(1980年西武ファンブックより)
卒業試験でキャンプインが遅れたが、その分だけじっくり鍛えられていた。
ブルペンでの投球を見た首脳陣から、なかなかいいセンスを持っていると、早くも認められた。
まとまったフォームは一級品。
【1980年の藤村雅人】
西武在籍:1年目(19歳)、※新人=吉備高からドラフト外で入団、背番号64
成績:一軍出場無し
(イースタンリーグ成績)
投手成績:14試合 0勝 1敗 0セーブ、投球イニング24回2/3、自責点31、防御率11.31
打撃成績:14試合 0打数0安打、打率.000、0本塁打、0打点、0盗塁
和歌山・吉備高時代は、2年次に1978年春の選抜甲子園に出場。
1979年オフにドラフト外で西武に入団。
入団一年目の1980年は、一軍での登板機会はなかった。
イースタンリーグでの試合では、14試合に登板も投球イニング数を大きく上回る自責点で防御率は11点台と完全な力不足を露呈した。
また、投手として2打席だけ打席に立ったが、その2打席とも四球を選び出塁している。
【1980年当時の記事写真とコメント】
度胸のいいピッチングは大きく育ちそうだ。