「播磨灘」に成れなかった白鵬。 | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 横綱白鵬が、右膝の状態悪化を受け、引退の意向を明らかにしました。「やっとか」と思った人も多い事でしょう。

 6場所連続休場の後、名古屋場所で久し振りに全日出場して全勝優勝し、あらためてその強さを見せ付けたばかりだったのですが、秋場所では部屋から感染者が出てしまった為に、あえなく休場を余儀なくされたままでの引退となってしまいました。千代の富士が貴花田(当時)に敗れた時のように、誰か後身の力士に敗れる、という形での引退を希望してたんですけどねぇ。

 通算勝星1187勝優勝45回63連勝という記録は確かに凄いのですが、その一方で、朝青龍酷い物では無かったものの、かち上げ張り手を多用した暴力的とも言える取り口や、例の日馬富士の件に関しての態度、そして無観客で行なわれていた東京五輪を観戦したりといった、横綱としての品格を問われる面多々あり、批判が相次いでいました。そういう意味では、播磨灘的なヒールと言えましたが、その播磨灘は、フィクション上の存在とはいえ、相撲自体に関しては真摯に取り組んでいたんですけどねぇ…。

 「播磨灘」と言えば、同名の四股名を付けた力士が居ましたが、幕内に上がる事も無く人知れず消えてしまいましたっけ…(泣)。