こんにちは

顎の緊張のお話については以前から何回かお話しさせていただいていますが、寒いからでしょうか?

冷え込んでからいろんな方々の顎の緊張度がアップしています。

噛み締めにはいろいろな原因がありますが、寒くなると言うのも1つの要因なのかもしれませんね。

確かにめっちゃ寒いときには歯を食いしばってしまうイメージがありますが、そこまででなくてもやっぱり噛み締めがちになってしまうのかもしれません。

そもそも咬筋も頬のところに付いているので外気からの影響受けやすいと言うのもあるかもしれません。

検証した事はありませんが、足の冷えでスネの筋肉などが固まってしまうことを思えば、頬に冷たい風が当たることによっても咬筋は緊張してしまうのかもしれないです。

そうなるとこれは顎の問題だけでは終わってくれないですね。

前にもお伝えしているかもしれないですが、咬筋の緊張は全身の筋肉の緊張のスイッチになります。

スポーツ選手がマウスピースを使って噛み合わせを調整しますが、それは噛み合わせをしっかりすることによって筋肉の緊張度を上げ、筋力を増強させることができるからです。

これは逆もまた然りで、咬筋が緊張していることによって全身が緊張しっぱなしと言う状態にもなると言うことです。

だから若干テクニック的なお話ですが、顎の筋肉をしっかりとマッサージして緩めることにより効果は全身に影響します。

いや、むしろここがガチガチならば体をどれだけしっかりと施術してようが効果が薄いと言うことすらあります。

そういう意味でとっても重要なポイントですが、ちょっと使いにくさもあります。

というのもこの場所はほとんどの人にとって「未開のジャングル」です。

ほとんどの人は多少のかみしめの蓄積があり、ここに触れられること自体も経験したことがなく、触られると「めちゃくちゃ痛い!」ことが多いです。

だからすごく痛がりの人であったり、お店に通い始めて日が浅い人にいきなりやると言う事はあまりやってません。

「本当はやったほうがいいんやけどなぁ…」

と言うふうに思いつつ、そこは機会を見てお伝えしています。

今、これ読んでくれた方もおそらく顎をやってもらったほうがきっといいはず!

と言うわけで上顎と下顎の蝶番の部分(顎関節周辺)にコリコリした筋肉があるはずですので、そこはよくマッサージしておいてください。

そこをしっかりと緩めておくだけで、全身の筋肉が緩んでお得です!

今日もあなたにまんぷくが降り注ぎますように!