高槻支部主催 高槻市後援

令和2年8月9日(日)開催セミナー申込書はコチラ

 

エレベーター内は三密ですので、管理員さんに頼んで

換気を夏用(換気能力大)にすることが大事です。

 

新しい組合員A氏から総会議事録のコピーの依頼と

Cの部屋を売却するため仲介業者B氏に総会議事録を

閲覧依頼があるが、AB氏の要求は応じられるか。

 

まず、貴マンションの管理規約を確認してください。

(標準管理規約第495,6項参照)

規約に議事録閲覧の規定があれば、

その内容に従うことになります。

 

標準管理規約第495,6項に準拠していれば

A氏は組合員ですから、総会議事録を閲覧する権利は

あることになります。

 

では、A氏にコピーまで認めなければならないので

しょうか?

この点についてはA氏に認められている権利は「閲覧」

であり、閲覧する権利にはコピーする権利までは

含まれていないと考えられます。

 

実際上もコピーする権利まで認めてしまうと

仮に閲覧する対象の書類が多くなればコピーをする

費用と時間もかかり、管理組合の負担は

大きくなってしまいます。

 

したがって、A氏のコピーの要求は拒否することが

できます。

但し、A氏が指定場所で閲覧するときに

デジタルカメラ等で撮影することを妨げることは

できないと考えられます。

 

管理組合の負担という点では「閲覧」をさせた場合と

異ならないからです。

 

また、管理事務所などにコピー機が置かれてあり

それを有料でA氏に利用させることはかまいません。

 

B氏の場合はどうでしょうか。

利害関係人には閲覧の権利がありますので

仲介業者のB氏が利害関係人と言えるかが問題となる。

単なる仲介業者は利害関係人には含まれません。

 

もっとも、居室を購入しようと検討している人は

組合員になろうとする者ですから、利害関係人に

含まれると考えられます。

 

したがって、B氏が利害関係人から委任を受けて

閲覧を求めているのであればコピーについては

拒否することはできますが

閲覧についてはB氏の要求を拒否することは

できないと考えます。

 

仮に規約の中に議事録の閲覧規定がなくても

質問の結論は変わりません。

 

規約に規定がない場合は区分所有法の規定が

適用されることになりますが

 

区分所有法第332項に、組合員や利害関係人が

議事録を閲覧する権利を定められているからです。

 (強行規定)