真珠湾攻撃、80周年。 | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 日本海軍の空母機動部隊が、アメリカ・ハワイのパール・ハーバー(真珠湾)を奇襲して太平洋戦争(大東亜戦争)の火蓋を切ってから、本日で丁度80年となります。当時20歳だった兵士の人も、もし現在ご存命でしたら丁度100歳となるワケで、あの戦争が歴史の彼方に遠く去って行くのを感じさせられるばかりです…

 宣戦布告は攻撃前に手渡される筈だったのですが、当時の外務省は、日米関係が緊迫している最中だというのに、呑気にも同僚の送別会なんぞをやっていた所為で、その布告の英訳が遅れてしまい、日本は「騙し討ち」の汚名を着る羽目になってしまいました…馬鹿タレが!! 

 当時の米大統領ルーズベルトは、第二次大戦への「裏口からの参戦」を果たすべく、日本側からの攻撃を望んでいたと言われていますが、その一方で、開戦直前に昭和天皇宛に親書を送って、戦争の回避を願っていたとも言われています。この親書は、単なるルーズベルトのポーズに過ぎなかったとも、開戦を望んでいた日本側の人間によって握り潰されたとも言われていますが、いずれにせよ、今となっては真相は歴史の闇の中ですね…。

 この攻撃と、2日後に行なわれたマレー沖海戦の戦果によって、それまで海軍の主力であった戦艦は一気に時代遅れの物となってしまい(皮肉にも、日本海軍は開戦8日後にあの大和を竣工させるのでした…)、以後は米海軍も空母機動部隊を中心とした航空主兵の編成となり、それは、現在の各国海軍にまで影響を及ぼしています。中共も空母の戦力化に必死ですし、それに対抗すべく、海自のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」も、改修によってF-35Bを搭載できるようになって、事実上の「空母」となりつつありますしね。『空母やぶき』…もとい、『空母いぶき』の世界が、そこまで来ているのです。

 そして、空母機動部隊と共に出撃した特殊潜航艇「甲標的」は、長らく「戦果不明」もしくは「戦果無し」とされていたのですが、最近の調査によって、実は戦艦オクラホマの撃沈に貢献したりと、攻撃に成功していた事が明らかとなりました。しかし、その代償は大きく、攻撃前に駆逐艦「ワード(ウォード)」に撃沈された艇があったり、打ち上げられた1隻に搭乗していて気絶して「捕虜第一号」となった酒巻和男を除く、戦死した9名が、戦時中は「九軍神」として祭り上げられたりしましたが、甲標的は2名ずつの搭乗なので、「あと1名はどうしたんだ!?」と訝しんだ人も居た事でしょうね…。 

 そして死闘1347日、日本は最終的には降伏に至るのですが、この3年8ヶ月に及ぶ戦争において、日本が失ってしまった物はあまりにも大きい物がありました…

 

 そして本日は、らぶでい」こと麻衣のデビューシングル『Love, Day After Tomorrowがリリースされてから22年でもあります。何故この日が選ばれたのかというと、先にリリースした全米デビューシングル『Baby I Likeあまり売れなかったんで、そのリベンジとしてこの日が選ばれたそうで…(ウソ)。