サーバント・リーダーシップ入門/金井壽宏 池田守男 26182 | 年間365冊×今年22年目 武道場主 兼 投資会社・コンサル会社   オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

サーバント・リーダーシップ入門/金井壽宏 池田守男 26182

 

★★★★★

先日の

 

劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~/山口周 26179

 

の中で提示されていたリーダーシップのあり方として

「サーバント・リーダーシップ」を知る。

 

「サーバント?召使?部下の召使とは勘弁だな」

とも思うがもう少し深い意味がありそうだったので

本書を読んでみた。

 

著者は金井壽宏先生と

資生堂で5代の社長に秘書としてお仕えしたあと、

社長・会長などを歴任された池田守男さん。

 

本書によればサーバント・リーダーシップを一言で言うと

 

 リーダーが掲げるミッション・ビジョンを

 実現すべくメンバーはついてくる。
 そんなメンバーをリーダーは下から支え尽くす。
 これがサーバント・リーダーシップの考え方だ。

 

というもの。但し、状況に応じて

(この辺が条件適合リーダーシップと一緒)

メンバーの先頭に立つことも厭わない、というもの。

 

10年前、もっとギラギラ(笑)した頃には

「そんなの甘いね!」と一刀両断したかもしれないが、

今ならそんなこともありそう、あり得ると思う。

「サーバント的な講師」はかなりイメージできる。

 

繰り返されていて少々引っかかりを感じるのが

「奉仕」という言葉。

池田守男さんは幼少の頃からのクリスチャン、

神学校にも通ったとのことで個人のメンタリティの

特性によるものが強いのかな?とも。

 

ただ、本書では指摘はされていないものの、

仏教にだって「無財の七施」という言葉もあるので

「奉仕」を「施し」と置き換えてみると

クリスチャンではない私にも少し肚落ちしたかも。