せんめつ

中学時代、歴史の先生が黒板に書いた言葉。

『せん滅』

そして先生は言いました。

『全滅じゃないんだ、せん滅なんだ。それが日本軍が南京においておこなったことなんだ』

中学での授業内容なんてすっかり忘れてしまったけど

この解説だけとても頭に残っています。

…さて、

話はそんな悲惨なことでもなんでもなく。

もっと平和でありがたい話です。

昨日はひな祭り、息子は息子なので本来関係ないけれど

せっかくなので季節ごとのお祝いをしよう、と思って

昨日はひな祭り感のあるケーキを買って帰りました。

息子にはイチゴがたんまりのったフルーツ屋さんのケーキを。

息子とシェアしようと思って別の種類を自分用にもう一つ。

そしてわたしの父母用にはよりひな祭り仕様のケーキをケーキ屋さんで一つずつ。

ご飯を食べたらイチゴケーキを食べようね、と言うと

夕食中もイチゴイチゴ言い続け、

苦手な葉物野菜もイチゴイチゴ言いながら食べきりました。

人一倍早く食べ終わった彼は

我々が食べ終わるのが『遅い！』と急かす始末。

そして念願叶ってケーキお披露目。

『おいしそ、おいしそ！』
『ぼく、これ！』

いつも食事の際にはウィーンと言いながら椅子を押すので

『ウィーン！ウィーン（早く！）』という息子に

写真撮るから、こっち見て笑ってくれたらウィーンするよ、

と声掛けすると、笑顔をくれました。

この後の息子、いただきますをすると破竹の勢いで根こそぎイチゴを食べる食べる！

そう、イチゴせん滅！（ここでやっとこの単語）

わたしに残されたのは、イチゴがもぎ取られた状態の

わたしはあまり好きではないゼリー風部分のみ…。

（息子はこの部分も好きそうで食べ進めましたが、

さすがにやりすぎ感あったので奪い取りました）

よくある展開です

好きなものを目にした時の彼の勢いはもう止まらない！

美味しかったね、と言うと、

『また』

と言われました…

こんなスペシャルは、次はお誕生日だぞ！