舟木一夫コンサート2023
サンシティ越谷
2023.10.10(火)14:00
東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン) 新越谷駅下車
隣接するJR武蔵野線 南越谷駅
南越谷阿波踊りは、本場の徳島&東京高円寺と合わせて日本三大阿波踊り言
われているとか。メインストリートを進む「流し踊り」、サンシティ越谷の
ホールを使って踊りを披露する「舞台踊り」、各連独自の個性を表現する
「組踊り」など、南越谷の8月末の3日間は、夏の風物詩として阿波踊り一色
になるということです。
徒歩約5分で、サンシティ越谷へ
人間性あふれる文化のまちをつくります
・・・市民憲章が掲げられています。
前日の雨の一日とは打って変わって、爽やかな
秋の空が広がりました。
ホール入り口に掲示された公演ポスターより
越谷でも嬉しい『満員御礼』でした!
舟木さんのお出迎え
サンシティ越谷ホールの緞帳
ワクワク・・・さぁ、開幕です。
オープニング ♪友を送る歌
バイオレットのライトがステージからホール全体に広がって、1階席の
天井部分(2階席張り出し部分)に曲線模様が描き出され、とっても綺麗。
2番では、その色がブルーに代わり、3番ではグリーンに変わって、細や
かなライティング。1階後部にだけ広がる美しい曲線模様に見とれており
ました。
どうやら秋になってきた気配ですね。昨日、半そで一枚で買い物をしまし
たら、寒かったです。二日ほど前から腰を痛めてしまいまして、前かがみ
になるとこの辺りのこしがちょっと痛いです。ここは、こしがや(越谷)
~(やっと客席に伝わったので、)先、行こうか。今の話は全部ウソ、、、
です。何だかんだと並べていきますので、よろしくお付き合い下さい。
舟木さんのジョークがあまりに真に迫っていたので、腰がお痛み・・・そ
れは大変!と、心配してしまいました。 その後のトークでも、こんなに
たくさんのお客様に入って頂いて・・・などと言われていましたから、き
っと越谷の満員のお客様に喜んで頂きたくて、舟木さんも知恵を絞られた
のではないでしょうか。ともあれ、にこやかな笑顔、楽しいトークで何事
もなく良かったです。
ステージからのご挨拶といえば、
1階のお客様を抜きにして、2階のお客様だけにする ” 今日はようこそお
いで下さいました ” のご挨拶はないし、かといって最前列は歌い手が一番
目を合わせにくい席で、特に男性のお客様とはお互いに大変難しいところ
です。
♪ 今日かぎりのワルツ & ♪ たそがれの人 の素敵な曲紹介
流れの綺麗な詩があって、その流れに沿ったメロディがあり、その上に流
れの綺麗な、柔らかいアレンジが付いているという、流行歌としては貴重
な曲・・・毎回このような解説をして下さるのが、とても楽しみです。
年齢に関して、舟木さんのトーク・エトセトラ
あと2ヶ月位すると、高校三年生も79、、、年を数えながらやる稼業で
もありませんし、気は若いつもりですが、皆さんもお若い(とリップサー
ビス。でも楽屋のモニターに映る、ホール入場への階段の上り降りは、も
うゆっくりになっていることは、私たちも充分に自覚ありです)。
テレビで紹介される高齢者のイメージ・イラスト
年は(今の舟木さんと)いくつも違わないのに白髪で杖を突いたり意地悪
ばあさん風だったり、、。
でも年だな~と思うことは、最近テレビを見ていて一人で突っ込んでいる
こと。ウソ~ とか、そりゃ違うだろう なんて。
舟木さんのぼやき
今は何でもかんでもセクハラだとか、パワハラだとか、、、。男性と女性は
区別しちゃいけないのか?
抒情歌について ~西條先生に教わったこと~
さくらさくら 浜千鳥、荒城の月、初恋、城ケ島の雨 など、学校で教わる
日本の曲は、ほとんど抒情歌だといっていいくらいですね。もう4曲目くら
いから僕のレコードのB面は抒情歌でした。
抒情歌について、西條先生に教わったことは大変多いです。
たとえば、
♪ 絶唱 の歌詞(~7年を 西東~)を書いて頂いたとき、西條先生に直接
電話してお聞きしたことがあります。「先生、原作で明確に7年と書いてあ
ったのでしょうか」すると先生はすぐに「アハハ」と笑って、「7年(なな
とせ)というのは、7年という年の意味ではなくて、長い長い時間と思える
期間のことを7年(ななとせ)と表現するんだよ」と仰いました。
「白髪 三千丈」という表現、喩えのようなものでしょうか。
また、♪ 夕笛 の 君は十三 ~ という歌詞について
十三歳での恋? とビックリしてしまいましたけど、「それは、幼い頃から
の知り合いだったという意味で、幼馴染ということをいちいち言わないで表
現する言葉なんだよ」と。
舟木さんを通して、私たちこそ大詩人・西條 八十先生の文学講座を教授して
頂いた思いでした。
ご近所付き合いのような舟木さんのトークで楽しませて頂けることも嬉しい
ことですが、舟木さんのコンサートに溢れる ” 文学の香り ” には、その度に
「オンリーワンの舟木一夫」を強く感じてしまいます。
そして、越谷コンサートにおいても、アプリコ・ホール以上に ♪ 恋人形
♪ その人は昔のテーマ の鮮やかな深い赤のステージに心を奪われました。
特に、♪ その人は昔のテーマ
それは赤、赤、赤のみが咲く真紅のラストステージでした。
百人浜の荒波、今にも駆けて来そうな、疾走する白馬のルンナのたてがみ
・・・スクリーンでの映像も一緒になって、真紅を背負う舟木さんの背中
をしばし呆然と見つめておりました。
関東圏での通常コンサート2023のラストも、いよいよこれで幕を閉じま
した。
アンコール
♪ 高原のお嬢さん(バラードV)
♪ 湖 愁
舟木さんを「高校三年生」にまで連れてきてくれた、デビュー曲以上に大切
な ♪ 湖 愁 で お別れのご挨拶。
舟木さんは、取り敢えず80歳、81歳まではと仰いますが、いえいえ生涯
現役はお約束です。
今は、次第に得も言われぬ熟成が進んでいった通常コンサート2023のス
テージを拝見できたことを幸せに思い、大切に見納めておきたい気持ちでい
っぱいになっています。
舟木さんグッズ
新製品も沢山発売されているようです。
夢の時間から抜け出せないままに・・・
新越谷駅 遠景
南越谷阿波踊り
参加の皆さんも、沿道の皆さんも高揚感いっぱい
だったことでしょう。



















