脇本雄もさあ、そういうレースができるなら、もっと普段からやってくれよなあ…。

 そんな恨み言を言っても意味はないのだけれども、じつに見事な先行だった。

 

 北井祐が何もできなかったものなあ。

 本命視した眞杉匠も北井祐の先行を見込んで岩本俊を捌いて南関3番手を奪ったのだろうが、脇本雄の先行に北井祐が何もできないのではまったくの徒労に終わってしまった。

 

 グランプリってこんな感じで完全なピントハズレに終わることが多いんだよなあ。

 

 古性優の史上最高獲得賞金というのもチラっと予感はしていたのだが、それでも清水裕は買っていなかっただろう。

 死ぬまでのうちに、いつかビシッと本線で当ててみたいものだ。

 

 

 

 そんなことを言っているうちに、間もなく2025年最初のグレードレース、立川鳳凰賞典GⅢが始まる。

 

 多士済々でSS班以外にも優勝候補となりそうな選手が盛りだくさん。

 上位で注目したいのは初のS1班昇格となった東京の鈴木玄と、ようやく好調時の走りが見えてきた熊本の中川誠。

 

 下位に関してはA級から上がってきたほぼ初見の選手が多く、そのへんの力関係が判然としないうちは「見」に徹するべきなんだろう。

 立川での車券勝負は仕事始めと同じく1月6日からになりそうだ。

 

※グレードレースがなくてもFⅠがあるじゃない。

競輪 厳選“穴”予想 2024・12・31 豊橋、岸和田、武雄FⅠ|hayakawa