<告知>
独自ドメインを取得したので、移転しました。
http://www.mangaronsoh.com/
『マンガ論争勃発2』発売記念!! 昼間たかし東大入学お祝いイベント
永山薫vs昼間たかし これが現実だ!と、言われても・・・
いつまで「表現の自由」というかけ声ですべてが解決すると思っているんだ!
大恐慌にあえぐ日本、「クールジャポン」の幻影に踊っている場合か!
去年までは、世を賑わせるインターネット規制、児童ポルノ法改定問題を、みんなで楽しく語り合っていたんだよね・・・。
ところがどっこい、コンテンツ産業のほうが先に滅びてしまいそうだ。
雑誌・マンガ本・ラノベ・ゲーム・DVD・グッズ、とにかく売れない喰えない暗い時代、もう、まったりトークなんてやめた。今夜は、みんなで共同謀議!
【出演者】
市川孝一(コミックマーケット準備会共同代表)
金田淳子(社会学者)
塩山芳明(エロ漫画編集者・文筆家)
武田“コックローチ”圭史(赤ブーブー通信社)
中田雅喜(漫画家)
三崎尚人(同人誌研究家)
増田俊樹(映画監督)
大塚麻恵(女優)
永山薫(批評家)
昼間たかし(ジャーナリスト/東京大学大学院情報学環教育部研究生)
【日時】
5月19日(火)
Open 18:00 / Start 19:00
前売り:¥1300(飲食代別)
当日:¥1500(飲食代別)
前売りは、下記のフォームからお申し込み下さい。
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=106
【会場】
ASAGAYA LoftA
東京都杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
電話:03-5929-3445
http://www.loft-prj.co.jp/
独自ドメインを取得したので、移転しました。
http://www.mangaronsoh.com/
『マンガ論争勃発2』発売記念!! 昼間たかし東大入学お祝いイベント
永山薫vs昼間たかし これが現実だ!と、言われても・・・
いつまで「表現の自由」というかけ声ですべてが解決すると思っているんだ!
大恐慌にあえぐ日本、「クールジャポン」の幻影に踊っている場合か!
去年までは、世を賑わせるインターネット規制、児童ポルノ法改定問題を、みんなで楽しく語り合っていたんだよね・・・。
ところがどっこい、コンテンツ産業のほうが先に滅びてしまいそうだ。
雑誌・マンガ本・ラノベ・ゲーム・DVD・グッズ、とにかく売れない喰えない暗い時代、もう、まったりトークなんてやめた。今夜は、みんなで共同謀議!
【出演者】
市川孝一(コミックマーケット準備会共同代表)
金田淳子(社会学者)
塩山芳明(エロ漫画編集者・文筆家)
武田“コックローチ”圭史(赤ブーブー通信社)
中田雅喜(漫画家)
三崎尚人(同人誌研究家)
増田俊樹(映画監督)
大塚麻恵(女優)
永山薫(批評家)
昼間たかし(ジャーナリスト/東京大学大学院情報学環教育部研究生)
【日時】
5月19日(火)
Open 18:00 / Start 19:00
前売り:¥1300(飲食代別)
当日:¥1500(飲食代別)
前売りは、下記のフォームからお申し込み下さい。
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=106
【会場】
ASAGAYA LoftA
東京都杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
電話:03-5929-3445
http://www.loft-prj.co.jp/
ブログを移転します
一年余りにわたって、アメーバブログを使ってきましたが、
このたび独自ドメインを取得し、ブログを移転することにしました。
今後、こちらでは記事の更新は致しません。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
http://www.mangaronsoh.com/
このたび独自ドメインを取得し、ブログを移転することにしました。
今後、こちらでは記事の更新は致しません。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
http://www.mangaronsoh.com/
引用のやり方も知らない、サンクチュアリ出版
ここ数日、「盗用」で話題の書籍『最後のパレード』。
版元のサイトにアクセスしていみたら、トップページが「一部報道につきまして」というタイトルの
釈明文書になっていた。
これによれば、
「弊社は該当するエピソードは、インターネット上で数多く投稿されている、周知の心温まるエピソードを採用したもので、読売新聞の記事の「盗用」ではないと判断しております」
とのこと。
ところが、書籍には引用元が明記されていない。
インターネットも含めて、他人の表現物を扱う時には出典を明記するのが、当然なのだが。
ほんとに知らなかったのかな?
