フィギュアスケートは特殊なスポーツだなぁと思っています。


(スポーツであり、芸術でもある…というわりには、芸術としてもっとも素晴らしいスケートをする方を頑なに認めへんかったりとか)


最近なのでしょうか、某元選手が何やらアイスショーについて持論を展開していたそうなのですが。


(読んでへんし知らんけどな)


スターがいなくても盛況にできるアイスショーなんて、相当な労力が必要だと思うんですが、そんなものをどうやって創れるのでしょうね。


(M田さんが自分の責任において制作しはるんかーい)


私が思うに、フィギュアスケートは、スポーツでありながら公平な採点から掛け離れ、芸術と言いつつも最高のものをそうだと認めず、エンタメとしては実力にも魅力にも欠けているのにチケット代は高額という、どこを目指しているのか謎の界隈です。


(無料で見られる娯楽がいくらでもあるのに、有料で見てもらうためには何が必要なのか、ちょい考えたらどない〜?)


私が思うに、スポーツとしての人気は公平な採点である程度挽回できるはずなんですよね。


(なのにそれをやりたくないあいえすゆうとすけれん)


私が思うに、芸術は一朝一夕でできるものではないので、何年もかけて、基礎的な技術を習熟していかないといけないはずで、そのためにも競技としては正しい技術を評価しないといけないんですよね。


(なのにそれをやりたくないあいえすゆうとすけれん)


私が思うに、エンタメとしてはあまりにも、チケット代が高額になってしまっているのと、それに見合う満足度との釣り合いが取れてないのが問題なんですが、一度手に入れた「これでやっていける」という基盤は失いたくないのでしょうね。


(¥20,000のチケット代でも前は売れた、今も売れるはず…なんて、甘っちょろい考え方しとるとことはつきおうてられんわ)


私が思うに、羽生結弦選手という最強のアスリートで最高の芸術家が、制作・総指揮を行い全責任を持って創り上げたアイスストーリーがあるのに、それを頂点として目指す気概もないなら何をしたいのかわからないし、単にアイスショーでスケーターさんたちに活動資金を提供したいだけに見えてしまいます。


(私が思うに、アイスショーは責任者が誰かわからへんのがあかんのやない?)


羽生くんの創り上げたプロローグ、GIFT、RE_PRAYという単独アイスショーは、世界に見てもらえる、後世に残る「スポーツと芸術の融合」で、素晴らしいエンタメになっていますよね。


(世界に見られても、後世に残しても、誇りに思うようなものを創る…スケーターでありながらプロデューサーでストーリーテラー、無敵やな)


他のどのアイスショーにも、そんなものは真似さえもできないことはわかりますが、どんなことでも、できることから一つずつやっていくのでなければ、一歩も近づくことはできないでしょうね。


(羽生くんが高速で引き離しにかかっているねんで、ちょっとでも食い下がるだけの覚悟も努力も無しでどないするねん?)


…………


まあ、羽生くんの出演しないアイスショーを私が見ることはないでしょうから、どのように集客するのか満足してもらうのかなんて、どうでもいいと言えばそうなんですが。


(人気が羽生くんの一人勝ちになるたびに、バカタレ週刊誌がしょうもない難癖つけてくるのが鬱陶しいだけで)


頑張っている若手やジュニアの選手たちが今後の方向性を定めるためにも、もっとしっかりしたコンセプトで「このようにしてお客様に見て良かったと思ってもらえるものを作る」のだと、わかるようにしてもらいたいものですね。


(あいえすゆうやすけれんの派閥で優位に立とうとか、苦手なものはジャッジから見えにくいところでしようとか、アイスショーは本気でアップしなくてもいいとか、いらんことばっか教えたらあかんのやで)


…………


我が家ではCS日テレは見られないし、地上波放送のエブリィも壁があったので、Xなどで知っただけなのですが、羽生くんはノッテステラータ公演のとき、出番の合間にすさまじいトレーニングをしていたそうですね。


(筋肉がめっちゃ凄かったというつぶやき…何故あんな細い衣装に身体が入るんや?)


どんなことでもそうですが、「楽してたくさん稼ぎたい」というところに犯罪や反社会勢力のつけいる隙があるんですよね。


(スケーターさんなら、羽生くんほどのトレーニングもしないで、あんなに人気が出たら稼げるしいいなぁ〜て思うところに、悪魔が誘惑のささやきをするんやな)


また、主催側にしてみれば、観客やファンの要望に真摯に応えても、手間暇や人件費がかかるだけで利益にならないとしても、それは顧客満足度には繋がります。


(そのあたりのきめ細かい対応まで、羽生くん主催のアイスストーリーが飛び抜けているんやったら…結果は火を見るより明らかやな)


主催として、制作責任者としても、羽生くんが最高のものを創り上げてお手本になっているんですから。


(あまりにも彼我の差がありすぎて、目指すことさえ放棄されてしまった説?)


できるところからやっていくことをおすすめします。


(羽生くんほどのメガスターを作ろうとするような、どう考えても徒労になることばかり熱心にやっとるよりはええと思うで)


ツッコミつきの文章におつきあいいただき、ありがとうございました。


(プロローグのDVDは予約済み、GIFTのほうはなんでできひんのやー)→叫んで終わるんかーい😅