Schuur Thing / Diane Schuur | 風景の音楽

風景の音楽

“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年6月7日(金)
Schuur Thing / Diane Schuur(★★★★☆)
ノスタルジ度(★★☆☆☆)
ジャケット(★★☆☆☆)
ジャンル:Jazz Vocal


Side 1 
1.Needle In A Haystack 3:13
2.By Design 3:51
3.Love Dance 5:35
4.Love You Back 3:55
5.Someday We'll All Be Free 4:00

Side 2
1.It Don't Mean A Thing If It Ain't Got That Swing 3:42
2.American Wedding Song 4:25
3.Take Me To The River 5:17
4.Make A Plan 3:38
5.Sure Thing 3:16

Diane Schuur(vo, p)

Recorded 1984
Released by GRP – GRP-A-1022(stereo) / 日本ビクター株式会社 – VIJ-28054(stereo)

昨日の日の入りは19時8分で変わらず。
今朝の日の出も4時43分で変わらず。
今朝も薄曇りだ。
午後には晴れるようだ。

ダイアン・シューアの84年録音。
オリジナルはGRP,これはビクターの同時発売盤。
ダイアンのふくよかな顔に圧倒されるジャケット。
これを持ってレジに行くのは恥ずかしい。

これはボーカルのまとめ買いをした中に混じっていたものだ。
これ一枚なら絶対に買わなかったとおもう。
針を下ろすといかにも80年代のワイド・レインジの音に包まれる。
ダイアンの歌唱はとてもエネルギッシュだ。

アタシはソウル風のパワフル歌唱は苦手である。
やはり女性ボーカルは可憐でなくっちゃね。
もう“姫様”はみつからなくなってきた。
“Love Dance”はスロウ・バラードで案外と可愛らしい歌声だ。

これはヨロシイ。
このダイナマイト・ボデイでシャウトされたら困ります。
アタシは穏やかな歌唱が好きなのです。
どういうわけか男声の声が入っている。
ホセ・フェリシアーノだ。

ダイアンの歌唱とはちょいと違和感がある。
不思議なプロデュースだ。
ダイアンは盲目の歌手なので
おなじく盲目のホセを呼んだのかも知れない。

ダイアンはピアノ弾きウタイをしている。
このピアノ演奏が実に良いので、
トリオくらいの小コンボで演ったほうがよかったとおもう。
いや、ソロ・アルバムでもいいかな。