舞台を終え、早二週間。・・・って早ッ!?
改めまして、見に来て頂いた方々、本当にありがとうございます。
でもって、もう三月じゃねーかって訳なんですが、見に来てくれた方と、舞台振りに会って「面白かった」「次はいつ?」「痛そうでしたね」「はみ出てるよ」なんて言われたり。
また、所用で見に来れなかった方からは、次は行きたいのでまた誘ってください、などなど、ありがたいことにそんな風に言っていただけます。
中には、演劇そのものを初めて見たって人からは「凄かった」という、ざっくりとした感想を頂きました。
でも、自分的にはそーゆーざっくりとした感想の方が嬉しいんですよね。
あのシーンがどうの、あのセリフがどーの、とかではなく、なんかわからんけど「凄かった」「面白かった」みたいな感想が嬉しいですね。
ってのは、自分が生まれて初めて見た舞台、マニンゲンの舞台の感想がそうだからです。
その時は、客席からではなく、音響のブースからでしたが、ゲネを見たときに「ス、スゲェ!」というざっくりとした感想を思ったからです。
演劇を見たのも初めてだし、もちろん演劇の知識もないし。
そんな自分が見ても、素直に凄い、面白いと思えるものがそこにあった。
それが全てだった訳です。
その後、数は少ないですが、演劇を何度か見に行きました。
その中には所謂、演劇演劇してる演劇、なんてものもあったりする訳で。
自分的に「???」ってシーンがありまして、終わった後出演してた人に「あれは何やったん?」と聞くと、「あーゆーシーンって言うのは演劇の知識がある人からしたら凄く面白いシーンなんだから」みたいなことを言われたことがあります。
自分からしたら「そんなの知らねーし」って訳で。
見に来てる人のみんながみんな、あなたくらいの演劇の知識があって、あなたくらい演劇大好き、みたいな人ばっかりじゃねーよ、って思った訳です。
そんなことより、単純に、シンプルに、「良かった」「面白かった」「凄かった」みたいな感想をもらえる方が自分は嬉しいってお話です。
もちろん、賛否両論あって当たり前なので、あのシーンがどうの、あのセリフがどうの、ってって感想も嬉しいし、それと同時に否の感想、それはそれで今後に活かせると思うので、それはそれで言って頂きたいと思います。
そんなこんなで、舞台前はセリフを覚えたりもありつつ、舞台のことでいっぱいいっぱいになったり、その他諸々で余裕がない生活を送っていましたが、終わったら終わったらでそれはそれでそれなりにいっぱいいっぱいの余裕のない生活が続いていたりする訳です。
そんなエブリデイ。
マンションの4階に住んでるんですが、家を出て、エレベーターに乗って、4階を押すのか1階を押すのか迷うことがしばしばあります。
そんなエブリデイ。