こんにちは。
花粉症のマンクラ部員です。

ここ数日で花粉が本格的に猛威を振るい始めましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

自分はまんまとやられてしまい、一日の大半は鼻をかんで過ごしています。
最近鼻の痛みが限界を迎えつつあるので、そろそろ柔らかティッシュに切り換えていこうと思います。



さて話を本題に戻しまして、三月六日は益城町から阿蘇市への移動日でした。

午前中はのぎく荘という老人ホームでアンサンブル形式の演奏会を行い、古賀メロを中心とした曲目をお送りしました。


皆さんとても暖かい方々で、私たちにとっても憩いの時間となりました。

演奏後、のぎく荘の皆さんと一緒に。

演奏終了後、午後からは現地の方に案内をして頂きながら被災地見学を行いました。

いまだ熊本地震の爪痕が色濃く残る各所。
テレビなどの画面を通してしか見ることのなかったそれは、実際に目の当たりにすることによりその凄惨さを十分過ぎるほどに実感しました。




こちらは阿蘇大橋の崩落現場。
山では土砂崩落が発生し、それに巻き込まれた大学生の方一名が亡くなられた事故現場でもあります。同じ大学生として、心からお悔やみ申し上げます。








震災の被害にあったコンビニはいまだ手付かずのようで、中は当時の状況がそのまま残っていました。

周辺には今にも崖に落ちそうな電信柱や、ひび割れを起こした地面など…。


道中で、形の違う二本の鉄塔が並んでいる不思議な光景を目にしました。

右の鉄塔は震災後一ヶ月という早さでできあがった仮鉄塔らしく、左の鉄塔は新たに建設中の正式なもののようです。


被災地見学として様々な場所を見て回りましたが、最後に訪れたのは阿蘇神社でした。

こちらも震災の影響を大きく受けた場所の一つであり、国重要文化財である楼門と拝殿が全壊してしまったと、ガイドさんからご説明がありました。




撤去作業は既に終了しており、拝殿の跡地には仮説の参拝所が設けてありました。
最後に部員全員でお参りをして、この日の全行程は終了。


その後は阿蘇ホテル二番館へ移動し、とてもおいしいご夕食を頂きました。




また、こちらのホテルは「飲める温泉」としても有名なようです。
私も実際に飲んでみましたが、水に多少甘さを足したような不思議な味がしました。



改めまして、平成28年熊本地震で被災された皆様へ心より御見舞い申し上げます。
私たちも微力ながら、演奏を通してその一助となれるよう努力してまいります。
一日も早い復興を、部員一同心よりお祈り申し上げます。

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