よしもと漫才劇場に所属している芸人さんが

数多くの賞レースで活躍しています!

 

優勝の裏側や心境など、気になることがたくさんあったので

インタビューしてきました!

 

初回となる今回は

「歌ネタ王決定戦2019」 優勝

ラニーノーズです!!

 

(左)洲崎、(右)山田

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9月18日、『歌ネタ王決定戦2019』(毎日放送)が開催され、ファイナルステージではきつね、友近・ゆりやんレトリィバァの強豪を見事制して、ラニーノーズが優勝を勝ち取りました! エントリー数総勢1194組の頂上に立ったふたり。2016年には、かまいたちに次いで準優勝を経験するも、2017年、2018年と2年連続でファイナリストにも手が届かず…。これまでの日々を振り返りながら、これからのラニーノーズについて大いに語ってもらいました。

 

――『歌ネタ王決定戦2019』優勝、おめでとうございます。

 

洲崎・山田 ありがとうございます!

 

(洲崎、ギターをジャーン)

 

――優勝した瞬間はどんなお気持ちでしたか?

 

山田 3年前に同じ景色を見て負けているので、それが思い出されて怖かったです。

洲崎 結果が出るまで、マジで長く感じましたね。

山田 マジで長く感じたし、あとで見直したら実際に長かったですね。体感だけじゃなかったです。

 

――ネタの出来としてはどうでしたか?

 

洲崎 もちろん自信はありましたね。

山田 1回目は2番手というのもあって、不安はありました。でも、やって みたら悪くない反応だったなと思いました。

 

――単独ライブ『オトカケ漫才』を2019年1月から始められましたが、その成果も出たのでは。

 

洲崎 それは絶対あると思います。

山田 (決勝戦で披露した)『ABCの歌』も『だるまさんが転んだ』もそこでできたネタなんです。

洲崎 どっちも『オトカケ漫才』の中でできたネタですからね。

山田 はい、さっきも僕が言いましたけどね(笑)。ネタの仕上がり具合は自信はありましたが、『ABCの歌』は割とメディアに出ていたので、ネタバレが怖かったです。知っているものに笑ってもらえるのか。

洲崎 だから、『歌ネタ王』が近づくにつれて「ABCのネタ」はちょっと抑え気味でいこうって。温めておこうというか(笑)。

 

 

――審査員の清塚信也さんが「音楽と笑いの共通点は間(ま)」だとおっしゃっていましたね。

 

洲崎 審査員に音楽家の方がいらっしゃったので、ちゃんと評価してもらえるんちゃうかなっていうのは思ってましたね。テクニックというか、僕らも一応音楽はやっているので、清塚さんのお言葉は、すごく参考になりました。

 

――間とか、どこで音を入れるかとか、緻密に計算して作られて。

 

山田 そうですね、特に『だるまさんがころんだ』は、ずっと惜しいネタだったんです。『オトカケ漫才』のコーナー中にできたネタだったんですけど、ネタはいいけど、全然仕上がってなくて。その後も舞台でやってなかったんです。でも、改善していった中で…。

 

(洲崎、いい感じのメロディをギターで弾きはじめる)

 

山田 いや、いいBGM流さんでええねん! そうして、いろいろ改善していって、後半部分ができたので、変えていってよかったなって。

洲崎 そもそも、山田が『歌ネタ王』でやろうと思っていたネタが違いましたから。

 

――いつ、「だるまさん」に決めたんですか?

 

山田 何なら2本目はコントをしようと思っていて。でも、社員さんとか、マネージャーが「漫才の方がいいと思う」って言ってくれて。で、ネタは何がええんやろうなってなって、「だるまさん」に手を加えていって。仕上がったのは結構ギリで、1カ月ぐらい前ちゃいますかね。

 

――そんなふうに見えませんでした。惜しかったというのは、どういうところだったんですか?

 

山田 最初、『ABCの歌』を1本目にやるというのは決まっていて。普通の漫才と違っていて、『ABC』は歌の良さでもお客様を引っ張っていくネタなんです。

洲崎 と、審査員の方にも言ってもらいましたよね、確かに。

山田 はい。僕らもそうだと思っていて(笑)。『ABC』を1本目にやって、2本目を期待された時、同じレベルか、それを超えるくらいのネタじゃないと優勝できないと思っていたんです。そうなった時、『だるまさん』は全然そこまでできてなくて。歌でどう盛り上げていったらいいんやろうってところで、まだ全然やったんです。

 

――それを練っていって、1カ月前にやっと完成して。その1カ月間にどこかで試してたんですか?

