らほのデモンストレーター(通称:マネキンさん)ブログ。

らほのデモンストレーター(通称:マネキンさん)ブログ。

スーパーや百貨店などで見かける試食や実演販売、それがマネキンさんです。
マネキンに興味のある方、分からないことがある方に、参考になれば幸いです。
更新やレスが遅い時もありますが、気長にみていってくださいね♪

Amebaでブログを始めよう!

マネキンのお仕事後に書く日報、デモンストレーション日報は、お仕事をした証明です。

日報をしっかりと書くことで、初めて給料を頂けます。

日報の書き方次第で、マネキン会社に「今日も頑張ってくれたね」とアピールできるし、メーカーさんから指名を頂くきっかけになることもあります。


でも・・・

「日報ってどう書くとよいのか分からない」

「書くのが面倒」なんて思っていませんか?

書き方のコツさえ掴めば、

記入欄に書ききれない程になりますよ。

1日8時間くらい働くんですから、その間にいろんな「日報を書くヒント」がたくさんあります。


お仕事の内容やマネキン会社によって日報の書式も違うので、

入荷数や販売数などの細かい事は、マネキン会社に聞きましょう。

ここでは、お客さんの感想や意見などの自由に記述する欄について書きます。


マネキン会社との打ち合わせをする際に、特に聞き出して欲しいポイントやメーカーからの要望があれば、まずそれを重点的に聞きます。

例えば、「購入した方の感想と買わなかった方の反応を詳しく書いて欲しい」ということであれば、試食を勧めながら状況を伺います。


接客中に「これは!」と思う意見や反応があれば、お客さんが離れた後にすぐメモする!

(らほは、メモする際にご意見などを頂いた年齢層や性別もメモしてます。)

よい意見や悪い意見、「こんな料理に使ってるわよ」なんて意見もどんどん書いていきます。

そうすると、意見をたくさん出てきます。それを日報にまとめると、結構難しくありません。

些細なことでも日報に書くことで、メーカーさんも「そんな意見もあるんだ!」と参考になるそうです。


お客さんも反応も

「甘い」

「酸っぱい」

「子供でも食べられる」というよりも


「みずみずしくて甘い」

「酸味と甘みのバランスがいいね」

「鍋やカレーなどに入れてもいけそうだね」

「この商品は辛いと思っていたけど、子供も喜んで食べている。食べやすい味だ」

「もっちりとしていて食べ応えがある」

「試食して頂いたうちの8割が甘い、2割が酸っぱいと伺いました」などと

具体的に書くことで、更に読み手(メーカーさん)にも的確に伝わります。

反応を頂いた方の年齢層も添えると、より反応が分かりやすいかと思って記入してます。


また、些細な要望でも、日報に書くことで

メーカーさんにも大いに意義があります。

らほの体験談。こんなことがありました。


某メーカーさんのヨーグルトの販売で試食をして頂いたところ、

「僕は、ブドウ味のヨーグルトがあれば、毎日食べるよ!」という小学生や

「いろんなフルーツが入ったものがあると嬉しいね」などの意見を頂きました。

それを日報に書いたところ・・・

約1年後にたまたまスーパーでそのヨーグルトを見たら!!

ブドウ入りとフルーツミックス入りのヨーグルトが新発売されてました!!!


もしかしたら、単なる偶然かもしれません。

らほの日報がきっかけで新商品が出たのかは分かりませんが、

新発売のヨーグルトを見て、あの時会った小学生が喜んでいる顔が浮かんできて嬉しいなと思うと同時に、

また、マネキンの仕事の素晴らしさも感じました。

消費者の意見をダイレクトにメーカーに伝えられるなんて、すごいお仕事だと思います。


また、日報をしっかりと書くことで、メーカーさんから次のお仕事を指名で頂くこともあります。

「いつも日報をしっかりと書いてくれるので、その日の店舗の状況がよく把握できて参考になります」

などとメーカーさんから言われることもしばしばです。


日報は、大手メーカーでも個人の企業でも、メーカーのトップの方も閲覧して参考にしていると聞きます。

日報の内容が新商品などの開発につながると思うと、とってもやりがいも感じますよね。

そんなマネキンさんが1人でも増えてくれれば嬉しいです♪