いろいろあって、演劇から遠ざかっていましたが、またマニンゲンのみんなとやらせてもらえることになりました。ありがとうございます。
今日は朝から雨だし、月曜日だし、昨日久しぶりの稽古だったので、現実の｢仕事｣は、やる気減退中って感じで電車に揺られています。
みんながそれぞれ芝居以外の時は自分の｢現実｣と日々闘っています。当たり前だろうけど、その当たり前のものを当たり前に通すのがいかに大変か…。
正月、実家に帰った時、役者志望で、人生を芝居に捧げている妹が、劇団で有名になろうとしたら道のりが遠すぎるから、吉本に入ろうとしていました…。
確かに個人の名前を売るには、お笑いとか、ピンで何かしら有名になったらいいと思います。
妹はいわゆる、｢社会人劇団｣が大嫌いです。稽古回数にしろ、本番前の稽古にしろ、役者で食べていくぐらい気迫のある妹からしたら、｢なめてる｣らしいです。
｢有名どころの劇団○○とか、○○劇団におねえちゃんだって自分の演技認められたいでしょ？｣
みたいなことを言われます。
でも思うのです。確かに、あたしは役者志望でないのに役者で食っていこうとしている妹にしたらアツカマシイ存在です。でも、限られた稽古で、なめてかかってるつもりもないし、稽古回数がどうとか確かにやれたらやりたいけど、ギリギリの現実を抱えながらやってるし、やるしかないし、劇団○○に認めてもらうのも、重要かもしれないけど、それでも、、、
………見てるお客さんが、｢なんだこれ！？面白い！また見たい！｣
って思ったら、そういうお客さんが一人でも増えていったら、
その劇団が社会人劇団だろうがプロだろうがそこに垣根はないんじゃないか？と。
マニンゲンプロジェクトにはそれぐらいの面白味が十二分にあります。
演劇にしろ、音楽にしろ、見方の多様化がある。
そんなことを思っています。
厄年ﾊﾞｲﾅﾗ～♪