ところで、Googleでサンクチュアリ出版を検索すると、
他のキーワード: サンクチュアリ出版 アムウェイ
出版記念イベントは、5月19日(火)19:00より
『マンガ論争勃発2』発売記念!! 昼間たかし東大入学お祝いイベント
永山薫vs昼間たかし これが現実だ!と、言われても・・・
いつまで「表現の自由」というかけ声ですべてが解決すると思っているんだ!
大恐慌にあえぐ日本、「クールジャポン」の幻影に踊っている場合か!
去年までは、世を賑わせるインターネット規制、児童ポルノ法改定問題を、
みんなで楽しく語り合っていたんだよね・・・。
ところがどっこい、コンテンツ産業のほうが先に滅びてしまいそうだ。
雑誌・マンガ本・ラノベ・ゲーム・DVD・グッズ、とにかく売れない喰えない暗い時代、
もう、まったりトークなんてやめた。今夜は、みんなで共同謀議!
【出演者】
塩山芳明(エロ漫画編集者・文筆家)
三崎尚人(同人誌研究家)
武田“コックローチ”圭史(赤ブーブー通信社)
中田雅喜(漫画家)
増田俊樹(映画監督)
永山薫(批評家)
昼間たかし(ジャーナリスト/東京大学大学院情報学環教育部研究生)
このほか『マンガ論争勃発2』に登場した方々をはじめ続々登壇予定。
※抽選で来場者に、楽しいプレゼントあり!
【日時】
5月19日(火)
Open 18:00 / Start 19:00
前売り:¥1300(飲食代別)
当日:¥1500(飲食代別)
前売りは、下記のフォームからお申し込み下さい。
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php ?show_number=106
【会場】
ASAGAYA LoftA
東京都杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
電話:03-5929-3445
http://www.loft-prj.co.jp/
永山薫vs昼間たかし これが現実だ!と、言われても・・・
いつまで「表現の自由」というかけ声ですべてが解決すると思っているんだ!
大恐慌にあえぐ日本、「クールジャポン」の幻影に踊っている場合か!
去年までは、世を賑わせるインターネット規制、児童ポルノ法改定問題を、
みんなで楽しく語り合っていたんだよね・・・。
ところがどっこい、コンテンツ産業のほうが先に滅びてしまいそうだ。
雑誌・マンガ本・ラノベ・ゲーム・DVD・グッズ、とにかく売れない喰えない暗い時代、
もう、まったりトークなんてやめた。今夜は、みんなで共同謀議!
【出演者】
塩山芳明(エロ漫画編集者・文筆家)
三崎尚人(同人誌研究家)
武田“コックローチ”圭史(赤ブーブー通信社)
中田雅喜(漫画家)
増田俊樹(映画監督)
永山薫(批評家)
昼間たかし(ジャーナリスト/東京大学大学院情報学環教育部研究生)
このほか『マンガ論争勃発2』に登場した方々をはじめ続々登壇予定。
※抽選で来場者に、楽しいプレゼントあり!
【日時】
5月19日(火)
Open 18:00 / Start 19:00
前売り:¥1300(飲食代別)
当日:¥1500(飲食代別)
前売りは、下記のフォームからお申し込み下さい。
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php ?show_number=106
【会場】
ASAGAYA LoftA
東京都杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
電話:03-5929-3445
http://www.loft-prj.co.jp/
Amazonで予約が始まりました
Amazonにて、『マンガ論争勃発2』の予約受付が始まりました。
お早めに手に入れたい方は、ぜひご利用下さいませ。
- マンガ論争勃発2/永山 薫
- ¥1,500
- Amazon.co.jp
なお、出版記念イベントも開催が決まりました。詳細は、後日発表致します。
『マンガ論争勃発2』発売記念
永山薫VS昼間たかし これが現実だ!
