【バンクーバー共同】バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)を23日(日本時間24日)に控え、21日に行われた公式練習で、前日到着した浅田真央や世界女王のキム・ヨナ(韓国)、安藤美姫ら金メダル候補が初めて勢ぞろいした。SPの滑走順も決まり、いよいよ決戦ムードが高まってきた。
浅田は本番会場のパシフィックコロシアムでの初練習に臨んだ。高得点へ鍵を握るトリプルアクセルは5回中3回成功し「アクセルを含めて、すごく調子はいい」と明るい表情を浮かべた。
夜は練習専用リンクで、トリプルアクセルに8回挑んで5度着氷。「(SPは)いつも良くないので、フリーの前日のような気持ちで臨めれば大丈夫」と攻略法も見いだした様子だった。
キム・ヨナは昼の練習のみに参加し、2連続3回転ジャンプを鮮やかに決めた。「きのうは氷の感触に戸惑ったが、きょうは全体的に良い練習だった」と手応えを口にした。
安藤と鈴木明子も、浅田と同様に2度の練習で調整。安藤は成功を目指す2連続3回転ジャンプの調子がまずまず。鈴木は本番の曲を流して昼はフリー、夜はSPの演技を確認した。
2010/02/22 17:07 【共同通信】
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