要するに人生は | マニンゲンメンバーのブログ

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なすすべなき劇団「マニンゲンプロジェクト」のマニンゲンメンバーが綴るブログです

誰かに嫌われてるかもしれないなどと、ふと思う。

レンタルDVDの返却日だが、明日でいいやなどと思う。きっとそのことで妻から文句を言われるだろうと予測する。

ラーメン屋に入る。味噌ラーメンを注文するが、他の客全員が塩ラーメンを注文していることに気付く。

メールが来ているかもしれない。見てみるが来ていない。

根拠のある孤独と根拠のない孤独、勝手に訪れる孤独と自らが好んでなる孤独が交互にやって来るが、結局孤独であることに違いはないと思い、ちょっと凹む。

実際はそんなに孤独ではないことに気付き、恥ずかしくなる。

過去の恥ずかしい言動を突然思い出し、死にたくなる。

ありきたりなことを長々と言われる。

あれは去年だったのか、それとも一昨年だったのかが分からなくなる。

あのギターリストの名前がどうしても思い出せない。

脚本を書かなければいけないと思いつつ、結局寝る。

灯油がなくなるが、面倒なので寒いのを我慢することにする。

何だか風邪をひいたような気がする。

ブログでも更新しようかと思うが、特に書くこともない。

素敵なタイトルが思いつくが、肝心の内容が思いつかない。

ウンコがしたくなる。

喘息の調子が悪いくせにタバコを吸って、一口で消してしまう。

毎朝見かける美人の名前を想像してみる。

ビルの谷間から星を一つ見つける。

何か大事なことを忘れてるような気がするが、多分気のせいだ。

嘘に傷つき、真実にもっと傷つく。

今日は誰かの誕生日だろうか? などと思ってみる。

泣きたくなる。

散歩で必死に臭いをかいでいる犬を見て、なぜそんなに必死なのかを考えてみるが、答えは見つからない。

クラクションを鳴らされて、ムカついたりしてる。

夕陽でシルエットになっている電線が美しいと思う。

明日のことを考えると憂鬱だが、昨日のことを考えても憂鬱だ。

歯が痛い。ような気がする。

救急車のサイレンの音がどこかから聴こえる。

踏切が開くと思ったら、別の矢印が点灯。

脚本のアイディアを思い付くが忘れる。

今度からメモを取ろうと誓うが、結局やらない。

ツイッターを見る。

本を読むが、先の長さに心が折れる。

自分以外の人が自由に見える。それはきっと錯覚だと自分に言い聞かせる。

焼き肉が食べたい。

いっそ刑務所にでも入ってしまったらラクかもしれない。

風が思い出のかけらを心に落として行き、懐かしい気持ちになるが思い出せない。

禁煙しようかと思いながらタバコに火をつける。美味くとも何ともない。

あれから20年が経ったのかと思う。

死んだ友達を思い出す。

今度の日曜日に墓参りに行こうと思うが、多分行かない。

何だかもろもろすいませんという気持ちになり、土下座したくなる。





こんなことが繰り返される。