正直なところ、共同親権の問題についてはこれまで深く考えたこともなく、ハッシーについても特段ファンというわけでもなかったのだが、以下の物言いはどうにも承服しかねる。
怒りでアタマが沸騰しそうだ。
要は「共同親権を主張するヤカラは、みんな橋本崇載のような殺人予備軍だから、やっぱり共同親権なんて認めてはいけない」と言っているわけだ。
まったく考えもしなかった角度からのこれら発言には、眩暈のする思いである。
人それぞれに異なる事情や想いがあることなんて、コイツらはまったく考えようとしない。
そんな人間が弁護士でござい、政治家でございと言っているなんておぞましいにも程がある。
ハッシーについては棋士を辞めたタイミングで上げられたYouTube動画をいくつか見ただけなので、一方的に肩入れするつもりはないけれど、元A級棋士という一生もののステータスを捨て去るほどに心的ダメージがあったことだけはわかる。
仮にハッシー側に多大な非があったのだとしても、それでも心に大きな傷を負った人間に対して、なんで太田やら大椿やらは、こんなに冷たい物言いができるのか。
そこが私には理解できない。
共同親権に問題があるというのなら、そこをきちんと議論すればいいだけのことなのに、説得も交渉もすっ飛ばして「共同親権を主張する者は潜在的殺人鬼」なんて言ってしまう。
そんなヤツらが「共同親権反対派」だというなら、その一点を以て、今日から私は「共同親権賛成派」となる。
「なぜ共同親権に賛成なのですか?」
「反対派がクソ過ぎるから」
これで十分だ。