建築設計で上海に来たのは2007年の夏、
今年で10年が経過したが、ほんと時代の変遷を感じる。
私の主観だが、当時、上海は相当遅れていた。
とりわけ日本から来た私にとっていろんな面で不便極まりなく、日本へ一時帰国する時には、そのギャップから日本の良さをしみじみ堪能していたものだ。
そして、時間が流れること、私の見解では、2010年の上海万博を一つの節目に、いわゆる”近代化”が上海全体で推進され始めた。
そして、この7年、中国は怒涛のように変化した。
2年ほど前からは日本その他の海外へ旅行に出かける中国人が急増し、海外での経験を元に、それを自国で何らかの形にしたりする。
そして、ますます、中国は先進化される。
私は、2014年に日本、中国と軸足を2箇所に置いてるのだが、最近は中国プロジェクトが増えてきている。
つまり、今後、人は中国から海外へと向かうが、物や理念は海外から中国に向かうと思う。
今後、折々、現在進行中のプロジェクト等を紹介していきたいと思う。