今日はちょっと自分のことを書いていきたいと思います。

昨日もいったとおり、私はベビマを経験したことをきっかけに講師を目指したわけではありません。

それでもベビマを親子のみなさんに伝えていきたいと思えるのは、2人の我が子の育児が深く関わっています。

 

 長男が生まれたのは、2020年の冬。ちょうど得体の知れないウイルスが中国で発見されたと言われていた時期です。

最初はこんな数年にわたるような大事になるとは思いもよらず、出産した産院で他人ごとのようにニュースを見ていたことを覚えています。

ですが、コロナが日本に入ってきて、新潟に入ってきてだんだん他人事ですまない状態に…

長男は低出生体重児だったので、産後すぐに大きい病院に搬送され、私は退院後の約1ヶ月くらい長男の入院する病院に毎日通っていました。

病院ですから感染対策がとられ、何かと制約付きな通院でしたし、中でも大変だったのはマスクや手指消毒のアルコールが手に入りづらかったことです。外に出るのも怖いし、もし罹患してしまったらと不安も絶えませんでした。看護師さんや先生たちのおかげで息子も大きくなり、無事退院となったのですが、今度ははじまったのは予想以上に孤独な育児でした。

 

 コロナが怖くて外には出れない。実家から自宅に帰ったあとはほぼ日中は息子と家にいました。喋らない赤ちゃんとの時間、初めての育児。

なにをして過ごせばいいんだろう。気恥ずかしさがあって続かなかったけど、ユーチューブでふれあい遊びを調べてみたり、どうしようもなくてとりあえず階段を登り下りしてみたり今思えば、せっかくの育休を楽しめてなかったように思います。

長女はまさにコロナ禍だったので、検診も基本1人。挙句3ヶ月の管理入院になったので面会もできず家族離れ離れ、出産も立ち会いはできませんでしたから、1人で臨みました。

 

 そんな2人の我が子の赤ちゃん時代を経験して今の私はこう思うんです。もしあの時にベビーマッサージがあったら。

もっと我が子との貴重な育休時間を孤独を感じず過ごせたんじゃないかなって。今だって状況は違えど同じように育児に孤独を感じるママさんって多いと思います。人付き合いが苦手なママ、支援センター行ってみたいけど、ママたちに輪に入れるか不安で足が遠のいてしまってるママ、おうちの事情で周りに身内や友達がいないママ…

私も育児の孤独を感じてきたからこそ、あの頃自分がほしかった場所をつくりたい。我が子ととことん居られる育休という期間をベビマを通して楽しんでもらいたい。そんな思いからベビマ講師になりました。

 

 ちょっと長くなりそうなのでここらへんで今日は終わりたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございます。