アメリカのペロシ下院議長が、中共のウイグル族へのジェノサイドに抗議して、各国に対し、来年の北京冬季五輪へ首脳や外交官を派遣しないようにと「外交ボイコット」を行なうように呼びかけています。「東京五輪がパンデミックを理由に延期できるなら、北京冬季五輪もジェノサイドを理由に延期できるはずだ」と主張している下院議員も居ます。
これに対して、中共は露骨に不快感をあらわにしていましたが、1936年のベルリン五輪がナチスのプロパガンダに使われてしまったのと同様に、中共も北京冬季五輪をプロパガンダの材料にするつもりなのでしょう。しかし、武漢ウイルスが終息の兆しを見せず、中国国内での感染状況も明らかにされない中、北京に選手団を派遣して感染させられてしまってはたまったモノではありません。特に、日本の至宝と言うべき羽生クンが感染させられたりした日には…。