ヨルダン2:1日本

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いささか六菖十菊の感はあるがヨルダン戦を観た感想を書く。


刻々と状況は変化していたのにザケローニ監督は商業主義に毒され勝ちにいったことがブラジル行きを決められなかった最大の理由だと思う。


本田と長友がケガで招集を見送られ、替りに誰が起用されるかがポイントだったが本田の替りには大半の予想を裏切り香川を、長友の替りにカナダ戦で攻撃に見るべきものがあった酒井高徳を起用した。


プレミア・リーグでアジア人初のハット・トリックを達成した香川のトップ下は国民みんなが見たがっているポジションだろうし、酒井高徳の左バックは攻撃を重視すれば当然だろう。


ただヨルダン対日本戦に先立ちオーストラリア対オマーンが引き分け、日本は引き分けでもワールド・カップ出場をきめることができる状況になった。


引き分け狙いならベテランで、チームでボランチを勤めることもある中村憲剛だろうしカナダ戦で痙攣した酒井高徳でなく守備力重視で駒野起用だろう。



ザケローニが最初に酒井功徳を代え駒野を起用したのは遅きに失した感はあるが正解である。


決定的な2点目を失ったのは酒井孝徳のサイドである。なんでサイドを突破される段階でファールをしてでも止めなかったか。カバーに行った吉田までが抜かされ万事休す。


これが激しいがフェア・プレーを重んじるプレミア・リーグに所属する吉田でなければシナリオは違っていただろうか。


この試合は先制点は絶対に許してはいけない試合だった。それを選手に徹底し選手起用で意識付けしなければいけない試合だった。勝ち点1を取れなかったのはザケローニの采配ミスだが、重視しなければいけないのはオーストラリアがホームでオマーンと引き分けたということ。事実上、日本は出場を決定した。


名実ともにブラジル行きを決定するのは残り2試合を勝つことでなく引き分けで勝ち点1を取ること。

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天皇杯

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元日の天皇杯決勝を観た。結果は柏の1:0の勝利。この結果が一番丸く収まる形でいい結果だと思う。リーグ戦4位でACL出場を逃した柏も天皇杯優勝で出場権を得たしね。


試合は立ち上がりガンバ大阪の方が優勢かに思えたが自分たちに流れが来ているときに点を取れなかったことが全てではないか。逆に言えば柏は最後まで足が止まることなく、よくみんながボールを追いかけ回していた。


運動量が衰えなかったこと、これが柏の勝因だろう。

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日本代表U-23 完敗

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日本代表U-23が3位決定戦で韓国代表U-2302で完敗した。


韓国のこれまでの試合を見ていないので、あくまで印象だが自分のサッカーをしようとする理想主義の日本が勝負に拘る冷徹な現実主義者の韓国に手もなく捻られたように思った。


パク・チュヨンはディフェンダーが鈴木大輔ひとりになる瞬間を、獲物を狙う狼のように待っていたに違いない。日本の中盤でパスがきれいに回っていたが持たされていたんだろう。韓国がするサッカー自体は前線に長いボールを蹴りこんで身体能力で起点になり攻撃をしかけていくというだけであって創造性も何も感じられなかった。

しかし、ク・ジャチョルが2点目を冷静に決めるとゲームはホン・ミョンボ監督の思い描く通りの展開になる。


2点目を取られた瞬間に寝床に向かった私は自分が偏狭なナショナリストだということを自覚した。


韓国は銅メダルを獲得したが、そのやろうとするサッカーに未来につながる種子はないように思う。完敗した日本の幼稚な理想主義に明日の希望を見出したい。これは単なる負け惜しみだろうか。

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なでしこの種

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なでしこジャパンは残念ながら念願の金メダルを手にすることはできなかったが、強豪ひしめく中、堂々の銀メダルを獲得した。素直に称賛したい。


決勝戦を振り返れば前半8分にモーガンにゴール左から折り返され、ロイドに決められた1点目がすべてのような気がする。


なぜ岩清水が追って折り返すスペースを与えない守備ができなかたか。予選リーグから準決勝まで抜群の守備力でなでしこの決勝進出に貢献してきた岩清水だが、この試合、疑問符のつくプレーが何度かあった。


微妙な判定も相手GKのファインプレーもあって、結果として1対2で敗れたがなでしこはほぼ互角にアメリカとわたりあった。


ブラジル代表監督も決勝戦の内容を観れば、なでしこがこの場にふさわしいチームであることを認めただろう。


この試合が次のなでしこの種を植え付けたことを期待したい。

韓国大統領の竹島上陸。明日未明の男子サッカー3位決定戦と女子バレー3位決定戦。

政治的パフォーマンスとしては絶妙なタイミングなんだろうが、一スポーツファンとしては最悪のタイミング。

苦しみながらなでしこジャパンが決勝にすすんだ。


フランスの2つのミス(GKのキャッチング・ミスとPK失敗)に助けられたとはいえ、強豪フランスから2点を獲り、失点を1点に抑えたのはなでしこの実力だと思う。


いくつか注目点を挙げたい。


日本の2点目。宮間のフリー・キックから坂口のヘッドで得点したシーン。

大儀見が坂口と反対に動いてディフェンダーを引き付け、坂口をフリーにした点。

187センチのルナール対策として高いボールでなく、あえて腰ぐらいの高さのボールを蹴った点。あの得点は何度も何度も練習したセット・プレーだと思う。


PKを取られ、イエローカードを受けた坂口に代えて田中明日菜を投入した佐々木監督の危機管理能力。もし2枚目のイエローカードをもらって退場者がでれば、後半PK失敗後の猛攻ぶりから考えて勝つことは難しかったと思われるので、監督として的確な判断であった。


しかし後半PK失敗後のフランスには「手負いのトラ」の凄みがあった。

なでしこは前半のボール支配率60%が嘘のように、ただただフランスの猛攻に耐えるしかなかった。特筆すべきはGK福元の神憑り的なセービングであり、岩清水、熊谷の堅実なカバーリングである。


いよいよ決勝まできた。相手はワールド・カップと同じアメリカである。


ここまでくれば理屈ではない。なでしこの健闘を祈るばかりである。

オリンピック サッカー

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オリンピックのサッカーは男女ともにベスト4に進んだ。



まずなでしこ。ブラジルの監督は日本は守備的で金メダルにふさわしくないとコメントしたが、ブラジルの攻撃が凄すぎて守備的に戦わざるを得なかったのであって、決して意図して守備的に戦ったわけではないだろう。


圧倒的なブラジルのゲーム支配の中、スコアとしては2:0で勝利したということになでしこの凄みがある。


1点目は早いリスタートから、2点目はカウンターでの得点で、こすからい、強かな得点であった。試合に負けて勝負に勝ったという言葉があるが、まさにこの準々決勝の試合を言い当てて妙である。


澤は次戦フランス戦に絶対に勝つという。強かな彼女たちを信じたい。



次に男子。永井、大津、清武に注目されがちだが、これまで4試合を無失点に抑えている権田、吉田を中心とするディフェンダー陣を評価したい。前線からのディフェンスをふくめ、参加チーム中、最強のディフェンスなのではないか。


準決勝のメキシコはテストマッチで勝っている相手だし、日本の状態は当時より良くなっている。またメキシコは準々決勝を延長で勝ち上がっており体力的にも分がある。テストマッチで途中出場したドス・サントスが先発してくるだろうし、決して侮れないだろうが勝算は50%以上あるとみる。


なお、韓国が準々決勝でホスト国でサッカーの母国、イギリスを破りベスト4に進んだ。

何かと因縁の隣国だが、素直に快挙を称賛したい。



なでしこ 茨の道

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なでしこがF組2位で決勝トーナメントに進出することが決まった。


あからさまな引き分け狙いの試合運びなど賛否両論あるだろうが、目標に掲げている金メダルを取ることを至上命題とするなら、致し方ないだろう。ワイド・ショー等マスコミも概ね、そういった論調だったように思う。


