人徳の研究―「水五則」に学ぶ人間の在り方/松原 泰道 05341 | 分譲マンション屋の読書日記
2005-12-10 23:54:10

人徳の研究―「水五則」に学ぶ人間の在り方/松原 泰道 05341

テーマ:自己啓発
松原 泰道
人徳の研究―「水五則」に学ぶ人間の在り方
★★★★★

数年前に買った本。


臨済宗の坊さんである松原泰道師の本は大好きで、
般若心経入門―276文字が語る人生の知恵 』は名著であり

何度読んだかわからないほど。

他の松原師の本は沢山読んだ。


ところがこの本は以前読んだ時は確か

「いまいちだな」と思った記憶があった。


なぜか今回はすうっと心の中に入り込んできた気がする。


 釈尊が説いた仏教を一言で言うと、

 「死を問いとして、それに応えるに足る生き方を導く教え」

 (金子大栄)です。

 私達は人間に生まれたからには、

 遅かれ早かれ死ななければならないのです。

 避けることのできないこの事実の下にあって、

 私達は日々をどのように生きればいいのか、

 その生き方をテーマにするのが仏教です。


これほど上手く「仏教」を一言で表せられるのだな。

覚えておこう。


 次に、私は三つの”心の杖ことば”を設けました。

 「無理をしない、無駄をしない、無精をしない」の”三無の杖ことば”です。

 別に若い人の「三無」に対抗するわけでもないし、

 もちろん主義や主張でもありません。

 ただ、私の誓いと願いです。


 「無理をしない」は、常識的な意味のほかに、

 無理つまり道理に合わないことはしない誓いと、

 理に適ったことを務めよう、との願いです。


 「無駄をしない」も、前記のように時刻や時間を無駄にしないことと、

 どんなわずかな時間も物品も粗末にせずに、

 生かして用いていこう、

 さらに他(ひと)の親切を無駄にはしまい、との誓いと願いです。

 「無精をしない」は、怠けがちにならないということだけでなく、

 できるだけ積極的に精を出す、つまり精進しよう、

 励もうとの請願です。

 この三無を、目立たぬよう、きわだたぬように、さりげなく、

 水が無心に流れるようにしていきたい、

 人がついて来ようが来なかろうが、

 そんなことにはかかわりなく、

 自分の請願の実践としてできるだけつづけていきたいと思います。


松原師は1909年(明治40年)生まれで、この本を書いたのは

1998年(平成10年)だから、89歳の時だ。

さすが。

この心がけのお陰で長生きするし、

今でも呆けずに本を書いたり講演をしたりで大活躍できるわけだ。



松原 泰道
人徳の研究―「水五則」に学ぶ人間の在り方

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