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JAZZとわたしと70年代家具

ドルフィーのファイヴ・スポットのVol2のB面を聴いている。
昨夜もこれを聴きながら途中まで色々と書いていたが、
酔いがまわり猫と化し、本棚と食器棚のスペースに寝そべってたら
そのまま朝になってしまった。
 
何故かハウスのブラックペパーの小瓶を握り締めたまま。
きっとお腹がすいていてカレーでも作る気でいたんでしょう。
よく覚えていませんが。
 
食器棚といっても120cm位の物で、
70年代の終わり頃に作られた周りが乳白色で
扉が当時の独特の淡い水色の、とてもカワイイ物。
 
昭和30~40年代のカワイイ家具とか小物がすごく好きで
部屋中動けなくなる程集めまくって、
ただでさえ洋服やレコードでいっぱいの部屋に
そんなのをつっこんでいたので人をよぶスペースなど無く、
よくそんなとこで暮らしているものだと思う。
 
かつてはそういう物を集めたカワイイお店を作ろうと思っていたが、
色々と面倒になりほとんど売り払ってしまった。
部屋も少しすっきりしたなと思っていた矢先
60年代のカワイイベビーダンスが落ちていて、
それを拾ってきてしまったもんだからまた収集つかなくなってるけど。
この時代のベビーダンスは大好きで、眺めていても飽きないんだけどさ。
昭和40年代の扇風機にも過剰反応してしまい、
一時期部屋が扇風機だらけになった事もあったけど。
 
沼田元氣さんの世界観が大好きで、そういうお店、
下北にある「木曜館」のようなお店を作りたかったんだけどね。
古くてヘンチクリンでカワイイ物が大好きで。
 
で、ジャズ話ですが、中高生の頃はラジオでエアチェックしたジャズを、
ジャズに限らずなんでもですが、カセットテープに録音しては
ひたすらそれを聴く、気に入ればレコードを買う、
レンタルレコード屋に通ってはテープに録音して聴きまくる
って感じの生活でしたが、本格的に腰を据えて
ジャズを聴くようになったのは18の頃、知り合いから借りた
マイルスの「カインド・オヴ・ブルー」がキッカケ。
 
すぐに惚れ込み、レコード買って、何度も何度も聴いた。
19歳の頃生まれて初めて買ったCDもこれでした。
今でも聴きますし、多分もう5万回位は聴いている。
 
それからはマイルス周辺のコルトレーンとかビル・エバンス、マッコイ・タイナー、
レジー・ワークマン、エルビン・ジョーンズ、ポール・チェンバース、
キャノンボール・アダレイとか、その頃のモダンジャズに
かなり傾倒しましたが、その中で一番好きなのはドルフィーです。
マイルスももちろん、コルトレーンももちろん好きですけど、
何故だかドルフィーが異常に好きだった。
アルバムはほとんど持っている。
その中でもやっぱり、定番ですけど、
このファイヴ・スポットが好きですね。
何度聴いた事やら。
ブッカー・リトルもいいですね、好きです。
ファイヴ・スポットは1、2以外の物も好きですが、
今夜はこの「LIKE SOMEONE IN LOVE」を繰り返し聴いています。
好きですね。
 
クラブ遊びも大好きで、90年代初頭のクラブでのジャズブームの時は
本当に楽しかったのですが、いわゆる正統派のジャズではないとされる
CTI物とかジャズ・ファンク、ラテン・ジャズ、ブラジリアン・ジャズ、アフロ・ジャズ、
6~70年代のフランス映画、イタリア映画のジャズ、当時の和物ジャズ、
フランス・ギャルのジャズ、ゲンズブールのジャズ、カヒミジャズ、ジャズ・ノバ、
ジャズイン、ジャズ・ジャジーに至るまで、節操無く聴いてきました。
ビッグ・バンドものも好きですね、昔のヨーロッパのビッグ・バンドっぽいのとか。
 
上手いとか下手とか構成とか理論とか
そんなものは僕にはさっぱり分かりませんが、
自分が好きなものが好きなので、ただ気の向くまま
聴いては楽しんでいる、というだけなんですけど。
 
まぁ、しかし、ドルフィーとブッカー・リトルのコンビはいいですねぇ。
なんで好きなんでしょうか?
エレガントだからかな?男の色気があるし。
男気と言えば、ジャッキー・マクリーンでしょうか?
でも、ドルフィー&リトルには知的で繊細な色気がありますね。
まぁ、元来、男なんて繊細な生き物ですからね。
違いましたっけ?
わたしがどうとか、そういう話ではありませんが。
 
