先日、羽生結弦選手は日本男子だなぁということをブログに書きましたけど、私はずっと「古き良き日本男子」に憧れを持っているので、そういう生き方をしている若い方がいると嬉しいんですよね。
それが推しだなんて余計に嬉しい、というよりも、生き方考え方がそういう感じだから惹きつけられる一方なのだと思います。
顔や成績が良くても、生き方に問題ある選手だと、そこまでのめり込むことはありませんから。
私が抱く古き良き日本男子のイメージ「強きをくじき弱きを助け、礼節と感謝と敬意を表すことを忘れず、自らを鍛錬してより良くなっていく」という感じそのままでしょう?
羽生くんにはこのまま真っ直ぐに、ご自身の目指す高みへと登っていって欲しいですね。
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ですが私は、日本が理想郷で欠点がないなどとは思っていないんですよね。
閉じられた社会の中で生きるのが多かったぶん、世間体や内部の評判を気にする傾向があるのは、悪事への抑止力になっているうちは長所になりますけど、一旦権力側やその取り巻きが悪い方向に行き始めると厄介だったりします。
フィギュアスケート界にそれに似た傾向があるのも、昔の日本の村社会と同じように、狭い閉じ込められた空間の中で生きていて、外からの視点を持たないままになっているからなのではないでしょうか。
学校でイジメの問題が出てきたときでも、
職場でハラスメントの問題が出てきたときでも、
なるべく穏便に済まそうと、なかったことのようにしたり被害者側に我慢を強いる傾向があるのも、閉じられた空間にいるような錯覚に陥っているからなのだと思います。
一歩外から眺めたら、れっきとした犯罪であることもあるのに、警察や法律の手を借りずに内部で解決しようとすることも多いのでしょうね。
そして、閉じられた空間にいる(と本人たちが思っている)ときに、直接危害を加えない形で嫌がらせをする行為が、「村八分」…仲間はずれにする、という手段なのではないでしょうか。
疎外感を与えて、仲間に入れて欲しいと相手が頼んでくるように仕向ける…
それはたとえば、犯罪とは言えないけど看過できないレベルの悪事に対しての懲罰だったときには、ある程度有効な方法だったのだと思います。
だけど、権力側とその取り巻きが、気に入らない相手にやっていると…
外側からはどう見えたでしょうね。
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羽生くんがスケート界で、疎外感をずっと感じていたのではないかな?ということは、ちょっと長く応援していると気づいたのではないでしょうか。
それはたぶん、国内の某先輩を持ち上げたい勢力にとっては、実力で全てを正面突破していく羽生くんが邪魔だったからなのでしょうね。
某先輩の周囲、国内のスケーターさんたちが全員、尊敬してますと言いながら、成績で上回らないように気をつける選手たちばかりなら、お山の大将でいられたでしょうから。
真っ向勝負して、上回る実力と実施で、軽々と日本男子の頂点を超えて、世界のトップに君臨した羽生くんのことを…
せめて、仲間はずれにしてやって、ボッチだなんだと揶揄して、1人きりなら何もできないだろうから頭を下げて仲間に入れてくださいと頼みにくるのを待ってやろう…くらいの感覚で見ていたのでは?
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日本のスケート界のやり方はそんなふうに、羽生くんに疎外感を抱かせることばかりやってきたように感じます。
だけど、よく考えてみてください。
世の中、疎外感を与えて意地悪しようと思うほうと、それに苦しめられているほうと、どちらが多数派でしょう?
生きていく中で、自分が属するグループは一つだけではありませんよね?
家族、職場、学校、友人、近所、親戚、さまざまなグループ内での自分の立場があるわけですから。
これまでの人生で、どのグループにいたときも全く疎外感を感じたことがなかった、というほうが珍しいのでは?
過去の、現在の、自分がどこかの集まりの中で感じた疎外感に心の傷が痛むようなときに、わざと仲間はずれを作っている(ように見受けられる)集団を見たときに、どちらに思いを寄せたいか…
そのあたり、スケート界の中のことしか見えていない人たちには、わかってないのではないでしょうか。
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今日、壁があったけど、YouTubeでエブリィを見ました。
あんなに復興が進んでいなかったとは思ってませんでした。
それは能登半島のときも同じで、もっと早く支援が届いて、復興は道半ばでも徐々にでも進んでいるものだとばかり…
こういうとき、忘れてしまいそうなことを思い出させてくれる報道があるのはありがたいですね。
ただ、大船渡に限らず、能登半島に限らず、東日本大震災の被災地に限らず、その被災者の方たちは忘れられていくことに「日本国内での疎外感」を感じているのではないか?と思ったんです。
羽生くんがこうして訪問して、現地の痛みや問題点を知らせてくださる…
それがあるから、いつも忘れずにいるとまではいかなくても、憶えていよう、何かの助けになることがあるか考えよう、という思いになれるんですよね。
羽生くんは、疎外感を感じる側に立って、伝えることでつながりを作ろうとしているように感じました。
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メンシプでも、聞こえないという方たちのことを慮って、誰も置いていかないようになさってましたよね。
ん?昨日は荒ぶって、ファンの大多数が理解しきれてないのに、説明不足で放って置かれた?
あれはいいんです、だって、理解できないほうが多数派なら、理解できないことでの疎外感なんて誰も持ちませんから〜
読んでくださってありがとうございました。