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昨年、三菱の「ラリーアート」ブランドの復活が発表され話題となりましたが、今年の1月に開催された『東京オートサロン2022』では新たなコンセプトが紹介されました。
「ラリーアート」といえば、三菱がラリー活動を行うために1984年に設立された会社であり、2010年に業務終了。
過去にはWRCやパリダカといったモータースポーツではワークスチーム名として知られるブランドでした
WRC
三菱スタリオン 4WD
WRCグループBの強豪アウディ・クアトロに対抗すべく開発されたスタリオン4WDだが、デビューすることなくグループBが1986年に廃止。
三菱スタリオン・ターボ
グループAとなったスタリオン・ターボ。1987年🇯🇵篠塚建次郎が『ヒマラヤン・ラリー』で優勝。
三菱ギャラン VR-4
WRCでランチア・デルタが覇権を握っていた時代に三菱が送り込んだギャラン。1991年🇯🇵篠塚建次郎が『アイヴォリーコースト・ラリー』で日本人初優勝。翌年も連覇。
三菱ランサーEVO. Ⅰ〜Ⅵ
1994年🇯🇵篠塚建次郎が『サファリ・ラリー』で日本人最高の2位。1996〜99年🇫🇮トミ・マキネンがWRC年間王者4連覇。
PARIS - DAKAR
三菱パジェロ(市販車ベースⅠ期)
『パリダカ』には1983年から参戦。1985年🇫🇷パトリック・ザニロリがポルシェを制し初優勝。
三菱パジェロ(市販車ベースⅡ期)
三菱自動車のサラリーマン・ドライバー🇯🇵篠塚建次郎が1987年3位、翌年2位。日本でも話題に。
三菱パジェロ(プロトタイプⅠ期)
プジョーやシトロエンに対抗するためマルチチューブラー・フレームを導入。1992年🇫🇷ユベール・オリオールが優勝。翌年🇫🇷ブルーノ・サビーが優勝し、三菱が2連覇。
三菱パジェロ(市販車ベースⅢ期)
1997年🇯🇵篠塚建次郎が日本人初優勝。翌年🇫🇷ジャン・ピエール・フォントネがパジェロEVO.で優勝し、三菱が再び2連覇。
三菱パジェロ(市販車ベースⅣ期)
ルノー・2WDバギーに有利なレギュレーションに苦しみながらも2001年🇩🇪ユタ・クラインシュミットが女性初の優勝。翌年🇯🇵増岡浩が日本人二人目の優勝。
三菱パジェロ(プロトタイプⅡ期)
2003年🇯🇵増岡が2連覇。VW、BMW、フォード、日産等ライバルの台頭を抑え、07年まで三菱が7連覇。合計優勝12回はパリダカ最多。
近年は、リコール問題とトップの舵取りでラリー活動がなくなり、ランサーやパジェロさえ日本での生産が終了してしまった三菱自動車…
しかし、ここにきて、🇹🇭タイで新型パジェロが先行発売されたり、"三菱らしさ"を前面に出してきた流れには期待してしまいます
いよいよ三菱のラリー活動復帰となるのでしょうかねー