 

山田 漫才劇場とかでやってましたね。

 

――その時の手ごたえはどうでしたか?

 

山田 お客様の反応もありましたし、マネージャーが親身になって見てくれて「だるまさんがめちゃくちゃよくなりましたね、これやったらいいと思います」って言ってくれたのもデカかったですね。

 

――優勝して約2カ月が過ぎましたが、お仕事で何か変化はありましたか?

 

洲崎 取材もそうですが、ラジオとか、テレビもちょっと増えました。

山田 NGKの本公演とか、ルミネの本公演もいただいて。

 

――NGKは漫才劇場と客層が違いますが、その辺はいかがですか?

 

山田 そうですね。漫才劇場は特に学生さんだったり若い女性の方が多いんですが、NGKだと年代の幅も広いので・・・。盛り上がる時もあれば、という感じですかね。難しいといえば難しいです。祇園花月も出番を入れていただいてるんですけど、こちらもNGKと同様に難しいところはあります。

洲崎 そうですね。。。

山田 歌ネタしていて、終盤ぐらいから急におのおの手拍子が始まって何が起きたんや?って思ってたら、お弁当食べてて、食べ終わった人から手拍子をされていて(笑)。前半は食べてるから、あんまり返りもなかった、という事もありました。

洲崎 もしゃもしゃ音が聞こえてきたよね、最初は。

山田 そんなウケてたわけでもないのに、急に手拍子始まって(笑)。いいお客さんだったのですが、あの時は、なんか不思議な感じでした(笑)。

 

――そういう環境だと鍛えられますね。

 

山田 祇園花月が一番、難しいですね。

 

――優勝コメントで、賞金で各劇場に置けるギターがほしいとおっしゃっていましたが。

 

洲崎 はい。置いておきたいですね、僕は。

 

――その辺は実現できそうですか?

 

洲崎 ギターも高いですしね…。

山田 劇場がまず、許してくれるのか分からへん。まあでも、ほんまに大変なので、その気持ちも分からんでもないですけど…。

 

――お二人のギターのメーカーは?

 

洲崎 僕はYAMAHAです。

山田 僕はTAKAMINEです。

 

――なぜ、それぞれお選びになったんですか?

 

山田 3年前の『歌ネタ王』の時に、衣裳に合わせてと、好きな色のギターでやろうかとなって。青と緑にしたんです。

洲崎 青のギターってデザイン的に多くて。当時、そこまでギターにこだわりがなかったので、僕は目に留まったYAMAHAで。安定のYAMAHAです。弾きやすいので。今後は、各劇場のをそろえる前に、ええギター1本買おうかなと思ってます(笑)。

山田 僕のは緑色っていうのがあんまりなくて。これも海外から取り寄せてもらったんです、確か。

洲崎 ほんまにええやつ欲しいですね。結構ボロボロになって、ギコギコって変な音するし…。

 

 

――今年の1月に音曲漫才に力を入れようと『オトカケ漫才』を始められましたが、その決意はいつだったのか、改めて聞いてもいいですか?

 

山田 さかのぼること2018年10月ごろ、僕の中ではもうギターのネタをやめようか悩んでいたんです。その時はいろんなネタをしていたんです。コントしたり、ギター使った漫才したり、ギター使っていない漫才したりとか。営業とか寄席やったらウケがいいのでギターを使っていて。で、今後、どうしようかなと思っていて。まず、東京の出雲阿国さんがイベントに僕らを呼んでくれて「2019年は絶対売れるよ。ラニーノーズは。絶対売れるけど、音楽で売れるわ」って。バンドかお笑いか分からへんけど、お笑いやったら歌ネタやった方がいいよって言われたんです。他の占い師さんからも、計3人に「来年、売れる」みたいに言われていて、出雲阿国さんもそうなんですけど、みんなが「優秀なブレーンがつく」って言っていて。そのタイミングでマネージャーが変わって――また最近マネージャーが変わったんですけど、その時は女性のやる気あるマネージャーで、チーフマネージャーは男性ですごい賢い人で。そこで4人で打ち合わせをしたんです、今後の展望を。その時に「ラニーノーズさんはいろいろやりすぎ。ちょっとぼやけている。もっと明確にこれ!と決めた方がいいですよ」ってなって。それで悩んでいたんですけど、ギターは武器やし…。