 
夜はいいですね。
闇は嫌いですが、夜は大好きです。

 

 

クラヴにまつわる懐古的お話

1989~90年頃、都内のとあるクラヴで働いていた際、
そこで大変お世話になった某DJに、
そこを辞める際に頂いたカセットテープを聴いている。

ソニーのメタル100分テープ。

この方は多分有名ではないが、知る人ぞ知る超大御所です。
本当にお世話になった。
今でも感謝しています。

このカセットテープはもう500回以上は聴いているが、
今夜は何かそんな気分だったので、ふと聴いてみた。
なので、クラヴにまつわる話でも。

そこのクラヴは当時はHOUSEのメッカで、
海外の有名なDJ達がよくゲストで招かれ沢山来ていましたが、
一番印象深かったのはラリー・レバンでしょうか。
とてももの静かで紳士で優しい人でした。

僕は10代の頃は夜遊びが大好きで、高校生の頃は
毎週末DISCOに通っては足がつる程踊りまくっていました。

高校が私服だったので、平日の学校帰りに、
昼はカフェ、夜はバーのいかにも80年代的なシックなお店で
時間を潰してから行く、という事もよくありました。

高校も終わりの頃にチラホラとクラヴができ始め、
それからはずっとクラヴ通いが続いていて、今でも持続しています。

もっとも、10代20代の頃に比べると行く回数も極端に減りましたが、
それでも面白そうなのがあるとフラリフラリ出かけてしまいます。
どうにも落ち着くようで。

過去あちこちのハコに足を運びましたが、
一番好きだったのはやはり西麻布にあったピカソです。

現在のイエローですが、ピカソは良かった。
芝浦辺りの湾岸ブームの波が押し寄せてくる前の、
あの怪しい雰囲気がとても良かった。

あとは、下北にあったZOO。よく行った。好きだった。
あとは、クラヴ遊びに疲れてきた明け方に行く青山のMIX。
良かった。MIXも良かった。
あのシルバーのカウンター前に、無意味にたむろしている人々。
レモン絞り器。ソフトな照明。暗いホール。

他にはブルー、真空管、ワナダンス、マニアック・ラヴ、蜂、ルーム、
シニフェ、オルガン、ゴールド、クラヴD、ウェヴあたりでしょうか。
細かいハコはよく覚えていませんが、
神泉にあったのとか、中目にあったのも面白かった。

公園通りの上にあったオルガンの前身のDJ BAR INKにもよく行きました。
インクはフリー・ソウルによく行った。
どうにもあのハコの雰囲気は好きにはなれませんでしたが。
今ではこれらもほとんど無くなりましたね。

基本的にはコバコが好きですね、落ち着くので。
ただ、逃げ場が無いハコは少しキツイですね。
明け方ダレてきた時に逃げ場がないと少しキツイ。
でも結局コバコに行きますが。

先日、昔大好きだったUFOの矢部さんがまわすとの事で
名前は忘れましたが青山の地下にあるハコへ行きましたが、
客層の8割が若くってそれに合わせた選曲だったのでイマイチでした。

まぁDJなんて所詮営業ですので、
お客さんを満足させてナンボ、ですから。
時代が変われば選曲も変えていかなければいけない。
それがプロの道。
自己満足の選曲で生きて行くには、
名前を売らないといけません。

長年クラヴ通いしていて痛感しますが、
お客の8割は真剣に選曲を聴いていませんね。

でも、お客さん側からすれば、わざわざ出かけてきて、
金払って楽しみに来ているわけですので、
その「お客様」を満足させるのがプロです。
店の従業員も然りです。
商売なんですから。接客業なんですから。
そういう事を忘れてはいけないと思います。

自己満足したいなら、一人部屋で、
好き勝手に音楽を聴いていればよろしい。
仲の良い気の合う仲間だけを集めたイベントで
盛り上がる程度なら、それでもいいのですが。

どの道も、プロというのは厳しいものですね。
己に厳しくなければ。

そういうわたくしは、
ただの「のんだくれ」で、ただの音キチなだけですが。
まぁ身も蓋も無い事を言えば、クラヴなんて
どういう楽しみ方をしたってその人の自由ですし。

