こんにちは。



ご無沙汰しております。

タイのバンコク近郊洪水被害も落ち着きを見せ、殆どの観光には支障が無い状態になりました。

ただ、郊外ではまだ浸水している地区もあり、完全に持ち直したわけではなく、

あくまでも観光には問題が無い程度で、生活に困窮されているかたがまだまだいらっしゃるという事実、

水は引いても復旧には経済的にもまだまだ苦しんでおられる方が多くいらっしゃると聞いております。

タイの国力を信じ、早期復旧を願って止みません。





実は私、洪水前にラオスのルアンプラバーンへ視察旅行に行って参りました。

何年振りだろうかというぐらいにまともな観光をしたと思います。その一部を紹介させてください。


ルアンプラバーンまでは飛行機でチェンマイからたった1時間のフライト。バンコクからでも2時間。

人口6万人の街全体が世界遺産というニューヨークタイムズの行ってみたい国ベスト1になった

この街、本当に今まで見たことのない不思議な街並み、信号が一つもない道、

文化というものから一線を引いている感さえします。今では当たり前のコンビニ、派手なネオン、

ファストフード店などはどこにも見当たりません。

「コンビニが無いとヤダ!」というかたはたとえ2泊3日でも息苦しいと感じられるかもしれません。


私は都合で1泊2日しかこの街に行くことは出来ませんでした。2泊にしておけばよかったと

チェンマイに戻ってから激しく後悔してしたほどです。


9月中旬、ルアンプラバーンへ到着。

まずはメコン川を拝みます。小舟に乗って織物と紙漉きのサンコン村というところへ。


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こんな船で行きます。

しっかりしたエンジンが付いているので逆流でも平気でゆっくりと登っていきます。


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10分ほどですが風情があっていいですね。

ガイドに聞いたのですがこの川から魚が取れなくなってきていると聞きました。

理由は魚を取るのに薬品を使ったり、爆薬を使ったりして普通の漁法では一向に取れないのだと言ってました。

考えられないですね。ここにシーシェパードが来て抗議すればいいのに・・・


そんなことを思いながらサンコン村に到着。


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階段を上っていくと


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手漉きの絹織物やさんが並んでいます。


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おねいさん、今までニコニコ案内と説明してくれたのにカメラを構えるとムッツリ顔^^;

上の製品は全て絹から作ったもの。本当にいい仕事していると思います。

種類も豊富なのできっとここなら合うものが見つけられますよ^^



村の中をドンドン奥へ進んでいきます。

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機織りされています。

こういうの好きなんですね。子供のころの自宅周辺学区内には

自宅内で織物をされていたり組み紐や糸巻きなど色々な小さな工場のようなところがあって

こういうのをずっと眺めていた記憶があります。


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紙漉きも見つけた。熟練の技。つい見とれてしまいます。


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こういうかたちで製品を見せつけられると欲しくなりますよねぇ。



あとは別のところで糸の染色や蚕を見せてもらいました。


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色はコトコトと中火で煮込むんですね。牛スジやもつとは違いますね^^;


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そして蚕の幼虫が糸を作っている様子、成長過程を。


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ここからあの絹、シルクが作られます。

改めて昔からの衣料って凄いんだなぁと再認識させられました。

こういう文化は本当に大切にしていかなければいけません。


大変素敵なものを見せて頂きました。勉強になりました。