いつまで「表現の自由」というかけ声ですべてが解決すると思っているんだ!
大恐慌にあえぐ日本、「クールジャポン」の幻影に踊っている場合か!
世を賑わせるインターネット規制、児童ポルノ法改定問題を語り合ううちにコン
テンツ産業のほうが先に滅びてしまいそうだ。
雑誌も単行本も、DVDも売れない暗い時代。今夜くらいは、明るくまったり飲
み明かして語り合いましょう。
【日時】
5月19日(火)
Open 18:00 / Start 19:00
【会場】
ASAGAYA LoftA
東京都杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
電話:03-5929-3445
http://www.loft-prj.co.jp/
書評吉本たいまつ『おたくの起源』
2月に、吉本たいまつさんが出版されました『おたくの起源』(NTT出版)。
発売日に購入し、早々と読了していたのですが『マンガ論争勃発2』の執筆もあり、紹介する機会を
逸しておりました。
あとがきによれば、非常に長期に渡って調査をされたらしく、苦労の感じられる労作です。
オタク文化におけるSFの重要性を教えてくれた点では評価できる本だと思います。
ただ、読んでいく中では疑問を感じずにいられない点がいくつも見られました。
今後のオタク文化史研究の上で、避けられない問題ばかりだと思いますので、指摘させて頂きたいと思います。
1:全共闘の捉え方が一面的すぎる
吉本さんは、全共闘運動の中にあったマンガを語る動きが、その後のオタク文化の勃興に影響を与えていると考えています。
ところが、全共闘運動の中にあった世代間や大学ごとの意識の隔絶や対立に触れていません。この本だけを読むと、あたかも全共闘運動のすべてにマンガを語る動きがあり後の世代に影響を与えたかのような印象を持ってしまいます。
また、安田講堂の陥落を「全共闘運動の挫折を象徴的に示す事件」と記している理由がよくわかりません。
全共闘運動は、このあと全国全共闘の結成まで更に拡大を続けたと思うのですが。(全国全共闘が新左翼各派の政治の場になったことで、運動は急激に退潮に向かいます)
この点、出版以前にある研究会で著者に指摘させて頂いたのですが、そのままになっているということは、著者なりの意見があるのかもしれません。
また、巻末の文献一覧によれば、全共闘に関する書籍は三冊あげられています。ところが、うち2冊は、すが秀実と荒岱介の著書です。なぜ、数ある全共闘関連の書籍の中から、一つの極の側に偏向している、この二人の著書を選んだかは甚だ疑問です。
読み進める中で吉本さんの全共闘運動の知識自体に、底の浅さを感じてしまいました。
2:1970年代に「アニメジャーナリズム」は成立していない
第三章の三項に「アニメジャーナリズムの成立」というタイトルがついています。
ところが、「アニメジャーナリズム」が、どのようなものなのか定義づけられていません。
現在でもオタク産業にジャーナリズムが存在しているか否かは論議の的になる部分です。(現在でも、書き手の側がジャーナリズムを志向しても、それを許容する媒体は多くありません。媒体の基本スタンスは発表報道です。)
もし、1970年代にアニメを扱う「メディア」ではなく「ジャーナリズム」が成立していたとするならば、とてつもないパラダイムの転換が必要だと思われます。
3:苦しんだのは、著者の個人史ではないのか?