洲崎 現代ギター漫才は他、誰もいないし。

山田 だから「極めた方がいいですよ」って言われて。その時に「じゃあ、来年から毎月単独ライブをします」と言って、「音曲漫才師としてやります」って決まったんです。ほんまに去年の年末。それで1月から『オトカケ漫才』を始めました。それまでネタ作りが難しいから逃げてたんです。

洲崎 ギターを使ったね。

山田 そう。勉強できるものがないので。参考できるものが。昔の音曲漫才も楽しいけど、今の時代に合うものじゃないので、うまく作れないなと思って逃げてたんですけど、もう腹くくって単独で作り出したんです。それで、1回目の1月の単独ライブで『ABCの歌』ができて。

洲崎 そうやね。

 

――2016年に決勝に行って準優勝、そこから2017年、2018年と決勝に届かなかったことについて、この2年間はどうでしたか?

 

洲崎 3年前に決勝に行けて、あそこまで悔しい思いをしていたので、次の年も絶対行けるやろうってどこかちょっと思っていたんですけど、行けないというのが2年続いたので、うーん……って。

山田 正直、しんどいとは思わなかったですけど、めっちゃイヤやなって思ってました。行きたいのにイヤやな~って。ゆりやんがどんどん活躍したり、濱田祐太郎が『R-1』優勝したりで、焦りも出てきて。『歌ネタ』が終わって、2016年・2017年とRunny Noize(ラニーノーズが結成しているバンド)としてアルバムを出せて、なんやかんや前進して、ただ、行動は起こしてたから……。うまくいかなくてしんどいなっていうよりも、イヤや~イヤや~っていうのだけありました。

洲崎 子どもじゃないねんから。

 

――そのイヤは、悔しさもありますか?

 

洲崎 悔しさはもちろんありましたね。

山田 それもあるし、行ってもええやろって。

洲崎 なんで俺らが落ちるねんっていうのは、正直ありましたね。

 

――舞台でもやっているし、ちゃんと作っているのに何でダメなんやろうって思いますよね。

 

洲崎 はい、正直、一番やってるのになぁって…。

 

――でもこうして結果が出てよかったですね。

 

山田 今年が無理やったらもう…。今年のネタで無理やったら、もうダメやろうなって思いましたね。

 

――愚問ですが、もし無理だったら、音曲漫才はどうしていましたか?

 

洲崎 それは続けていると思う。

山田 『歌ネタ王』のためにというより、ラニーノーズとして音曲漫才を始めて、その中で『歌ネタ王』を獲っておかないと説得力に欠けるというか。『歌ネタ王』がなくてもやっていると思います。

 

――ラニーノーズは、山田さんが誘って、洲崎さんが誘われて。結成して7年で、賞レースなどいい位置に来るけどいま一つ、結果が出なかったという印象がありました。この7年というのは、誘った側としてはどうですか?

 

山田 責任的なことですか? …それはあんまり、なかったですね。好きなことをしているので(笑)。僕的には、賞を獲ったのでやりたいことがもっと幅を広げられるのかなって、ひと段落ついたという感じはありますけど、まだまだもっとお笑いを頑張らないとダメですし。バンドでアルバム作ったり、やりたいことをやっているので、それをもっと広げていきたいですね。むしろ僕より、僕の父親の方が焦っているんですよ(笑)。「髪の毛変えろ」とか電話でわざわざ言ってくる。「金髪はええねん。ええけど、横と後ろを剃ってるのはやめて、もっと一般的に人様に受け入れられるような髪型にしろ」とか、「政治とか社会の勉強をしろ」とか言ってきて。相方が『おはよう朝日です』のレギュラーが決まってから焦っているんですよ(笑)。息子が置いていかれるって(笑)。

洲崎 勝手に焦ってる(笑)。

山田 なんかね、頭が固いというか…。口うるさくて、褒めないんですよね、基本的に。映画とか子供の時から連れていってくれるんですけど、「おもしろかったな」って言っても「いや、おもんなかったやろ」って(笑)。どこがダメやったかばかり言って、基本認めないですし。今はほとんど来ないですけど、僕らの初めての単独ライブとか、2回目とかぐらいでも、「まあまあやったな」とか。『歌ネタ王』獲ったあと、電話がかかってきて、開口一番に「次はお父さんも笑えるようなネタをしてくださいね」って(笑)。腹立つわ~、なんじゃこのおっさん!って思ったんですけど(笑)、母親いわく、優勝した時にめっちゃ泣いてたらしいです。「これは現実なのか!」って(笑)。

洲崎 びっくりしたんちゃう? おもんないのに優勝したから(笑)。

山田 そういうこと!?

