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1〜5,002円
★★★★★
若かりし頃苦手だった五木寛之さんのエッセイ。
五木寛之さんの世界観というと
「老い」「下り坂」「諦め」「マイナス思考」「後ろ向き」
という感じがして、蟻地獄(しかも少し甘美な臭いもする)に
引きずり込まれそうな怖さがあって、
無意識に恐れていたのかもしれない。
でも、いくら「人生100年」でもそろそろピーク。
体力氣力経済力ともにまだまだこれから、
とも思いつつもさすがに老眼が誤魔化せなくなってきたり、
夜通し呑むとかとても無理だし。
そんな中で五木寛之さんの本を読むと
何だかちょっとほっとする。
老練老熟も悪くないな、と。
「死にそうなのに死ぬほど強いジジイになりたい」
というのが武道的な一つの目標だが
ジジイならジジイらしさを受け入れて生きるのも
それはそれで楽しいかも知れない。