🇸🇦サウジアラビアで開催中の「🏜ダカール・ラリー 2023」は、ステージ6(全14ステージ)となります![]()
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明日で折り返しを迎えるダカール・ラリーですが、ステージ6は首位200🇶🇦アルアティア(TOYOTA)を除く上位陣が優勝戦戦から総脱落
という大波乱
が起きました![]()
1位
200🇶🇦アルアティア(TOYOTA)
2位
201🇫🇷ローブ(BRX)
+00h03'29"
3位
217🇿🇦ラテガン(TOYOTA)
+00h08'52"
6位
211🇸🇪エクストローム(AUDI)
+00h10'59"
7位
230🇧🇷モラエス(TOYOTA)
+00h11'36"
🔰ダカール・ルーキー南米ブラジルのルーカス・モラエスが抜群の安定感で総合6位から3位へ。
37位
205🇿🇦ドヴィリエ(TOYOTA)
+00h36"41"
トップから30分以上も遅れたジニール・ドヴィリエだが、上位陣が姿を消したため総合では7位から4位へ浮上。
136位![]()
202🇸🇦アルラジ(TOYOTA)
+05h01'17"
地元サウジアラビア期待のヤジード・アルラジがメカニカル・トラブルで5時間のタイムロス。総合3位から35位に転落![]()
DNF
204🇫🇷ペテランセル(AUDI)
ダカール最多勝のステファン・ペテランセルが無念のリタイア
この日はアルアティアを抑えトップに立っていた。その後ジャンプからの着地時にコ・ドライバー(ナビゲイター)が腰を負傷、病院へ搬送された模様。ペテランセルは総合3位↗︎2位とトップのアルアティアを20分差で追い上げていた。
207🇪🇸サインツ(AUDI)
ペテランセルがリタイアした付近でWRC&ダカール王者のカルロス・サインツもクラッシュ
こちらはサスペンションが大破。修理すれば走行可能というが現在のところ不明。トップから陥落後も総合4位と猛チャージ中だった。
ペテランセルとサインツ
🐪 General Ranking
以下、略
大会6日目を終え、総合トップのアルアティア(TOYOTA)を筆頭に上位4位までをトヨタが独占
続いて孤軍奮闘のエクストローム(AUDI)、ローブ(BRX)が続く展開です![]()
🇯🇵TOYOTA
TOYOTA GAZOO RACING
205🇿🇦ドヴィリエ +01h44'38"
13位↘︎18位↗︎5位↘︎7位→7位→7位↗︎4位
🇩🇪AUDI
TEAM AUDI SPORT
204🇫🇷ペテランセル ✖︎
3位↘︎8位→8位↗︎3位→3位↗︎2位→リタイア
🇬🇧BRX
BHARAIN RAID XTREME
🥇
🇶🇦ナッサール・アルアティア
Nasser Al-Attiyah
【1970 - 】
アルアティアは、中東カタールの国内ラリーで無敵の強さだったものの、資金難のため射撃競技を習いオリンピックに5度出場、メダルも獲得している実力者。カタール選手団の旗手も務めた。
ダカール・ラリーでは、VW(2013)、ミニ(2015)、トヨタでは2回(2019,22)の優勝を果たし、W2RCの初代王者にも輝いた。
しかし、実はトヨタに移籍してからは、プジョー、ミニの二輪駆動バギーに有利なレギュレーションに何度も苦しまされてきた。
かつて三菱が、プジョーやシトロエンに対して被ってきた欧州メーカー優遇の構図である。今回も主催者により、アウディの電気自動車に有利な措置がされていた。
そんな不利な状況を楽しむように、アルアティアは自らと向き合い走り続ける。弛まぬ努力から生まれる自信…それが幸運をも引き込む彼の強さである。
早くも前年王者、アルアティアの独走状態ですが、ゴールするまで結果は分からないのが大自然を舞台にしたダカール・ラリーの醍醐味
今後の展開が楽しみー![]()





























