昨日のゼレンスキー大統領による国会演説。

 所用につきライブでは見られなかったのだが、断片的なニュース映像や書き起こしたものを見たところ、なんちゃーない。

 スピーチライターが「がんばって日本向きの原稿つくりました!」ってぐらいにしか見えず、それは即ちゼレンスキーにとって(そして国際社会の一般的な感覚として)「日本はなんちゃーない国」ということなんだろう。

 

 「日本がリーダーシップを発揮して平和を~」なんて言葉を聞いて、気分を良くしてるならお人よしもいいところで、ゼレンスキーからすれば「窮状を訴えれば素直にお金を出してくれる善良な国」というだけだと、今回スピーチを私が見た範囲ではそのように見受けられた。

 

 まあ岸田がいくら頑張ったところで世界を相手にリーダーシップを発揮できるようなタマでもなし。

 別にそれでもいいんだけどさ。

 

 どうせなんちゃーない国と思われているのなら、いっそ内にこもって「アメリカもロシアも好きにおやりなさい」「日本は独自にやっていきます」「困ってる国にはできる範囲で援助しますんで」ってことで孤立主義に向かってみるのもいいとは思うが、岸田にそんなトガったことはできないだろうし……。

 

 

ゼレンスキーの演説後の山東昭子参院議長の返礼のあいさつが素晴らしかったとの評判をネットで見かけて、「もしかしたら見られる?」と朝からテレビをつけていたけど、そういうのは放送しないんだよなあ……。