選択的夫婦別姓や同性婚などについて「賛成か反対か」と問われれば、ほとんどの日本人は「どっちでもいい」もしくは「したい人はすればいいんじゃないの?」と答えるんじゃないかなあ。
だからこの種のアンケートなどでは大抵が「賛成多数」となるわけだ。
だけどそれって「自分に関係のない」ところでの意見だから、その結果を実際の政治に活かすっていうのは違うと思うんだ。
政治マターとして意味のあるアンケートにするのであれば
「選択的夫婦別姓や同性婚をあなた自身はやりたいですか?」
「選択的夫婦別姓や同性婚を自分の子どもや親、きょうだいなどの親族が行うことに賛成しますか?」
「選択的夫婦別姓や同性婚のための法律改正は必要だと思いますか?」
「選択的夫婦別姓や同性婚のための補助としてどのくらいの税金を使うことが妥当だと考えますか」
こういった質問でなければ、質問を受けた人間も親身になって答えないでしょう。
そうして出された結果こそが本当の民意だと思うし、そうでなければどのように決まったところで反対の声は絶えないだろう。
なんとなく思い付くままに書いてみた。