。ふしぎー。3回目の自由枠カテコなんかは毎度可愛らしくしてて、今日のすずひろ先生は先陣を切って両手人差し指で頭に角立てて、横にわらわらみんなで鬼がうまれてましたのよ。そしたらこれ、がんてつおじさんが鬼になって出てきたんですってね。ええーそれ全く観てない。ちーむおじさん全く観てなかったー。そんな節分髑髏でした!新感線さん煎餅まくんだから、豆まいてもいいじゃないか。歌舞伎座だって幹部役者が客席にこぞって豆まいてるんだしさー。下弦の月を愛しまくって2月まで来ました。シーズン鳥でサダヲさんに骨の髄まで拗らせた苦しさを思い返すと、なんだかのこり穏やかに過ごせそうな気がして来たわ。髑髏城は本がいいし、いいものをいい座組で充実させていく点では、この座組は二度とみられないし一気に拗らせ案件だけども、みんな若いし、こんだけのものを各人やってるのだから、きっとこれからもっともっといい役ができる。阿部捨のときみたいに、これが最後、心技体の集大成だなんて思わん。(あ…捨之介はすごくいい役だからこれ以上はそうそうないと思うが。)だからちょっと気持ちが楽なのですよ。もう少し、厄介になるぞ!

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劇場訪問のあしどり(ブログ記事があります)
・メトロポリタン歌劇場(ニューヨーク) 2011.3/2014.3/2017.12
・ウィーン国立歌劇場(ウィーン) 2011.9/2013.3/2013.10
・楽友協会(ウィーン) 2011.9/2013.10
・フォルクスオーパー(ウィーン) 2011.9
・バイエルン州立歌劇場(ミュンヘン) 2012.1/2012.12/2013.6/2013.12/2014.1/2015.5/2016.6
・ミラノスカラ座(ミラノ) 2012.12/2015.9
・ボローニャ歌劇場(ボローニャ) 2012.12
・バーデンバーデン祝祭劇場(バーデンバーデン) 2013.3
・ロイヤルオペラハウス(ロンドン) 2013.5/2014.6
・ハーマジェスティーズ劇場(ロンドン) 2013.5
・グローブ座(ロンドン) 2013.5
・フランクフルト歌劇場(フランクフルト)2013.6
・コンチェルトハウス(ウィーン) 2013.10
・ゼンパーオーパー(ドレスデン)2013.12
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・ニューロンドンシアター(ロンドン)2014.6
・バイロイト祝祭劇場(バイロイト)2014.8/2015.8
・ミハイロフスキー劇場(サンクトペテルブルク)2014.12
・マリインスキー劇場本館(サンクトペテルブルク)2014.12
・チューリッヒ歌劇場(チューリッヒ)2014.12/2015.1/2015.9/2016.6
・ボリショイ劇場本館(モスクワ)2015.5/2015.10/2016.12
・サドラーズウェールズ劇場(ロンドン)2015.7/2015.8
・チャイコフスキーコンサートホール(モスクワ)2015.10
・シャンゼリゼ劇場(パリ)2015.10/2016.11
・香港文化中心音樂廳(香港)2016.1
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・オペラバスティーユ(パリ)2016.11/2017.10
・ダンチェンコ記念モスクワアカデミー音楽劇場(モスクワ)2016.12
・ローマ歌劇場(ローマ)2016.12
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