
図解まるわかり ロボットのしくみ/三津村 直貴 26237

★★★★★
先日の
がとても興味深かったので
しばらく「ロボット」を研究テーマの一つとしたい。
二冊目がこの本。
ところどころ、氣になるキーワードの度に
YouTube動画チェックするものだから、
読み終わるのに時間かかった(笑)。
人間だけではない生物模倣のテクノロジー
ロボットが模倣するのは人間だけではありません。
四足歩行の動物、爬虫類、魚類、昆虫などの多岐にわたります。
こうした生物模倣の技術を「バイオミメティクス」と呼び、
人間の模倣もある種の生物模倣と考えることができるでしょう。
従来のロボット設計は技術的な制約により、
比較的単純な動作原理の積み重ねで発展してきました。
しかし、こうした進化には限界があり、
より複雑なタスクの実現には新しいアプローチが必要です。
生物が長い年月を経て進化を続け獲得した、
複雑で多様な構造と原理を利用した機構は
高い柔軟性と経済性を兼ね備えており、
今までにないロボットの開発とインフラの構築に応用することができます。
近年では、生物の技術的な模倣だけではなく、
生態系レベルでの模倣を目指したバイオミミクリーも
注目されるようになりました。
このあたり、とても面白いなぁ。
人間をはじめ動物がいとも簡単にやってのけること、
これがロボットには難しいのだ。
ロボットや AIの開発には「モラベックのパラドックス」と呼ばれる
「人間にとって簡単な感覚的なタスクほど機械にとって難しい」という
逆説的なハードルが長らく存在していました。
ロボットにとっては二本足で歩くことすら一苦労だったわけですが、
それがディープラーニングをはじめとする機械学習によって一変しました。
歩くどころか 5本指を駆使して道具を使うようになり、
言葉や物体の識別も簡単にこなせるようになりました。
むしろ、進歩していたはずの駆動技術が
AIによる知的制御についてこれなくなるほどです。
仮想空間では簡単にできることが、
思うようにロボットの身体を動かせないせいで
上手く行かないといった状況が増えてきました。
なるほど。AIやディープラーニングがこの
「モラベックのパラドックス」を打ち破る
ブレークスルーになる、ということか。
「なぜ人間は歩けるのだろう?」
「どのようなメカニズムで歩いているのだろう?」
などは武道家としてはよく考え門人の皆さんにもよくお話するところなのだが
AIやディープラーニングが学んでいる「歩くこと」などが
どのように認識されているのか、言語化?されているのか。
興味があるところだ。