魔法の鍵スピンオフ #Starlight kiss | 二宮和也にシタゴコロ♡~妄想と夢に包まれて~

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嵐のにのちゃんにどっぷり溺れてます♡
日常ゴトやオシャレゴトを織り交ぜつつ
シタゴゴロ満載の妄想ゴト&夢ゴトを
思う存分綴る自己満の世界です♡


おはようございます(´∀`)

今回は珍しく

お話の前にちょいと説明を

今回のスピンオフは

魔法の鍵の2人が

付き合う事になった時のお話です♡

お付き合い頂ければ幸いです♡







*******************







ちょっと気怠い気分で

顔馴染みのバーに足を運ぶ

なんだかね

最近ね

“オレらしくない"気がする

有難いっつーかなんつーか

オンナには不自由してない

こーゆー仕事してれば

正直いくらでも寄ってくるわけで

割り切ったお付き合いとやらは

簡単に手に入っちゃう

そのはずなのにさ?

イマイチ満たされないんだよな

シテる最中に

他の女子の顔がチラつくとか

相手には申し訳ないけど

そんな現状が原因なんだろーな

おかげでキスする気分にもなれない

サイテーだな、今のオレって

そんな事思いながら

店の扉を開けたオレの眼は

すぐに彼女の後ろ姿を捉えた

他にも席は空いてるけど

当たり前のように隣に腰掛ける

「あっ、こんばんは。笑」

『…どーも。』

今のサイテーな状況の根源の彼女は

いつもと変わらず

柔らかく笑いかけてくる

どんくらい前だったかな?

このバーで初めて話したの

何キッカケで話すよーになったかとか

その辺はあんま覚えてないけど

いつの間にか

会えば隣に座って飲む仲になってた

オレの正体を知ってるかどーかも

実は未だに不明

別に今更隠す必要もないんだけど

聞かれないから言わないだけ

話すのはどちらかっつたら彼女

まぁオレは聞き役的な?

でもなんとなくそれが心地良くなって

いつの間にか

終電に間に合うようにって

笑顔を残して帰ってく後ろ姿を見ながら

次いつ会えんのかな?って

思うようになってたんだよね

おそらくね

どっかの時点で

彼女を好きになっちゃってたんだよな

でも言えないでいる

なんとなく情けなくもあるけど

彼女との関係を壊したくないのが本音

その分この店に来る回数が増えた

ここに来たら

彼女に会えるんじゃないかって

気怠さより勝る淡い期待が生まれるから

一瞬自分の脳内心理に浸ってると

静かに話しかけられた

「どうしたの?」

『…え?何がよ?』

「なんか…今日いつもと違うね。」

『…そ?別に?フツーだよ?
  はい、お疲れ。』

グラスをチンッと合わせる

何?オレの変化なんか気付くの?

いっつも聞いてる側だから

大して自分の話なんてしてないし

ポーカーフェイスには自信あるんですけど

なんか調子狂うな……

平静を保とうと

グラスの中身をグイッと飲む

「…やっぱりなんかあったでしょ?
  たまには聞くよ?
  失恋でもした?笑」

「…失恋って…。
  そもそも彼女いないですけど?」

「ふふっ。笑そうなんだ。」

あれ?今少し声のトーン上がった?

そーいや

今まで世に言う恋バナ的な

そんな類いの話も聞かれた事なかったな

珍しい事もあるもんだね

オレの恋愛になんて

てっきり興味ないと思ってたんだけど

その時マスターが前に言ってた言葉を

ふと思い出した

“最近良く来るようになったよ"

ちょっとは脈アリなのかな?

少し探ってみよーか?

2杯目のグラスを一口含んで

できるだけさり気なく聞いてみる

『…あのさ?例えばよ?
  気が付くと考えちゃってるとかね?
  そーゆーのは恋ってヤツだと思う?
  その人に会えるの期待するとか。』

「うーん…。どうなんだろー?
  どんな時に思い浮かぶのかとか
  それにもよるんだろうけど
  アタシからしたら恋…かなぁ。」

『やっぱそーゆーもん?』

「まぁね、絶対とは言えないけど。
  珍しいね…そんな話するの。
  …そういう人…いるの?」

あっ、声のトーン下がった気ぃする

とりあえず気付かないフリで

話を続けた

『なんだろーね。
  オレもよくわかんないのよ。
  でもちょいちょい気になんの。』

「……そうなんだ……。」

『でもさ、自分から告った事とかないし
  そーゆー恋バナした事もないから。
  ちょっとどーしていーか悩み中。笑』

「……ふーん。…モテるんだね…。」

『アナタはどーなのよ?』

「……何が?」

『何がって…この流れなら
  恋愛の事に決まってるでしょーよ。笑』

「………………。」

黙って俯いてしまった彼女

微かに手が震えてる気がする

脈アリかも程度の感覚が

オレの中で確信に変わりつつある

『ねぇ?』

「……何…?」

『今日週末じゃん?
  オレん家で飲み直さない?』

「…えっ…!?」

あからさまに戸惑った表情

『いいじゃない。行こーよ。』

強引に彼女のバッグを持って

会計を済ませる

「…ちょっ…自分の分は払う。」

『いーから。
  たまには大人しく奢られなさいよ。』

そー言って手を引く

週末の夜だけあって

それなりに人気があるけど

そんなの無視して

彼女の腰に手を回して歩く

「…手…。」

『何?嫌なの?』

「…違っ…嫌なんじゃなくて…。
  人に見られたら…マズイ…でしょ?」

ちょっと顔を赤くさせながら呟く

あー、オレの事わかってたのね

『大丈夫だよ。暗いし。
  タクシー乗ったらすぐだから。』

タイミング良く来た車に手を上げて

5分程で家へと辿り着いた

『どーぞ。』

「……おじゃまします…。」

落ち着かない様子で

モジモジとしながら入ってくる

その顔はさっき同様赤いまま

やっぱオレの確信は間違ってなかったね

『何飲む?
  突っ立ってないでこっち来たら?笑』

「……うん。」

オレに促され

ゆっくりとソファの方へやってきた

おそらくプチパニック?

