鳥越知事選出馬ねえ。
前々から噂はあったから驚きはないけど、これ、本気で「後出しが強い」といままで黙ってたんだろうか。
まあでも、古賀だったら万にひとつの当選の可能性もなかったろうが、鳥越ならひょっとするかもねえ。
民進党の単独推薦なら前回都知事選での「細川護熙枠」に終わりそうだけれども、もし宇都宮が降りて共産もこれに乗ってきたならベースで200万票ぐらいあるんじゃないか?
しかしこれ、ホントに共産が宇都宮を下してきて鳥越一本化となったら、鳥越の勝敗以上に将来的に深刻な問題となるように思うぞ。
形式的には共産が民進に貸しを作ったこととなり、そこに至るまでの交渉の中では、当然、今後選挙において民進側から共産に借りを返すような約束をすることになるんだろう。
野党共闘という名の裏側で「野党共産化」「野党赤化」が進むことは、すなわち実質的な共産勢力の強化につながるわけで、将来的に日本にとって見過ごせない問題となってくるだろう。
しかし出馬会見は酷いなあ。
どこかの政党からの出馬以来があったわけじゃなく、参院選の結果を見て自分から手を挙げたら、たまたま推薦を受けることになったってw。
なんでそんなこと、嘘を重ねて気取る必要があるんだろう。
むしろこれが本当なら余計にたちが悪いぞ。
告示直前になって思いつきで立候補って、迷惑痴呆老人かよ。
都政についても「これまで出馬を考えてなかったから」と「知らない」「分からない」を連発して、それがこの人にとっての潔さを表すポーズということなんだろうが、いい年したジジイの態度かねえ。
妙に声を張って元気さアピールするのもなんだかなあ。
年相応という言葉はこの人は持ち合わせていないのか。
これまで鳥越の名前は知っていても出ているテレビ番組などはほとんど見たことがなかったもので、こんな人だとは知らなかった。
80も見えてきた爺さんならもっと分別があってしかるべきで、これはもう思想政策に関係なく、ただただ気持ち悪いなあと思う次第である。