 

 

――お父さんという存在は一つの指標ですね。

 

山田 そうですね。父親を笑わせることというのは。それは祇園花月でウケるようになるということなのかもしれないです。

洲崎 そうですね。

山田 祇園花月もいつも盛り上がっているんですけどね、拍手ももらえますし。

 

――マイペースなお客さんをいかに巻き込むかですね。

 

洲崎 そうですね。お箸の手を止めるくらいで。

山田 でもいいんですよ、飲食自由やから。楽しんでくれるお客さんなので。父親を認めさせるネタを作るぞっていう。

 

――洲崎さんもそういう方はいらっしゃいますか?

 

洲崎 僕の両親は結構、応援してくれていて。母親が番組に出たことがあって、僕より笑い取っていて、また呼ばれそうな感じになっているんです(笑)。おもしろかったな~ってスタッフさんが言う、気さくなおばちゃんです。

 

――今後の目標を改めてお聞きしてもいいですか。

 

山田 もちろんお笑いで。賞レースもまだまだありますし。バンドも、音楽とお笑いを融和した主催のフェスをやったり、僕はお化け屋敷をプロデュースしたいとか、好き勝手なことを言っていて。僕ら、10年前にカナダに言っていたんですけど、そこでもライブができたらいいなって。当時お世話になった人たちを招待して。

 

――その時は英語ですか?

洲崎 そうですね。カナダでも通用するような。

山田 最近、芸人さんがアメリカのオーディション番組に出てるじゃないですか。そんな感じで挑戦するのも面白いですね。

 

――『だるまさんが転んだ』も、題材自体は漫才では定番ですが、ああいう形で見せるというのは新しいスタイルですよね。それ思うと、カナダでやるというと、英語漫才の要素も含まれてくるじゃないですか。幅が広がりそうですね。

 

洲崎 そうですね。楽しみです。

 

――もし、オーディション番組に出るとしたら、審査員に何を伝えたいですか?

 

山田 『ABCの歌』が元々、アメリカの歌なので、それをこういう形で変えたというので、どんなリアクションなのか知りたいですね。

 

――ラニーノーズの公式YouTubeで「優勝をしがまない」と山田さんがおっしゃっていましたが。

 

山田 そうです、そうです。もう過去の栄光ですからって。

洲崎 いやもう、そういうこいつが一番、すがってますから。

山田 ほんまは今日も、僕は過去のことやのにな~って思いながらここに来て…。

洲崎 もうええわ! 

山田 洲崎は過去のことだけ見て、ずっとしがんでいるんですよ。

洲崎 いやいや、お前や。寄席のMCでも点数のことを言ってますから。「481点」って。

山田 それはたまたま思いついた点数を言っただけで、そしたらこいつが『歌ネタ王』優勝した時やんけって持っていくんですよ!

洲崎 いや、お前や。

 

――でもまだ全然、味がしますよね。しがんでも。

 

洲崎 まだ1カ月ちょいしか経ってないですからね(笑)。

 

――そして12月18日(水)に『オトカケBEST』が、初のNGK単独でありますね。

山田 いいきっかけを作ってNGK単独をやりたかったので、『歌ネタ王』後に「やらせてください」と言いました。僕たちのベストのネタで。『オトカケ漫才』の前にあったネタも入れながら、お届けしたいと思います。

 

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インタビュー記事はいかがでしたか?

新しい発見もあり、もっともっと読みたくなりすよね爆  笑ラブラブ

 

今後のラニーノーズの活躍に期待が膨らみます!!

 

ラニーノーズ出演の公演もたくさんございます!

是非お越しくださいませキラキラ

 

☛公演はこちら☚

 

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開場18:50/開演19:30

 

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・ラニーノーズのYou Tubeチャンネル☛https://bit.ly/2OJMEHE

・洲崎のTwitter☛https://bit.ly/2KWC12W、Instagram☛https://bit.ly/2OOKiY9

・山田のTwitter☛https://bit.ly/37xgffU、Instagram☛https://bit.ly/2XOIpif

 

最後までお読み下さいましてありがとうございました!

 

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