「日本は米国守らない」 トランプ氏、同盟に不満表明(時事通信) - Yahoo!ニュース

 

 ウクライナの件にしても、日米安保に関してのコメントも、「トランプの傲慢」「自国だけ良ければいいという勝手な理屈」などと批判的に論ずるニュースをよく見かける。

 

 だが本当にそうなのか。

 トランプの目線からは、いまのアメリカが「そうでもしなければやっていけない」ほど窮状に立たされているということなんじゃないかと、私としてはそう思う。

 

「アメリカはもう他国に構う余裕がないから」「まずは自国の立て直しに専念する」というのはトランプ第一期政権のときから言っていることで、私としては「そりゃあそういうことを言うだろう」としか思わないのだが。

 

 トランプを批判する前に、このようなことを言い出す想定で準備をしてこなかった各国政府を責めるべきなんじゃないの?

 

 

 準備をしてこなかったから、「ウクライナにカネも武器も出さない」といわれたフランスのマクロン大統領は、「核武装の拡大」などと今の世界情勢からはとても受け入れられないような極論を言わざるを得なくなる。

 

 日本もその意味ではまったく心許ないのだが。

 石破なんて、何を言われてもニヤニヤしながらじっと聞いているだけしかできないんじゃないか?

 マクロンが正しいとは言わないが、そのほうがまだマシなほど石破は無能だ。

 

 むしろ政治家よりも民衆のほうが、このような事態になることを実感でとらえていて、それがここ数年、西側各国における右派政党の勢力拡大につながっているのではないかな。

 

※競輪noteもよろしくです