名古屋の河村たかし市長が金メダルに咬み付いたとかなんとかで話題になっていて、まあ河村は左翼の標的にされているところもあるからそれで余計に燃え上がっているところもありそうだし、そういうことをやっちゃう気持ちも私としては分からないでもないのだが、でもやっぱり感覚が古いわなあ。
コロナ云々に関係なく、今の人々の感覚からすれば咬むふりぐらいでアウトかセーフかギリギリの線じゃないの?
おっさんの唾液の気持ち悪さに本人が無頓着なのはいただけない。
このあたりはもう愛嬌とかの問題じゃないんだ。
森喜朗や麻生太郎らの放言についても同様。
ポリコレとかそういうことじゃなくて、もっと生理的な部分でオッサン連中の感覚というのが時代にそぐわなくなっているような気がしてならない。
五輪スケートボードなんかでの若い子らの活躍をみても、なんかもう完全に、日本においては世代交代の時期が到来しているんじゃないかと感じてしまう。
羽生結弦や大谷翔平といった20代半ばぐらいから下の世代、今回活躍のオリンピアンたちもそうだし、後は将棋の藤井聡太とか、芸能なら芦田愛菜とか。
これらスポーツや芸能の分野だけに天才が現れるというのも逆に不自然な気もするので、きっと学問や経済の分野などでも、今はまだ広く知られていないだけで多くの天才たちが生まれているのではないか。
ネットなどでは未だに、旧世代ともいえるひろゆきやらホリエモンなんて輩が目立ってはいるが、彼らが古い常識をぶっ壊し……いやぶっ壊すまでの力はなさそうだな。
それでも旧来の体制を揺るがすきっかけづくりぐらいにはなりそうで、そこでいくらか変化が起こったところで新世代が一気に台頭してくるのではないか。
それも極めて近い将来に。
そうなった時のために、私としてはせめて若い子たちに存在を許されるぐらいにはなれるよう、今から身の振り方を考えておいたほうが良いのかもしれないなあ。