日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか/小室 直樹 11088 | 分譲マンション屋の読書日記
2011-03-29 04:04:30

日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか/小室 直樹 11088

テーマ:宗教/哲学
日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか/小室 直樹
¥1,890
Amazon.co.jp

★★★★★


碩学小室直樹先生による、比較宗教論。

仏教、キリスト教、イスラム教、儒教を徹底比較し、

それぞれの本質に迫ろうとする、大変な意欲作。


何度も読んでいる本なのだが、

今回面白いなぁと思ったのは、

仏教とキリスト教の目指すところが「正反対」というところ。

仏教は、輪廻転生から解脱し、「永遠の死」を目標とする。

一方、キリスト教は、いつの日か「最後の審判」がくだり、

現世が「神の世」となって、永遠の生を得る。

永遠に輪廻転生を繰り返すことを「苦」として、

そこから抜け出そうとする仏教と、

「完全なる死」を恐れるキリスト教。
比較してみると、宗教によって、

「上がり」方が違っていることが良くわかり、実に面白い。


あとは、予定説と因果説。

ロジカルシンキングが、主にキリスト教をベースとした米国などで

発展しているのに、そのキリスト教は予定説、である。

日本では、ロジカルシンキングはまだまだ主流にはなりえていないのに、

そのベースは因果説を基にした仏教(とも言い切れないが)である。

キリスト教徒国から資本主義が生まれたことと同様、

実に不思議な氣がする。




GAKUさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス