先日のブログでは減価償却
についてお話しさせて
いただきました!
先日のブログを読んでいない方は
こちらから
今日は減価償却費の計算方法の
話です。
この減価償却費の計算方法は
主に定額法と定率法というもの
があります。
この2つの計算方法を
具体的にみていきます
例えば
1億円の機械を購入
したとします(耐用年数は
5年とします)。
①定額法で計算した場合
1年目 1億円×償却率0.200
=減価償却費2,000万円
2年目 1億円×償却率0.200
=減価償却費2,000万円
3年目 1億円×償却率0.200
=減価償却費2,000万円
②定率法で計算した場合
1年目 1億円×償却率0.400
=減価償却費4,000万円
2年目 (1億円-1年目減価償却費
4,000万円)×償却率0.400
=減価償却費2,400万円
3年目 (1億円-1年目減価償却費
4,000万円-2年目減価償却費2,400万円)
×償却率0.400=1,440万円
とこんな感じになります。
1億円に0.200や0.400を
掛けていますがこれは償却率
というもので、0.200や0.400という
数字は耐用年数が5年の場合の
償却率です。
償却率は国税庁のホームページに
掲載されています。
定額法の方はわかりやすいですよね
毎年一定額を経費にしていきます。
一方、定率法は購入代金から過去の
減価償却費を引いたものに償却率を
かけていきます。
3年目でいうと、購入代金の
1億円から1年目の減価償却費
4,000万円と2年目の減価償却費
2,400万円を差し引いたものに
償却率をかけて計算します。
ここで注目してほしいのは
1年目と2年目の減価償却費の
違いです!
どちらの金額が大きいでしょうか
定率法
ですよね。
ここで大事なのは定率法の方が
早く経費にすることができる
ということです。
事業経営を行っていく上では
機械等の設備投資をした際に
早く経費にするということは
資金繰りの面からも
とても大事なことです
なぜ、早く経費にすることが
大事なのかは次回以降の
ブログでお話しさせていただきます
続きは下のブログを
ご覧ください!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また、お会いしましょう!