最終バックの手前、松本貴の仕掛け出しの瞬間はむしろ「清水裕→松本貴or小岩大の高目キタ~!」なんて思っていたのだが、なんだろう。
思うように行かないもんだ。
ダイジェストを見直したが、清水裕は道中、たびたび後ろを確認するなど余裕があったようだし、油断だったのかなあ。
太田海を見切って自力発進していれば十分に勝ちはあったと思うし、そういうことのできる選手だと思っていたのだが。
松本貴はスタートを取れそうなところを清水裕に譲ったりして「地元優先」の雰囲気を出していたので、まさか捲ってくるとは思わなかったとか?
それも含めて松本貴の作戦だったとしたら策士よのお。
道中、脚を溜められるということで松本貴は重視していたのだけれど、この結果はちょっと考えつかなかった。
仮に松本貴→小岩大で狙ったとしても、今開催の私は「杉森輝推し」だったので、その後ろにつけていた武藤龍の3着というのは買っていなかっただろう。
なんだかなあ。
次回グレードレースは11月7日から開催の四日市ナイター記念。
SS班を含む上位勢は小倉競輪祭前の予行演習的な意味合いから真剣モードで挑みそうだが、そんななかでも前回函館ナイターで、久々の出走ながら3連勝を決めた中野慎がトップクラス相手にどこまでやれるのかは要注目。
函館決勝では守澤太を番手につけながら逃げ切りを決めていて、ここでも優勝争いを演じるようだと、次走の小倉競輪祭では台風の目になるかもしれない。
下位だと邉見光。
前回松戸ナイターでは2度の7着となっているが、これは野口裕や道場晃に真っ向勝負で挑んだ結果のことだから、現況の自信の表れで、むしろ好材料と評価すべきだろう。
先行よりは捲りが強いタイプだから、予選や負け戦で徹底先行型との対戦となれば絶買いだ。
同じく捲りでこのところ存在感を発揮しているのが熊本の谷口力。下位戦、人気薄での一発に期待している。
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競輪 厳選“”予想 2024・11・5|hayakawa (note.com)