そして対戦相手は意外にもブラジルに決まった。


試合を見ていないから憶測にすぎないがブラジルにも思惑があって、米国と決勝まで対戦しない、こちらのブロックを選択した可能性も否定できない。


日本が勝ち上がった場合の想定対戦相手はブラジル、フランス、米国。現時点での3大強豪国とあたることになった。


これからは思惑なんて通用しないガチンコ勝負がつづく。なでしこの奮闘に期待したい。

鯛の頭に秋刀魚の尾

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昨日のなでしこに関する拙文を読み返してみて、鯛のおかしらに秋刀魚の尾がついているような違和感があった。


優勝する確率について自問しながらフランス戦がキーポイントになると、チンプンカンプンなことを言っている。


決勝であたるのはアメリカだと思うが、この試合に勝つ確率は25%と予想していて、全体として優勝確率は6%から12%くらいだと思う。


机上の空論がはずれてくれることを祈る。

なでしこ、いよいよ発進

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金メダルの期待が大きい「なでしこジャパン」だが、優勝の可能性がどのくらいあるか、個人的に考えてみた。


まず1次リーグはE組、F組、G組、各4チーム計12チームで優勝が争われる。決勝トーナメントに進出できるには8チームで、逆に言えば各組の最下位かよほど勝ち点を失わない限り、まず間違いなく決勝トーナメントに進出できるということだ。

決勝トーナメントの組み合わせは図の通りである。



Mandarin-Cafe
ここで着目すべきは日本がF組で、1位になろうとも2位になろうとも、順当ならE組とG組の1位になるであろうアメリカとブラジルには決勝まで戦わなくて良いし、かつどちらか1チームとは戦わなくともいいということである。


ここで先日のテストマッチ、フランス戦が非常に重大な意味を持つ。日本がF組の1位で通過すればG組2位のフランスと準々決勝で対戦することになる。F組の2位としてもスェーデンがフランスを破ってくれない限り準決勝でフランスにあたることになる。

いずれにせよ日本の決勝進出のキーポイントはフランス戦となると予想する。


あらためてテストマッチを振り返ろう。2失点はスピードと高さ、要は身体能力の違いによる失点であり、日本が敗戦する場合のパターン(たとえば、アメリカ戦のモーガンのスピードとワンバックの高さ)である。この試合、日本の得点機は2回あって、大儀見がGKと前であわせたシュートと宮間のFKGKがセーブしたのを澤がゴール左にはずしたシュートの2本である。印象としては終始、フランスに押され気味で完敗といってよい内容であった。


この試合をどう見るか。日本は勝てる試合を余力を残して負けたのか。私には、そう思えなかった。


もし本番でフランスと対戦したら、勝機は2550%だと思う。1点か2点の失点は免れないだろう。日本が失点を上回る得点を得られるか。テストマッチでみせたようなセカンドボールに対する対応の速さが日本がフランスを上回るポイントだから、セット・プレーの成否が勝敗を分ける気がする。テストマッチで日本が封印したと思える宮間と攻撃陣とのトリック・プレー(コナー・キック)も含めてセット・プレーに注目したい。

日本が得点できるのも1点か2点、失点も1点か2点だから、まさにギリギリの戦いになるだろう。


なでしこジャパンと佐々木監督がテストマッチで何らかの対策を得ていることを祈るばかりである。

勘違い

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なでしこオリンピック代表の対オーストラリア戦、壮行試合をTVで見た。


あぶなげなく3:0でオーストラリアを下したが、今までひっかかっていたことにハタと気がついた・・・


川澄選手とどこかで会ったことがあるような気がして、ずっと気になって記憶をたどっていたのだが、ハタと判明したのだ・・・


本人と会った訳でない。社会に出た頃、会社のイベントでかみさんと知り合ったのだが、その当時のかみさんが川澄選手にそっくりだったのだ・・・

川澄選手、サッカー選手としては美人で通っているようだが、一般的には十人なみだろう。


愛嬌のあるのが川澄選手も当時のかみさんも共通していたと思う・・・


「当時の」とことわった理由はいわずもがななので言わない。


半分はのろけ、半分は自責の文である。(笑)