状況が把握できてないって感じ

ソファに座った彼女の前にしゃがみこんで

『これからね?大事な事ゆーから。
  ちゃんと聞いてくれる?』

少し下から見上げたオレの眼を見て

黙って頷く

『さっきさ?バーで話した事ね?
  アナタの事だから。』

「……えっ…?」

『だからさ?
  オレが恋しちゃった人。』

「……ほんと……?」

『こんなん嘘ついてどーすんのよ。笑』

彼女の手に自分の手を重ねる

「……アタシで…いいの?」

『“で"じゃなくてさ?
  アナタがいーの。』

彼女が涙目になりながら笑った

その表情がたまんなくて

頬を両手で包み込んで

チュッと額にキスをした

「…っっ…////」

『何赤くなってんのよ。笑』

「だって…不意打ちっっ…///」

『でこチューでそんななられてもねぇ。
  今後襲いづらいんですけど。笑』

「……襲う…って…///」

『なんで?好きなのにダメなの?』

「…ダメ…じゃない…けど…。」

『けど…何よ?』

「…他にも…いる…でしょ?」

なんでそーゆーとこ勘がいーかな

こりゃ素直に話しますかね

『…バレてたんだ?』

「…だって…たまに香水の匂い…。」

『あー…。うん。
  こんな事言ったら嫌うかもだよ?
  それでも…知りたい?』

「……うん。
  ほんとはずっと気になってたから。」

『彼女とかじゃないのよ。
  いわゆる割り切ったお付き合い。』

「…セフレ…って事?」

『それともちょっと違うんだけど…。』

「…うん…。」

声に不安が混じってるのがわかった

せっかく想いを伝えたのに

ここで壊すわけにはいかない

だから単なるワガママだけどね

都合のいーよーに話を持ってく

『アナタのせいだよ?』

「えっ?なんで…アタシ?」

『オレ、結構前から好きだったのにさ。
  全然そーゆー雰囲気に
  してくれなかったじゃない。』

「…だって…そんなの…。」

『そんなの…何?』

「フラレて会えなくなったらって……。」

『そんなんオレも同じよ?
  アナタを好きなクセにさ?
  他の人抱くなんて虚しかったよ。
  アナタの顔ばっか浮かんでくるし。
  キスもできなくなったんだから。』

「…それ…喜んでいいの?」

『ふふっ。喜んでくれると
  オレ的にはうれしいですけど?』

「…でも…他の女の人……。」

下唇をキュッと噛んだ

『んー、そうね。それはごめんね?
  でもさ?
  もうアナタ以外いらないから。
  アナタとじゃなきゃキスもできないし
  他なんて誰も抱きたくないよ?
  責任とってよね?笑』

「…責任って…。」

『ほんと、人生初告白なんだからね?
  こんなに惚れさせたのは
  アナタでしょーが。笑』

なるべく冗談っぽく

でも真剣に彼女の瞳を見つめる

「……アタシ…恋愛偏差値低いよ?」

『そんなんどーでもいーの。
  アナタじゃなきゃ満足できないよ。
  だから…キスしてい?』

返事を待たずに唇にキスを落とす

柔らかい柔らかい唇

角度を変えて深く重ねた

彼女は少し蕩けた様な表情で

「……もっと…キス…シテ?」

思いがけないおねだりをしてくる

そっか

オレだけじゃなかったんだね

遠慮なく唇を味わう

変な話

下手に抱き合うよりキモチいーかも

軽くキュッと重ねてた手は

自然と指を絡めあってて

どちらからともなく

付き合って・はい

とかの返事なんかじゃなく

キスでYesって応え合ってるみたい

こうして

オレの満たされなかった欲のモヤモヤは

自然と解放された

今すぐにでもオレのモノにしたいけど

せっかく想いが通じ合った今日

いっぱいキスして

一緒に眠るだけでガマンしよう

これまでのいい加減だったかもしれない

都合のいい付き合いは止めて

彼女と歩んでいくんだ

だから信じて付いてきて?

それが伝わるように

ギュッと彼女のカラダを抱きしめた









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思いの外長くなっちゃった。笑

ちょっとね

彼女と両想いになるまでの

彼の行動はヒドイかもですが

好きな人に想いを中々伝えられず

煮えきらないキモチを抱えてるのを

どーしてもお話の中に入れたくて

少しばかり

ダメなオトコにしてしまいました

纏まってないような気もしますが

付き合った時の事を

どーしても書きたいと思ってたんです

でも中々膨らまなくて

歌詞カードをペラペラ

そこでStarlight kissが目に止まって

そこから少しヒントを得つつ

なんとか書いてみました

しかしね

ここまで長くなると

スピンオフとは呼べないのでは(・∀・)笑

まぁ自己満なんでよしって事で。笑








今日は月イチ病院day

めんどくさいけど

薬が足りなくなると困るので

行ってきまーす( ̄^ ̄)ゞ

っても夕方なんですけどね(・∀・)