先週末、今週からカナダのヘルパーさんに会いにいく藤原るかさんの話を聞いてきました。
長年、続けられている世界のヘルパーさんと出会う旅から、世界各国のヘルパー事情を見聞している貴重な話が聞け大変に勉強になり、毎回、るかさんから日本の介護の実情を相対的に考察し、それをどう可視化していくかの重要性を教えられます。
私はさぼり癖でつい、映画を観ることでもって世界を知っている気になっているバカものですが、
日本の家族観の中に『楢山節考』に代表される姥捨て山は日本人の深く深く潜在的な思想に残っていて、一方、欧米ではそのような思考は文化や宗教からしても相容れないと理解していたのですが、『しわ』(スペイン)というアニメがあまりに日本人的であったため、そのような思考はむしろ世界共通なのかなと考えを改めた次第でした。
そのような辺りを改めてるかさんに聞いたところ、スペイン諸国周辺は特に日本人のように家族を大切にする文化圏であり、ヨーロッパといってもひとくくりではないようです。
なるほど納得です。
中島


