第九の手紙:運命は私が運ぶもの

はじめに

『大富豪からの手紙』の第九の手紙で

描かれているのは、「運命」について。

 

正直に言うと、私は“運命”という言葉が

ずっと苦手だったの。

 


 

だって、どうせコントロール

できないものでしょう?――

そんなふうに思っていたの。

 

 

でも、この手紙を読んで初めて
「運命って希望のあるものなんだ」
と感じたの。
 
今回は、そんなふうに思えるように
なったきっかけと、
私なりの運命との向き合い方を
お話ししていくわね。
 

 


宿命と運命の違いを知る

この手紙でまず心に残ったのが
「宿命」と「運命」の違い。

 

  • 宿命=宿る命:生まれながらにして
    定められているもの

  • 運命=運ぶ命:
    生き方を自分で選んでいけるもの

私はずっと、“運命”という言葉に対して

モヤモヤしていたけれど、本当はそれ、

「宿命」のことだったんじゃないかって

思ったの。

 

 

 

 

 

 

たしかに、生まれた環境や
避けられない出来事は
自分では選べない。
 
でも、それにどう意味を与えて、
どう進んでいくか――そこには
私の意志があるのよね。
 

 


「与えられたもの」を
どう活かすか

この手紙では、こうも書かれていたの。

 

「宿命は変えられない。けれど運命は、自分で選べる。」

 

 
そして、もう一つ重要なのは、
「意識しないと、
人は宿命に流されてしまう」ということ。
 

 

思い通りにいかないこと、

納得できない現実。

 


そこに心を奪われて

“自分はこういう人生なんだ”と

決めつけてしまう…

 

 

でも、そこから自由になるために
必要なのは、
「どう運ぶかは、自分で選べる」
と気づくことなの。
 

 


私が“運命”を受け入れられた瞬間

私が小学生の頃、
家族の転勤で何度も転校を経験したわ。

 

 

せっかく仲良くなった友達とも
すぐに離れ離れ。
 
新しい土地では
いじめられたこともあった。
 
 

 

 

「どうして私ばかり?」
 
「地元って呼べる場所がない…」
 

 

そうやって何度も泣いたし、

両親を恨んだことさえある。

 

でもね、成長してから
ある時ふと思ったの。

 

転校の経験がなかったら、

私はきっと「人とどう関わるか」を

深く考えることもなかった、と。

 

 

どうやったらうまくなじめるか。
 
どうすれば相手の気持ちがわかるか。
 

 

そのヒントを探すうちに、
私は図書館に通って

心理学の本を読むようになっていたの。

 


 

そこで学んだことは、

後に営業や教育の仕事、ブログ発信でも、大きな武器になっているわ。

 

 

転勤族として生まれたのは「宿命」。
 
でも、それを糧にしたのは「運命」。
 
そう思えるようになったとき、
私はようやく、自分の人生を
自分で運んでいる実感を持てたの。
 

 


まとめ:舵を握るのは、私自身

 

 

運命は、他人が決めるものじゃない。
 
環境のせいでも、過去のせいでもない。
 

 

 

宿命は変えられないけれど、
その上にどう意味を与え、
どう進んでいくかは、
全部自分で決められるの。
 

 

 

 
運命は“預ける”ものじゃない。
 
自分の手で“運んでいく”もの。
 

 

そう思えたとき、人生のハンドルを

しっかり自分の手に

取り戻せた気がしたわ。


おわりに:9通の手紙がくれたこと

 

『大富豪からの手紙』は
9つのテーマで構成されている。

  • 偶然

  • 決断

  • 直感

  • 行動

  • お金

  • 仕事

  • 失敗

  • 人間関係

  • 運命

どの手紙にも共通していたのは、

「自分の人生は、自分で創るもの」

という力強いメッセージだったわ。

 

私自身、この本を読んで自分の人生と
丁寧に向き合うようになったの。
 
そして、もしこの記事が
今あなたの手元に届いているなら。
 

 

あなたが、自分の人生を運び直す

きっかけになったら嬉しいわ。

私のブログでは、

読んできた本から得た気づきや、

人生のヒントを発信しているわ。

 

また、ぜひ覗いてみてね。