話が年寄りの説教のようになってきました。
あ~、いやじゃ、いやじゃ。
わしももう若くないのう。

という事で、100分テープも終わりに近づき、
当時、スティール・ドラム=パンの音色に狂っていた
僕に気を利かせて最後に入れてくれた
「パン・バイ・ストーム」を聴きながら、
やさぐれノンベェのダラリン話を終わります。

お後がよろしいようで。

JB、最高。


クリスマスムードとJB最高

またこんな時間に目覚めた。
昨晩は帰宅後少し呑み、そのまま眠ってしまった。
 
早く寝ないと明日、というか今日もダルくなるのですが、
洗濯物を干さなければ、と、頑張って起きて干し終わり、
冷蔵庫を開けミネラルウォーターを飲んでいたら、
そばにあったビールが「ようっ、どうだい?軽く一杯」と言っていて、
「じゃあ、仕方無い、頂きますよ」となって、呑んでいる。
 
何か聴きたいな、何がいいかなとCD棚ゴソゴソしてたら
サイレント・ポエッツの「フォー・ナッシング」があってそれにしようかと思ったが
気が変わりゲイリー・マクファーランドの「ソフト・サンバ」にした。
カバー物はそれほど好きでは無いんだけど、
このアルバムは空気感が好き。
 
このレコードはオリジナルの国内盤で持っていて、1992年頃に
町田の中古レコード屋で購入した。
 
同時にラス・ガルシアの「FANTASTICA」とか
「SOUND IN THE NIGHT」とか
その辺のをまとめて10枚位購入した。
 
当時はサバービアの影響が個人的にすごかったので、
その周辺のレコ-ドをあちこち巡っては買いあさった。
 
中でもよく行ったのは、下北のウインドとか、高円寺「マニュアル」とか、
大山町にあった井出さんのやっていた「ファンタスティカ」だっけ?
名前の記憶があいまいだけど、とか。
ワックワックの小池さんが店員さんでしたね。
宇田川町に移ってからも、よく行きましたが。
レコファンとかユニオンでも誰も見向きもしなかったムード・ミュージュクとか
100円コーナーを覗いては、ジャケ買いしまくっていた。
 
その中で何枚か気に入ってるのがあって、今でも聴くレコードに、
LES BARNETTの「THE HYMNS OF FANNY CROSBY」があり
さっきまでOSCAR PETERSONの「INTUNE」を聴いていたんだけど
それ終わってレコ棚ゴソゴソでそれ出てきて、今聴いている。
「CROSBY」って、ビング・クロスビーの事?
ビング・クロスビーもこれも大好きですが、この時期に聴くよりも、
やっぱりクリスマス前の、あの甘い時期がピッタリですね。
夜に聴くのが。特に深夜に聴くのがいい。
 
愛しの女の子と聴くのが更にいいのでしょうが、
気難しい僕は、こういう音に浸りきっている時に
トンチンカンなムードを壊す事を言われると気持ちが壊れてしまい
すっかり幻滅してしまうので、やはり一人で聴くのがベストなのでしょう。
過去には何人かそういうのをクリアーしてくれる子もいましたが、
もうそういうのも少しめんどうになり、それ以前に、
もう「見た目」的にすっかり終わっていますので、結局、
気ままに一人で聴いて楽しむのがいいのでしょうね。
 
長く寒い冬も終わり、花が芽生え、木々が彩り始める
とても良い季節、上記した井出さん絡みで言えば、
彼は小沢健二君の初期のプロデューサー?だったはずですが、
彼のファーストの「暗闇から手をのばせ」の、
 
物語の始まりには すごくいい季節になっただろう
それで全てが変わるように
手をのばすよ  ハニー
 
ってな感じですが、寒い冬に暑い夏を憧れるような、
暑い夏に、寒い冬が少し恋しくなるような、
そんなわがままな「ないものねだり」も、
自分の中だけで回っている分には
誰にも迷惑をかけずに済むというものです。
 
外では早起きの雀達が元気にさえずりまわっています。
この時間を主軸に生活していた時期は、
朝の光は破壊的だとか思っていましたが、
朝は朝でいいものですね。
心に余裕があれば。
 
こういう甘い時間が夢で、日中が現実なのではなくって、
これも現実、これからも現実。
 
昨日はJBのソウルトレインのプライベート盤CDを購入、
音は悪いが、これがすごく良くって、今日の日中は
すっかりファンキー。
 
の、はず。
 
という事で、JB最高。