第四章の二項「バブル的価値観との軋轢」の中で1989年の宮崎事件以降、「おたくたちは自分の好きなおたくジャンルと、社会から受ける圧力の間で、苦しむようになっていく」と記されています。
本当にそうなのでしょうか?宮崎事件以降「オタクバッシング」なるものが存在し、あたかもオタク総体が社会から差別されてきたという言説は、ウェブ上でも散見されます。ところが、そうした言説の多くは個人史に過ぎません。こうした言説があたかも真実として、一定の承認を得ていること自体も検証していく必要があるでしょう。
マンガ研究者の方々にお伺いすると、このほかにも色々と問題はあるようです。
ですが、今後、多くの研究者が参入して来るであろうオタクの文化史を研究していく上で、論点をあぶり出してくれた書籍であることは間違いありません。
こうしたテーマに興味のある人は、ぜひ読んでおくべきでしょう。
(昼間たかし)
発売日に購入し、早々と読了していたのですが『マンガ論争勃発2』の執筆もあり、紹介する機会を
逸しておりました。
あとがきによれば、非常に長期に渡って調査をされたらしく、苦労の感じられる労作です。
オタク文化におけるSFの重要性を教えてくれた点では評価できる本だと思います。
ただ、読んでいく中では疑問を感じずにいられない点がいくつも見られました。
今後のオタク文化史研究の上で、避けられない問題ばかりだと思いますので、指摘させて頂きたいと思います。
1:全共闘の捉え方が一面的すぎる
吉本さんは、全共闘運動の中にあったマンガを語る動きが、その後のオタク文化の勃興に影響を与えていると考えています。
ところが、全共闘運動の中にあった世代間や大学ごとの意識の隔絶や対立に触れていません。この本だけを読むと、あたかも全共闘運動のすべてにマンガを語る動きがあり後の世代に影響を与えたかのような印象を持ってしまいます。
また、安田講堂の陥落を「全共闘運動の挫折を象徴的に示す事件」と記している理由がよくわかりません。
全共闘運動は、このあと全国全共闘の結成まで更に拡大を続けたと思うのですが。(全国全共闘が新左翼各派の政治の場になったことで、運動は急激に退潮に向かいます)
この点、出版以前にある研究会で著者に指摘させて頂いたのですが、そのままになっているということは、著者なりの意見があるのかもしれません。
また、巻末の文献一覧によれば、全共闘に関する書籍は三冊あげられています。ところが、うち2冊は、すが秀実と荒岱介の著書です。なぜ、数ある全共闘関連の書籍の中から、一つの極の側に偏向している、この二人の著書を選んだかは甚だ疑問です。
読み進める中で吉本さんの全共闘運動の知識自体に、底の浅さを感じてしまいました。
2:1970年代に「アニメジャーナリズム」は成立していない
第三章の三項に「アニメジャーナリズムの成立」というタイトルがついています。
ところが、「アニメジャーナリズム」が、どのようなものなのか定義づけられていません。
現在でもオタク産業にジャーナリズムが存在しているか否かは論議の的になる部分です。(現在でも、書き手の側がジャーナリズムを志向しても、それを許容する媒体は多くありません。媒体の基本スタンスは発表報道です。)
もし、1970年代にアニメを扱う「メディア」ではなく「ジャーナリズム」が成立していたとするならば、とてつもないパラダイムの転換が必要だと思われます。
3:苦しんだのは、著者の個人史ではないのか?
第四章の二項「バブル的価値観との軋轢」の中で1989年の宮崎事件以降、「おたくたちは自分の好きなおたくジャンルと、社会から受ける圧力の間で、苦しむようになっていく」と記されています。
本当にそうなのでしょうか?宮崎事件以降「オタクバッシング」なるものが存在し、あたかもオタク総体が社会から差別されてきたという言説は、ウェブ上でも散見されます。ところが、そうした言説の多くは個人史に過ぎません。こうした言説があたかも真実として、一定の承認を得ていること自体も検証していく必要があるでしょう。
マンガ研究者の方々にお伺いすると、このほかにも色々と問題はあるようです。
ですが、今後、多くの研究者が参入して来るであろうオタクの文化史を研究していく上で、論点をあぶり出してくれた書籍であることは間違いありません。
こうしたテーマに興味のある人は、ぜひ読んでおくべきでしょう。
(昼間たかし)
- おたくの起源 (NTT出版ライブラリーレゾナント051) (NTT出版ライブラリーレゾナント)/吉本 たいまつ
- ¥1,680
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