生きるヒント2 ‐いまの自分を信じるための12章/五木寛之
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ああ、五木寛之さんの手の上で
踊らされていただけか、とも思ったのが
巻末の
著者からのメッセージ
ある読者のかたから、こんなお手紙をいただきました。
〈(前略)読みすすめるうちに、ほんとにそうだ! そうなんだ!
と強く共感する部分と、それはちょっと違うなあ、
私はそうは思わないけど、どうなんだろう?
と、首をひねる部分と両方あって、
その肯定と疑問のふたつの感情のあいだを
揺れながら読み終えたのです。(後略)〉
この文章を読んで、とても嬉しくなりました。
本というものは、まさにこんなふうにして読むのが最高だと思ったからです。
あたえられたものを黙ってうのみにするのでは、
読んだということにはなりません。
賛成にせよ、反対にせよ、はっきりした自分自身の感情を
大事にすることが不可欠です。
そうか。強い共感も、かるい反発も
全ては五木寛之さんに前から仕組まれていたことなのか、と。
ただ「操作されていた」と思ってもそんなに嫌では無いナ。
生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―/五木寛之 25110