バンクーバー五輪の指導者集め反省会
日本オリンピック委員会(JOC)は15日、東京都内でバンクーバー冬季五輪に参加した各競技の指導者を一堂に集めた会議を開き、反省点などの検証を行った。JOCによると、五輪後に現場の指導者を集めて分析などをする試みは初めて。
出席者によると、メダルなしに終わったスキーからは「それまでの成績が良かっただけに油断が出た」などの声が出た。良かった点としては、日本選手団の一体感が増し、競技団体間の競争意識も高くなったことが挙がったという。
会議後、同五輪で日本選手団団長を務めた橋本聖子・日本スケート連盟会長は、4年後のソチ冬季五輪に向け「情報戦略がまだまだ。コーチ陣の資質向上も課題」と話した。(5月15日 20:23)
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/index.htm