『まんがでわかる
7つの習慣』から学ぶ
第一の習慣「主体的に動く」
コヴィー氏の名著『7つの習慣』
ビジネスマンなら誰もが
目にしたことがあると思うの。
けれど、しばらく本から
離れていた私は、
原典版の活字を開いたとき、
読むモチベーションが
下がってしまったわ。
だから
『まんがでわかる7つの習慣』
というすばらしい要約版を
最初に学んだの。
ストーリー仕立てで
理解しやすいし、
内容の本質は
しっかり伝わってくるのが
魅力的だった。
今回は、この人格を高めるための
7つの習慣の中から、
「第一の習慣:主体的に動く」
について
私の経験を交えて紹介していくわ。
主体的に動くことは
人生を
自分でコントロールすること
「主体的に動く」とは、
自分の行動や選択に
責任を持っていること。
例えば問題が起こったとき、
主体的な人は
自分の原因に目を向け
改善を試みるわ。
逆に、主体的でなく
他人や環境に流されがちな人は
すぐに自分以外の物や人のせいにし
責任を押し付けてしまうの。
営業の現場で感じた
「主体的に動くこと」
の大切さ
私は営業の仕事をしていたから、
この考え方にはすごく共感できた。
営業って、契約数がすべて
と言っても過言じゃない。
でも、現場に出て
「契約数のために
がむしゃらに頑張る人」
もいれば、
「ただ存在するだけの人」
もいるのよね。
特に結果を追い求めず、
適度にサボりながら
仕事をすることもできるわ。
そういった人は、
大抵営業の場所やその日の天候
などの環境や
お客様との相性といったことを
理由に挙げて
契約数が伸びないことを
正当化しているのを
何度も見てきた。
もちろん
どんなスタンスで働くかは自由。
でも私は
「せっかく仕事に時間を使うなら、有意義に使いたい」
と思ったの。
どうせやるなら、
成長を感じられる方が
楽しいじゃない?
「頑張ること」も
「サボること」も
自分の選択
営業の仕事をしていて、
私は「頑張ること」も
「サボること」も
どちらも自分が選んでいる行動
なんだって気づいたの。
頑張らないことは、
失敗を避けるための選択?
でもね、頑張らない人を見て
「もったいないな」と
思ったけれど
その気持ちは理解できるのよね。
頑張らなければ、
失敗することもないから。
実際、私も失敗が怖くて行動できないことがあったの。
でも
「間違いは取り消せない。
でも、その後の行動は変えられる」
といったコヴィー氏の考え方を
知って、すごく心が軽くなったわ。
「自分の影響が及ぶ範囲」
に目を向ける
営業でも、
「このお客さんに声をかけて
断られたらどうしよう」
って思って行動しないことは簡単。
でも、その選択をし続けたら、
契約のチャンスは
永遠にゼロのまま。
「自分の影響が及ぶ範囲に
集中することが大切」
だと、コヴィー氏は
繰り返し説いているの。
つまり
「過去を変えることは
できないけれど、
未来を変える行動は
自分の選択次第」
ということ。
逆に、頑張ったとして
その後の結果が良いか悪いかは
自分では選択できないのよね。
未来のために今する選択が、結果を変えていく
まだ自信がないかもしれない。
失敗した過去が
あったかもしれない。
でも、今の自分が変えられるのは、
未来のために今する選択だけ。
それでも、すぐには結果が
変わらないかもしれない。
けれど、諦めずに
試行錯誤を続ければ
結果は少しずつ変わっていく…
コヴィー氏は
そのように説いていたわ。
私も最初は怖かったけれど、
「とりあえず声をかけてみる」
という小さな行動を
繰り返すうちに、
「失敗は怖いけど、
動いたほうがチャンスが生まれる」
と実感できるようになったの。
「主体的に動く」人は
信頼される
自分の人生のハンドルは
自分で握るしかない。
その意識があるか、ないかで
自分自身に下す評価も、
周囲の人があなたを見る目も
変わってくるわ。
『7つの習慣』の第一の習慣
「主体的に動くこと」の
本質は「誠実性」だと
コヴィー氏は説いているの。
確かに、そうよね。
すぐに問題意識を
他人に向けてしまう人と
自分の選択に責任感を持ち、
問題意識を
自分自身に向ける人・・・
あなたはどちらの人と
友人になりたいでしょうか?
主体性がある人は
自分自身や他人との約束にも
責任感を持っているもの。
圧倒的に
信頼をおけるのではないかしら。
「自分で選ぶ人生」へシフトしよう
この第一の習慣を
身につけることで、
「環境に流される人生」から
「自分で選ぶ人生」へ
シフトできるの。
『7つの習慣』の原典は
確かに重厚だけど、
まんが版なら
気軽に学べるからおすすめよ。
私もまんが版を読んで、
自分の人生のために有益だと
実感したから、
まずは気軽に読んでみるのも
いいと思う。
私のブログでは、
幼少期から今までに読んで良かった本を紹介しているわ。
本を探している方、
人生のヒントを見つけたい方は
ぜひチェックしてくださいね。







