大河の一滴/五木寛之 20101 | 年間365冊×今年22年目 武道場主 兼 投資会社・コンサル会社   オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

大河の一滴/五木寛之 20101

 

★★★★★

 

若かりし頃苦手だった五木寛之さんのエッセイ。

 

五木寛之さんの世界観というと

「老い」「下り坂」「諦め」「マイナス思考」「後ろ向き」

という感じがして、蟻地獄(しかも少し甘美な臭いもする)に

引きずり込まれそうな怖さがあって、

無意識に恐れていたのかもしれない。

 

でも、いくら「人生100年」でもそろそろピーク。

体力氣力経済力ともにまだまだこれから、

とも思いつつもさすがに老眼が誤魔化せなくなってきたり、

夜通し呑むとかとても無理だし。

 

そんな中で五木寛之さんの本を読むと

何だかちょっとほっとする。

老練老熟も悪くないな、と。

「死にそうなのに死ぬほど強いジジイになりたい」

というのが武道的な一つの目標だが

ジジイならジジイらしさを受け入れて生きるのも

それはそれで楽しいかも知れない。

 

 

大河の一滴/五木寛之 19050