
正欲/朝井リョウ 26149

★★★★★
先日の
で朝井リョウワールドに引き込まれた様だ。
二冊目はこの「正欲」
「正欲」?「性欲」ではないのか。。
ありそうで無い言葉。
なんだ正しい欲って?
と読み始めるが、止まらない。
森村誠一さんのサスペンス的?に
複数の登場人物が登場しそれぞれの物語が展開する。
森村誠一さんほど「どうやってこの複数の伏線が最後に交わるのか?」
が最後まで秘められるわけではなく、
途中から絡みながら進んでいく。
個人的にはLGBTQでさえ「・・・」となってしまうが、
人間の性欲はもっともっと多様であるらしい。
異性や人間に向けた性欲だけが「正欲」なのか?
何が「正常」で何が「異常」なのか?
どこまでの「異常」は許されるのか?
という答えのなさそうな問いが問いかけられつつ、
自分には異星人とも思える遠い存在の登場人物たちに
それなりに感情移入もできるのが
朝井リョウさんの作品の凄いところ。
世の中には、人間が想像できないことのほうが圧倒的に多いのにね
の一言は重い。
今年2026年の秋には映画化もされるようだ。
稲垣吾郎さん新垣結衣さんが主人公。。
ちょっと違う氣もするが、ハマっているような氣もする。
それが映画の作り手の手口と分かりつつも観てみたい。
