なんで車券って当たらんの?

 

 山口拳が捲り追い込んできた時は思わず声が出たが、応援空しく1/4輪差の3着。

 脇本雄が松本貴に阻まれることなくもう少し前に踏めていれば。あるいは吉澤純がもう少しだけ守澤太に抵抗できていれば……。

 レース中のほんの少しの展開の違いによって結果が違ってしまうのが競輪の怖さであり、おもしろさでもある……なんて冷静ぶってる場合か!

 クソっ! 悔しい!

 

 すべては守澤太の走りが達者だったってことなんだろう。

 吉澤純も今回、地元らしくしぶといレースぶりだったが、それを自然と捌き切ったのだから立派なもんよ。

 脚力的にはそこまで好調にも見えなかったが、今後そっちもどんどんよくなることが見込めよう。

 

 

 次回グレードレースは7月4日からの小松島記念。

 

 7月からはA級上がりの選手が加わるが、この開催ではけっこうS級経験者が多いので、特別に気にかけることなく以前のイメージのままでも問題なさそう。

 

 完全な新顔は塩崎隼秀、室井蓮太朗 、安彦統賀といったところだが、彼らはA級でも絶対的存在って感じじゃなかったように思うので、上位でどうこうって感じでもなかろう。

 下位で人気になるようなら、外すことから考えるって感じになるか。

 逆に下位で狙いたいのは、9車立ての一発狙いが脚質に合いそうな古屋琢晶 。
 

 取手記念でずいぶんといい走りっぷりだった木村佑来も、むしろ人気薄の時こそ狙ってみたい。