「75年は草木も生えぬ」と言われましたが…。 | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 広島原爆が投下されてから、本日で丁度75年を迎えました。

 タイトルにも書いた通り、原爆投下直後は、その放射線の影響で「75年は草木も生えぬ」とまで言われた広島でしたが(この「75年」という根拠も不明だったりするのですが)、その復興への努力は、既に原爆投下直後から始まっていました。何しろ、被爆した路面電車が、早くも3日後には運行を再開して、そのうち3輌が現役で稼働中なのですから。そして、被爆したアオギリも、「草木も生えぬ」どころか、いまだに枯れる事は無く、その種子から生まれた苗木は世界中に植えられています。また、焦土と化した広島にいち早く咲いた夾竹桃は、復興のシンボルとして広島市の花に指定されたのですが、コレって猛毒を有する植物なんですよね…(汗)。とにかく、現在の広島市は、チェルノブイリのように残留放射線の影響を受ける事も無く、緑豊かな街並みとなっています。

 しかし、三四半世紀という節目の年であるにもかかわらず、例の武漢ウイルスの所為で、今年の平和記念式典は、規模が大幅に縮小された上での挙行となってしまいました。また、被爆者の平均年齢が83歳にも達する高齢化により、解散を余儀なくされた被爆者団体も多いとの事です…。

 そして、オバマ前大統領を始めとした核兵器廃絶への人々の努力も空しく、米露間のINF(中距離核戦力全廃条約)も、トランプ大統領により破棄されてしまいました以前、私が予言した通りになってしまいましたよ…。